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2010年10月31日

事業仕分け

おはようございます。
こばやし鷹之です。


昨日はすごい雨でしたね。
週末のイベントは殆ど中止・延期となりました・・・
なので昨晩は、家族3人で迎える妻の初めての誕生日をゆっくりと祝えました。
5か月の娘と一緒にママへのプレゼントをつくりました。
粘土に片手を押しつけて手形をとって、焼いただけですが・・・
みなさんは、どのように過ごされましたか?

さて、昨日、事業仕分けの第3弾が終了しました。
前の職場の先輩であり、普段お世話になっている、民主党の玉木雄一郎議員がとりまとめ役を務めていて、先輩の活躍する姿に刺激を受けました。
党は違えども、尊敬できる方とは、この国の未来を作っていくために協力できる部分はどんどん協力していくべし、というのが私のスタンスです。
その代わり、意見が異なる点については相手よりも良い提案を示し、実行に移していく。
そんな切磋琢磨する政治の実現に少しでも貢献したいです。

その事業仕分けですが、個々の論点はさておき、全体として二つ感じたことがありました。


1つは、良いと思った点。
それは、有権者にとって専門的で難解な点をできる限り分かり易く示す努力をしている点です。
例えば、先日取り上げられた、外国為替資金特別会計の積立金の話。
この場で詳しい話は避けますが、この特会が現在保有ししている外貨建て資産(その大半は米国債と言われています)を売却して借金を返せないのか、という質問が仕分け人から出たそうです。

「そんなことしたら、米国債市場に多大なインパクトを与えて、金利が上昇し、金融市場が混乱するじゃないか!」

というのが専門家としての立場です。
私も以前国際金融に関わっていた者として、「ちょっと基本的過ぎる質問じゃないか?もっと仕分け人は勉強して臨んだ方がいいんじゃないか?」
と一瞬思ってしまいました。

でも、見方を考えれば、専門家以外の方にとってみれば、

「たくさん資産があるんだったら、それで借金を返したらいいじゃないか」

と考えるのが自然なわけで、仕分け人の単なる勉強不足か、意図的な質問であったかどうかは別として、専門家の言い分にもしっかりと耳を傾ける姿勢さえあれば、結果としては有権者の理解が深まる効果があったと思います。


一方で、もう一つ気になったことがあります。
やはり、蓮舫大臣や枝野前幹事長らの一部の仕分け人の態度です。
政治家としてのパフォーマンスなのでしょうが、官僚を上から目線で威圧し、「抵抗勢力」としてのレッテル張りをしようとする意図が透けて見えます。
元官僚であるからといって、私は官僚を擁護する立場はとりません。


ただ、中にいたからわかることがあります。
ごく一部の官僚が不祥事を起こすから、十把一絡げに官僚全体にネガティブなイメージが持たれている傾向があります。
しかし、実際には、この国の未来を真剣に考えて粉骨砕身している人がたくさん存在するんです。
家族との時間も犠牲にしながら、誇りを持って頑張られている人がたくさんいます。
テレビを見ていて、知人の官僚が何人か出てきていましたが、彼らの誇りを居丈高に一蹴する政治家の態度に、私は大きな違和感を覚えました。
官僚を共通の敵のような存在に仕立て上げて、有権者の感心を買おうとする態度こそ、迎合政治そのものだと思います。


我が国の三権分立、議院内閣制の原則に立てば、官僚が持つ国への奉仕の心を上手にマネジメントすることも政治に課された大きな役割です。
距離を近くすると官僚に取り込まれてしまうかもしれないとの懸念があるのかもしれませんが、逆に言えば、政治家としての気迫さえ備えていれば、そんなインセンティブを官僚が抱くとは思えません。
むしろ、意欲ある人に思う存分働いてもらう環境を整備していくことによって、我が国最大のシンクタンクの力を最大限引き出して世界と勝負していく体制を作っていくべきではないでしょうか。

