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2014年04月2日

集団的自衛権について

新年度となりましたね。

娘も保育園で一つ進級。

初めて制服を着ることもあって嬉しそうにしていました。

 

また、3月31日の深夜に地元に戻ってくると駅の運賃表を架け替える方々の姿が。同様の作業に多くの方が汗を流されたことと思います。

消費税率の引き上げを目前に控えた先週末は、地元の商店街の様々な店舗にて話を伺いました。多くの切実な声を頂きました。こうした声を踏まえて真摯に政治に携わってまいります。

 

さて、報道等でご承知の方も多いと思いますが、現在永田町においては集団的自衛権をどう考えるか、議論が本格化してきました。

地元の方々と話していると、

「地球の裏側まで戦争に行くかもしれないんでしょ?」

といった問いかけを少なからずいただきます。

 

そもそも、集団的自衛権とは何なのか。

そして、国内において、最高裁や内閣はどう解釈してきたのか。

簡単に記します。

 

まず、集団的自衛権とは、国連憲章51条において、

個別的または集団的自衛の固有の権利として規定されています。

大まかに言えば、

個別的自衛権とは、自国が他国から武力攻撃を受けた場合に実力を行使して反撃する権利です。急迫不正の侵害、必要最小限等、様々な要件はありますが、正当防衛をイメージしていただければ分かりやすいでしょう。

 

対して、集団的自衛権とは、自国が武力攻撃を受けていなくても同盟関係にある国等が武力行使を受けた際に発動する権利です。

この集団的自衛権を無制限に認めることとなれば、確かに地球の裏側にまで戦争に行く可能性も否定できませんから、無制限に認めるわけにはいきません。

しかし、だからといって、いかなる場合も集団的自衛権を行使できないとするのは、我が国を取り巻く国際情勢を考えれば非現実的だと考えます。

 

ちなみに、違憲審査権を有する最高裁は、昭和34年の砂川事件の判決において、「我が国が、自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために必要な自衛のための措置をとりうることは、当然のことと言わなければならない。」

としております。

この判決では、個別的、集団的といった区別はしておりません。

 

そうした中で、内閣、すなわち内閣法制局による憲法解釈を一言でいえば、

「集団的自衛権は保有しているけれども、行使できない、」

という、他国から見れば極めて理解しがたい解釈が続いてきています。

 

一方で、我が国を取り巻く国際情勢は急速かつ大きく変化してきております。

核・ミサイルの開発を続け、最近でも大量のミサイルを発射した北朝鮮、国防費が過去10年間で4倍となり、法の支配に力で挑戦する中国の存在。

 

我が国の安全と平和は、同盟関係にある米国の軍事力によって担保されてきました。

そうした中で、従来の解釈によると、例えば、米国が日本の領海内にて警戒活動に当たっている際に第三国から攻撃を受けた場合、自衛隊はただ黙って見ているしかありません。そんなことになれば、米国の青年が日本のために血を流すことを米国の世論が許すことはないでしょう。結果として我が国の平和と安全は損なわれることになります。

 

だからこそ、集団的自衛権については、個別具体的な事例を挙げながら、限定的な形で行使を認めていくことこそが、同盟国等の信頼関係を醸成し、そのことが、第三国が我が国に対して武力行使をする意思を挫き、抑制することになります。

 

戦後、平和主義を堅持してきた我が国だからこそ、リアリズムの立場から、国民の生命・財産を守り抜くことを考えていくべきです。

最後に、仮に憲法解釈を変更し、集団的自衛権を限定的に行使できるようにしたとしても、それだけでは何も変わりません。自衛隊法など、個別の法律の改正を行うことも必要です。

国民のみなさまへの説明責任を丁寧に果たしながら、可能な限り速やかに検討を進めていく必要があると私は考えています。

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