2010年10月30日

欧州版IMF

こんにちは。

こばやし鷹之です。


暫くご無沙汰してました。

自分の事務所をゼロから立ち上げるのは、思っていた以上に大変で、組織に属していた時には誰かがやってくれていたことを全て自分で対処しなければなりません。

それも楽しくやっているのですが、少々時間に追われていました。


台風がかなり接近してきたようですね。

風雨が強まってきました。

気温も低いですから、みなさん、気をつけてくださいね。

温かい部屋で家族団欒する良い機会かも。

しばらく更新を滞っていたので、色々と書きたいことはあるのですが、今日は国際金融ネタです。

先日のEU首脳会合で欧州版IMFの設置に向けた合意がなされました。



「欧州版IMF」と言われても、普通はピンと来ないと思います。

そもそもワシントンに拠点を置くIMF(国際通貨基金)って何のためにあるの?ということですが、分かり易く言えば、「ある国が緊急に資金を必要としているけれど、信用がなくて他国政府や市場から資金を調達できない時に、一定条件の下でお金を融通してくれる金融機関」ということになります。


そのIMFの欧州版を今回作ろうということになったわけです。

何故か?

先般のギリシア危機の反省です。


これは何かと言えば、

借金残高(ストック)が膨らみ、財政赤字(フロー)も一向に減らないギリシアに対して、本当に借金が返せるのか?との不安が市場に広がったんですね。

そうすると、ギリシアに資金を貸し付けていた人は、もう資金を貸さなくなります。

本来、普通の国は、借金の返済期限が到来すると、「借り換え」といって、新たな借金をして古い借金を返します。

時間をかけて少しずつ残高を減らしていくんですね。

でも、新たな借金ができなくなれば、古い借金を返せなくなるわけですから、倒産してしまいます。


仮に、ギリシアが倒産(=借金を踏み倒す)することとなれば、欧州各国の金融機関がギリシアに対して保有する巨額の債権は紙切れになってしまう。

そうすると、各金融機関の財務状況が悪化して、各国において金融不安が広がり、大変なことになってしまう。

ドイツやフランスのように、政府が金融機関を助けられる力を持つ一部の国を除くと、経済が大混乱する結果となるわけです。


こんな結末を回避するために、ギリシアに対しては各国から金融支援が行われ、何とか危機は回避されたわけですが、この反省に基づいて、域内国が同様の事態に陥った時に速やかに支援できる仕組みを構築しておこうというのが今回の欧州版IMFということになります。


以前、国際金融の仕事を担当した人間の感覚から言えば、欧州版IMFの設置に至るためには、乗り越えなければならないハードルがたくさんあります。

会議で決められた2013年までの設置の実現可能性は未知数です。

でも、今回設置の合意に至ったことだけでもすごいと思うんですね。


今から10年以上前。

1997年にアジア通貨危機が起こりました。

その反省を踏まえて、日本がアジア通貨基金(AMF)構想を打ち上げ、日本主導で設立に向けた動きが始まったんですね。

でも、最終的には頓挫しました。


本体であるIMFと機能がかぶってしまうため屋上屋を架すことになるという表向きの理由もありますが、アメリカと中国の反対にあったというのが実情です。

自らの息のかかったIMFとは別にアジアで勝手な動きを許したくないアメリカと、日本がアジアの覇権を握ることを恐れた中国とが、歩調を合わせたわけです。

呉越同舟ですね。

日本は掲げた旗を降ろさざるを得なくなったわけです。


国際金融に限らず、何事につけても、この小さな島国は巨大な中国とアメリカとの間で難しいポジション取りを迫られてきています。

中国との関係で日本を味方に付けておかねばならない米国と、米国をけん制するためにも日米関係にくさびを打ち込みたい中国。

今の政権運営を見ていると、右と左をキョロキョロ見ながら、顔色を窺っているようにしか見えませんから、他の国々の目にも、今の日本は、米中関係という大きな海原の中でただ漂流を続ける小舟に映っているに違いありません。


でも、その日本丸には1億2000万人もの乗客が乗っているんです。

座礁や難破をするわけにはいかないんです。

そういう大国の間に挟まれているからこそ、レバレッジを効かせられる点もたくさんある。

自ら有利な状況を創っていくことだってできる。

そのためには、まずこの船がどこに向かおうとしているのか明確にしなければ自力で航海を続けることはできません。

それを明らかにするのが政治の役目です。



(欧州版IMFから話がそれてしまいましたが・・・)

2010年10月20日

八千代市医療問題研究会


こんばんは。
こばやし鷹之です。


最近徐々に寒くなってきましたね。
日も短くなってきて、朝起きるといつも真っ暗。
布団から出るのが辛いです・・・
横で無邪気に寝ている娘を起こさないようにそっと起きて外に出て行きます。


さて、先日は、八千代市医療問題研究会に参加させていただきました。
医師、歯科医師、薬剤師、助産婦等の方々や議員の方々など、多様な関係者が一堂に会して、八千代市の医療問題について議論しました。
私自身、行政に携わっている時にタテ割りの弊害を常に感じ続けてきたのでこのように現場の方々が、職種横断的に連携しようとしている姿勢は素晴らしいと感じました。
人の体、命を守る、という点では、思いは一緒のはずですからね。


医療現場の様々な課題について勉強させていただきましたが、とりわけ印象に残ったのは、

・千葉県は、医師数・看護師数の対人口比がそれぞれ全国45位、46位という意味で医療後進県であるという事実。医療関係者がフル活動している中で、キツイ医療現場での人材獲得は容易ではないこと。

・特定健診(特定健康診査。いわゆるメタボ健診ですね)では、主に尿検査により実施しているが、これだと本来必要とされる情報のたった3割しか得られない。したがって、医師として十分な説明責任を果たすためには心電図、眼底検査、腎機能の診査も必須にすべきであるという意見が多かったこと。

・日本がワクチン後進国とはよく言われることですが、思っていた以上に、海外標準に比してワクチン接種に関する考え方が遅れているという事実。そしてそのために、命を落とし、あるいは、重い後遺症を患う子どもがたくさん存在するという事実。「これから超高齢化社会を迎えようとしている中で、これからお年寄りを守ってくれるのは子どもたちだ。その子どもたちを守らないでどうするんだ!」ある小児科医の方の憤りには、医師としての使命感がひしひしと感じられました。

必死になって現場で頑張られている方々を必死になって応援することが政治です。
現場の方々に負けない使命感を持って医療行政を改善していく必要性を感じました。

2010年10月16日

為替報告書

こんばんは。
こばやし鷹之です。


今日は良い天気でしたね。
八千代では、今日と明日の二日間、「どーんと祭り」が開催されています。
最近、娘と過ごす時間が少なかったので、午前中の空いた時間を利用して、娘と二人でデートしてきました。
だっこ紐でだっこして連れて行きました。
会場では、優しいおばあちゃんたちに可愛がっていただいて上機嫌でした。


さて、書きたいことは色々あるのですが、今日は国際金融の話です。
でも、そんなに難しくはありません。


昨日15日、アメリカの財務省が「半期為替報告書」の公表を延期しました。
この報告書とは何か?
大雑把に言えば、アメリカの法律は、年に2回、財務省が貿易相手国について為替操作しているか否かを判断して議会に報告しなければならないとしています。報告期限は原則として、毎年4月15日と10月15日。
仮にある国が為替操作していると判断された場合は、財務長官(財務大臣にあたります)があらゆる国際会議等の場を利用して交渉にあたらなければならないことなどが定められています。


ここ数年、この報告書が全世界の注目を浴びています。
もっと言えば、人民元の相場を為替介入によってコントロールしている中国を「為替操作国」として米財務省が認定するかしないかという点のみに注目が集まります。


今回、10月15日の期限を米財務省が延期した表向きの理由は、来月開催されるG20首脳会合など、国際会議において中国政府の努力を期待したいから、ということになっています。
それはそうなのでしょうが、私はもう一つ理由があると思います。


来月2日に行われる中間選挙の存在です。
中間選挙とは、4年ごとに行われる大統領選の2年後に行われる連邦議会の選挙のことです。
2008年にあの歴史を変えた大統領選があったので、今年がその中間選挙の年にあたります。


特に、自動車産業など製造業が盛んな州から選出された議員は、景気・雇用の落ち込みに対する地元有権者の不満を、中国製品の大量流入をスケープゴートにする傾向があるので、中国が為替操作を通じて輸出を促進しているとして痛烈に批判します。
特に選挙の直前はなおさらです。


今回、米財務省が報告書の提出を延期したのは、おそらく、今回も中国を為替操作国として認定することは難しいと判断したからだと思います(これまでも認定することを避けてきています)。
政府が予定通り、選挙前にその判断を公表すれば、議員から糾弾されることは間違いない。
なので、国際会議というタテマエを使って、判断を先送りした形をとったのだと思います。


中国が為替操作をしていることは明らかなのに、何故米財務省が為替操作国として認定できないのかと言えば、(以前のブログで書いたとおり、)中国の為替介入が米国債を買い支えている構図になっているからです。
分かり易く言えば、中国が人民元を売却して購入した米ドルを米国債で運用、すなわちアメリカの借金を中国が為替介入によって支えている構図になっているわけです。


したがって、アメリカが中国を批判して為替介入をやめさせれば、アメリカは中国から借金ができなくなるんです。
2010年度も昨年度と同様1兆ドルを超える借金(約1.3兆ドル)をすると見込まれている中で、自分の首を絞めることもできないわけです。


意図しているかどうかは別として、中国とアメリカとの結びつきが結果として強まっていることに私は懸念を抱いています。
何故なら、それはアメリカが中国に面と向かって物を言いにくい状況が生じていることを意味するからです。


勿論、中国はそのことを理解した上で外交を「上手に」展開しています。
西太平洋へ進出すべく、ガス田や尖閣の件でも、アメリカが日本を全面的にかつ全力で支援しにくい状況を見抜き、独自の海洋戦略を一歩ずつ強引に実行に移しているように思われます。


仮に、民主党政権が、柳腰だか弱腰だが知りませんが、今のような戦略無き外交を続けた場合、本州・沖縄・台湾を結ぶラインは中国にいずれ突破され、西太平洋は中国の海と化します。
そうなると、潜水艦から打ち出す核搭載ミサイルの射程範囲にアメリカが入ることになり、アメリカと中国の立場はますます対等に近付くでしょう。


そうすれば、我が国はどうやって生き抜いていくのか。
とても難しい判断を迫られることになります。
小さな島国なのだから、他の国以上に、徹底的に考え抜いて行動しなければなりません。

2010年10月14日

信じ抜くこと ~チリの鉱山落盤事故の救出劇を見て~

こんばんは。

こばやし鷹之です。

スポーツの秋。

みなさん、体を動かしていますか?

今日は、残念な知らせがありました。

東京マラソンの抽選に漏れました・・・

ショックです・・・

たまに体を極限まで追い込んでおくと、すべてが楽に感じるので、良い機会だなと思ってたんですけどね。

さて、極限と言えば、桁外れの極限状態に置かれていた方々がいらっしゃいました。

チリの鉱山落盤事故。

発生から70日間が経ち、33人全員が救助されました。
なんと言っていいのか、うまい言葉は見つかりませんが、

とにかく素晴らしい!すごい!としかいいようがありません。
本当に良かったです。

33人の方が置かれていた状況は私たちの想像を絶するものだったと思います。
でも、無理は承知であえて想像してみます。
とりわけ、落盤が判明した瞬間から地上と連絡がとれるまでの17日間。
今振り返れば、最後に救助された方のリーダーシップが素晴らしかったね、と簡単に言えますが、その時は本当に凄まじい状況だったと思うんです。

地下700メートルでの落盤事故。

普通の人間であれば絶望しますよね。
食料が一日一日減っていく中で、気が狂う人が出てきても全くおかしくない。
そのような状況の中で、全員が無事だった。

助かる根拠なんて全く無いにもかかわらず、

「必ず生き抜いてみせる」
仲間と共に信じ抜いたんだろうと思います。

ふと、大事MANブラザーズの「それが一番大事」の一節を思い出しました。
これは私の好きな歌の1つです。


負けない事
投げ出さない事

逃げ出さない事

信じ抜く事

駄目になりそうな時 それが一番大事


信じ抜く強さ。
改めてこの大切さを意識させられた事件でした。
同時に、
一人よりも二人、二人よりも三人、仲間がいればより強くなれる。
絆の力。
自分ももっと強くなりたいし、もっと多くの仲間と絆を結んでいきたい。
そう思わずにはいられません。

2010年10月12日

仲間が増えました

こんばんは。
こばやし鷹之です。


今朝、新検見川駅前での演説を終えると、お腹がペコペコ。
駅前のパン屋で揚げたてのカレーパンを買いました。
予想を裏切って、中に半熟卵が。美味しかったです。
ささやかな幸せです。


さて、これまで地元では1人で活動を続けてきましたが、
今日から、仲間が加わってくれることになりました。

6歳の時からの友人。

心から信頼できるし、
能力は高いし、
自分に無いものをたくさん持っています。


思いを共有する仲間と、1人でも多くの方に熱を伝えていきたいです。


2010年10月11日

共助

こんばんは。
こばやし鷹之です。


3連休。
みなさまはどうされましたか?
関東地方はあいにく前半雨模様でしたが・・・


今日は、地元の幼稚園の運動会に顔を出させていただきました。
挨拶も入場行進も歌もダンスも元気はつらつ。
ちびっこ達がとても可愛らしかったです!
私からは、


・一番大切なことは、転んでも、擦りむいても、最後まで諦めずに頑張り抜くこと。
・私も、園児のみんなが20年後、30年後、大人になった時に、この国に生まれて良かった、この八千代で育って良かったと心から思えるように頑張り抜くこと。


を伝えさせていただきました。
子供たちが一生懸命頑張る姿を見ていて、まさに日本の宝だなあと思いました。 



また、昼頃から、前習志野市消防団長の石井友治氏の瑞宝単光章授章祝賀会に出席させていただきました。
300人を超える方が集う賑やかな会合でした。


私は、今の社会は、自助、共助、公助のバランスが欠けていると感じています。
特に現政権となってから、公助の比重が増え、自助のインセンティブを欠く政策が取られていることは非常に不健全です。


そして、それと同様に気になるのが、共助の比重の低下です。
消防団というまさに地域コミュニティの絆で地域の安全や住民の命を守る存在は、共助の最たる例として挙げられるべきものです。
その消防団も、徐々に平均年齢が上昇し、団員数も減少傾向にあり、共助の機能にほころびが見えつつあるのが現状です。


1972年に消防団員になられて以来、約40年間にわたり、地域の消防に関与されてきた石井さんからは、地域に奉仕していることへの誇りがひしひしと感じられます。
そんな誇りを次の世代が引き継ぎ、共助の役割をしっかりと果たしていくことが求められていることを改めて感じさせてくれた会でした

2010年10月10日

G7

こんばんは。
こばやし鷹之です。
今日も雨でしたね。
地元の小学校の中には、場所を校庭から体育館に移して運動会を決行したところもありました。
体育館の中での運動会。
みなさん残念がっているのかな、、、と思いきや、熱気むんむんで驚きました。
場所が狭くなった分だけ、参加者の距離が狭まり、和気藹々とした雰囲気が強まっているのかな、とも思いました。
さて、フジタの高橋定さんが釈放され、本日無事帰国できたことは本当に良かったです。
ご家族の方々も本当にご苦労されたと思います。
一方で、菅総理は、「いろんなことが元通りに戻っていく」と期待を込めたコメントしたそうです。
みなさまの日常生活から距離のある、中国との問題をこのブログで立て続けに記すことは本来したくありません。
しかしながら、このコメントにも、一国のリーダーとしての危機感が著しく欠如しているので、ひとこと言わせていただきます。
菅総理の考えは甘過ぎる。
尖閣にしろ、ガス田にしろ、日中間の懸案事項に関し、今後日本政府が交渉する際のポジションは、今回の事件前に比べ、日本に不利な方向へと確実に変わっている。
不当な行為で既成事実を強引に作っていく動きを止めるためには、上記のような呑気なコメントをしている場合ではないことに早く気付いて欲しいです。
話題は変わって、今週ワシントンで開催されたG7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議)が閉幕しました。
今回もコミュニケ(共同声明)が公表されていないので、何とも言えませんが、為替が主要議題として取り上げられたのは間違いありません。
報道によれば、日本政府は、先般の円売り・ドル買い介入について各国の理解を求めたとのこと。
当然のことであり、別に卑屈になる必要はありません。
確かに、中国政府の為替操作を牽制する観点からは、日本の為替介入を肯定的に捉えることはできません。
不況の中、自国通貨高に働く円売り介入を快く思わない国もあるでしょう。
しかしながら、中国と日本の為替介入は全く意味合いが異なります。
中国は価格競争力を高める上で一定水準の相場を維持するために介入を継続しています。これを認めると全ての国が通貨切り下げ(近隣窮乏策)に走るためよろしくありません。
でも、日本は急激な為替市場の動きを和らげることが目的のはず。これは過去のG7の合意事項でもその趣旨は認められています。
ちなみに、2009年10月のG7のコミュニケは下記の通りです。
「我々は、強固かつ安定した国際金融システムが我々の共通の利益であることを再確認する。為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済及び金融の安定に対して悪影響を与える。我々は、引き続き為替市場をよく注視し、適切に協力する。」
しかも、アメリカとの関係においては、為替介入は別の意味を持っています。
確かに、日本政府が為替介入すると、円安・ドル高方向に働くわけですから、不況にある米国製造業、とりわけ自動車産業を抱える州の議員が反対します。
特に、今の時期は中間選挙(4年後ごとに開催される大統領選挙の間の年に行われる連邦議員選挙)が間近に控えているので、なおさらその傾向があります。
しかしながら、一方で、日本が介入すれば、円を売って買い取ったドルは、主に米国債として運用されるわけですから、財政赤字に苦しむアメリカ政府を手助けすることにもなるんです。
最近は、介入を続ける中国が日本を抜かして米国債保有額第一位、すなわち米財務省の最大のお得意様となっていて、米中又は日米中の力関係にも大きな影響を及ぼしています。
もしも日本がアメリカと心中する覚悟さえあれば、日本の為替介入は裏ではアメリカを助けることにもなるわけで、感謝されこそすれ、非難されることではありません。また、アメリカの中国に対するバーゲニング・パワーを相対的に向上させることにもなります。
普天間問題などで傷ついた日米関係を修復する上でも、全く分野の違うこの為替介入を意義あるものとして位置付けることは十分可能です。
複眼的な政策の立案が大切だと思います。

2010年10月9日

ノーベル平和賞

おはようございます。

こばやし鷹之です。

今日は雨が降っていて少し肌寒いですね。

幼稚園・小学校の運動会も雨天順延のところが多いようです。

生徒のみなさんには、もう一度気を入れ替えて、頑張って欲しいです。

お弁当を用意していたお父さん・お母さんもお疲れ様です。



それにしても、昨晩は盛り上がりましたね!

サッカー日本代表。

ザッケローニ・ジャパン。

アルゼンチンからの大金星!

岡崎選手の決勝弾、何度見ても良いですね~。

やればできる、ということを若い選手たちが結果で示してくれたことは、漠然とした閉塞感が漂う今の社会に活力を与えてくれるはず。

「我々の目的はアルゼンチンに勝つことではなく、成長していくこと」

目先の勝利に浮かれず、先を見据えたザック監督のコメントは、指導者としてとても心強く感じます。


それだけでは、ありませんね。

鈴木章さんと根岸英一さんのノーベル化学賞受賞。

鈴木さんは80歳、根岸さんは75歳。

50年の長いドリームが現実になった」

という根岸さんのコメント。

勿論、鈴木さんや根岸さんのように、みんながみんなドリームを現実にできるかはわかりません。

でも、すごいなと思うのは、それだけ長い間、ドリームを持ち続けたこと。

私もそうありたいし、ニッポンをそんなドリーム人間で溢れる国にしていきたいですね!


さて、そのノーベル賞との関係で言えば、ノーベル平和賞を中国の劉暁波氏が受賞しました。

劉さんは、1989年の天安門事件以来、中国の民主化を訴え続け、2008年に共産党の一党支配を批判する「08憲章」と呼ばれる文書を発表したことで有罪判決を受け、現在服役中の作家の方です。



表現の自由という精神的自由権は、人類社会において、何人もの命を犠牲にしながら獲得された基本的人権の一つです。

人は表現をすることによって人格が形成されていきます。

裏返して言えば、表現の自由が抑圧されれば、人格形成に歪みが生じると思います。

人格形成に歪みが生じれば、意思決定にも歪みが生じるのは当然のこと。

国家の統治についても同様のことが言えると思います。

弾圧されることが100%確実な状況の中で、身の危険を冒してまで、自らの主張を曲げずに行動した劉さんの信念たるや想像を絶するものがあります。



それにひきかえ、今の日本は、中国政府による言論弾圧の対象と成り下がっている感が否めません。

漁船衝突の証拠ビデオを公開しません。

刑事訴訟法の規定によれば、初公判前であっても公益上の必要があると認められる時は証拠開示は可能なはず。

一部に日中関係の改善の兆しが見られる中で、中国の反発を恐れたくないという考え方は分からないでもありません。

しかし、そのような対症療法的な対応を続ければ、事あるごとに不当な要求をされ、その人質として邦人が拘束され続ける構図は変わらないでしょう。

そうではなくて、しっかりと証拠を国際社会に向けて開示して、いざという時には断固とした毅然たる措置をとる姿勢を国内外に向けて発信していくことこそが、日本の外交、政治に対する信頼感を向上させ、中長期的にも国益に資することになると思います。




たった一人の劉さんが国家を相手に筋を通したんです。
日本は列記とした主権国家です。
民主党政権には気概を持った外交に徹して頂きたいと思います。





2010年10月5日

NEWS ZERO


こんばんは。

こばやし鷹之です。


とても過ごしやすい一日でしたね。
外を歩いていてとても気持ちよかったです。


さて、今日は村尾信尚さんにお会いしてきました。
あのNEWS ZEROのメインキャスターの村尾さんです。


村尾さんは元の職場の先輩です。
昔から「社会を変える!」という良い意味での強いオーラがあり、また、仕事の進め方や部下への接し方もスマートで、私がとても尊敬している方です。
テレビでいつも拝見してますが、相変わらず、格好良かったです!


村尾さんから、人に伝わる話し方についてアドバイスをいただきました。


○ 情熱に勝るものはない。「伝えたい!」と思うものがあれば、多少話し方が下手でも必ず伝わる。どんなテクニックも情熱には勝てない。


○ その上で、意識すべきテクニックを挙げるとすれば、

 省言・・・言葉は短く。エッセンスだけを抽出するよう心がける。

 視線・・・相手の目を見て話す。

 脱官僚用語・・・中学二年生がこたつでみかんを食べながら他のことをしていても自然と耳に入ってくるような分かり易さを心がける。例えば、「国債」は「借金」と言い換えないと頭に入ってこない。「行財政改革」も「餃子一斉改革」としか聞こえない場合もある。



村尾さんは、若者が政治に無関心であることに以前から危機感を持っていらっしゃったそうです。
財政赤字、少子・高齢化が深刻化して、いずれ自分のこととして降りかかってくるにもかかわらず自分のこととして認識していない。
そんな若者たちが1人でも多く投票所に足を向けるように、そして、もっと良い日本をつくるために、NEWS ZEROのキャスターを引き受けたそうです。
なので、ライバル番組は、同じ時間帯の他の有名ニューズ番組ではなく、バラエティ番組だということでした。



村尾さんの言葉にはとても説得力がありました。
このままでは日本の未来はないという危機感と、何とかしてみせるという情熱をひしひしと感じました。
そして最後に、「地元を回っていても、世界の流れだけは常に意識しろ」とのアドバイス。



尊敬する先輩からたくさんエネルギーをいただきました。
頑張ります!! 


鷹之ブログ


2010年10月3日

全国一斉街頭演説

こんばんは。

こばやし鷹之です。

もう10月ですね。

本格的な秋。

食欲の秋。

読書の秋。

スポーツの秋。

みなさん満喫されていますか?

私は・・・最近体を動かせていません。

時間を作ってジョギングを再開しないといけないな、と思うのですが、なかなか難しいです。

自転車で移動しようかな・・・

さて、週末は、中国漁船の衝突事件・尖閣諸島を巡る民主党政権の対応について、自民党として全国一斉街頭演説を実施いたしました。

私も、千葉二区(八千代、習志野、花見川)の支部長として、本日、朝から夕方まで計15ヶ所で演説いたしました。

八千代農業会館前を皮切りに、最後は花見川区天戸付近の田んぼに至るまで、八千代市内6ヶ所、習志野市内5ヶ所、花見川区内4ヶ所。

思うところを言葉にしてきました。

応援してくださった方々、本当にありがとうございました!!

昼食を食べる間もなく、連続で行ったのですが、終わったのは夕方の5時過ぎ。

西の空が赤く染まっていました。

主張のエッセンスは次のような感じです。

・そもそも歴史的・国際法的に見ても、日本の領有権には異論を挟む余地は無い。にもかかわらず、今回の民主党政権の対応は、極めて大きな国益の損失につながった。なぜなら、(先日のブログにも記したとおり)日中の二国間関係というコンテクストは勿論のこと、全世界に対して、「日本は他国から不当な要求をされれば、いともたやすく譲歩しうる国である」という間違ったイメージが発信されてしまったから。

・政治主導を唱えるのであれば、検察の責任にするべきではない。仮に検察の独自の判断で船長釈放がなされたとすれば、法治国家としての原則を根底から揺るがす由々しき事態である。

・私自身の外交官としての経験に照らせば、外交とは「仲良しごっこ」ではなく、各国がそれぞれの国益を前面に出して、腹を探り合いながら、しのぎを削る真剣勝負である。自らの主張を正々堂々と行うことによって、初めて交渉をする上での信頼関係が生まれ、譲歩・妥協の素地ができる。過度な楽観主義に立脚し、交渉する前から自ら譲歩する予定調和型外交は、国際社会では非常識とされ、嘲笑の対象。

・国民一人ひとり、もっと突き詰めれば、身の周りに存在する、愛する家族や信ずる友の命を何があっても、何としてでも守り抜く気概がなければ、外交も政治もありえない。

異論のある方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身は今回の民主党政権の対応には、200%納得がいきません。

代表選という小さなコップの中の内向きな争いをしている間に政治的な空白が生じ、その間隙を縫うかのように生じた今回の事件。

お粗末極まりないし、その後の対応を見ても、民主党政権による心からの反省の意は全く感じられません。

とかく外交問題は、日常生活からは遠くかけ離れているように捉えられる傾向がありますが、気概を欠いた政治家による「火遊び」はこの国を火だるまにしかねません。

したがって、野党としては、このような外交上の汚点を二度と繰り返さないように、そして、誇りある、毅然たる外交をもう一度取り戻せるように、知恵を絞っていく必要がありますし、私自身も少しでも貢献できるように頑張ってまいります。

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