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2016年08月31日

メールマガジンVol.37

《 小林鷹之メールマガジン vol.37》


小林鷹之メールマガジン Vol.37は、下記の内容でお送り致します。

1.「小林鷹之からの手紙」発刊のお知らせ
2.「世界銀行によるSDR建て債券の発行を通してみる、
                     人民元の今後について」



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小林鷹之です。

 8月も今日で終わりですね。夏祭りなどに伺うと、まだ宿題を
終えていない子供たちもいて、昔の自分を思い出しますね。
また、最近の台風によって各地に被害が出ております。私の地元
でもコメ、野菜、果物等、多くの農家の方々がご苦労され、今後に
ついてもご懸念されています。しっかりとアンテナを高く張って
対応してまいります。

 さて、国会は閉会中ですが、永田町、特に自民党本部では、
来年度予算に関する省庁別概算要求の会合などが続き、9月26日
開会予定の臨時国会に向けて議論が活発に行われています。
個人的には、今月上旬の内閣改造におきまして、防衛大臣政務官を
拝命いたしました(任命当日の様子は下記の『小林鷹之からの手紙 
Vol. 33』に掲載)。我が国を取り巻く安全保障環境が日に日に厳しく
なる中で、稲田防衛大臣をお支えし、職責を全うすべく、気を引き
締めて職務に臨んでまいりますので引き続きのご指導をよろしく
お願い申し上げます。


1.■ー「小林鷹之からの手紙」発刊のお知らせー■

国会閉会後の活動報告として、『小林鷹之からの手紙』第32号
(2016年7月号)および第33号(2016年8月号)を発刊しました。

第33号「未来への投資を実現する経済対策」(8月号)
http://bit.ly/2bAnb2D

第32号「参議院選挙を終えて」(7月号)
http://bit.ly/2cpJ5qy


2.■ー「世界銀行によるSDR建て債券の発行を通してみる、
                  人民元の今後について」ー■

少し長文で、専門的な内容ですが、ご高覧の上、ご意見を頂けますと
幸甚に存じます。


 既に報道されている通り、SDR建ての債券を世界銀行が中国で
発行する見通しとなりました。

http://bit.ly/2bUk2cc

この世銀のプレスリリースによると、中国でのSDR建て債券の
発行は世銀が初。発行額は20億SDR(≒28億ドル)とされ、人民
元での払い込みが予定されているようです。世銀としても、人民元
の更なる国際化へのステップと評価しているとのこと。

 そもそもSDRとは、IMFにおける疑似通貨。従来、SDRの価値
は、ドル、ユーロ、ポンド、そして円の通貨バスケットで決められて
いましたが、昨年、人民元が追加されました(私のブログで以前に
紹介させて頂きました)。
 報道等によると、当初、中国開発銀行がSDR建て債券を発行する
準備をしていたようですが、より信用の高い世銀による発行準備
が整ったことから、こうした流れになったようです。そして、
今回のSDR建ての世銀債を我が国の金融機関も購入する予定である
とされています。

これまでも指摘してきたところですが、国際社会において人民元に
対する「実需」が存在する中で、人民元の国際化が進んでいく流れに
あることは事実ですし、中国当局もその流れを加速しようとしています。
人民元の国際化を加速する観点に立てば、本来であれば、人民元
建ての債券をどんどん発行した方が良いわけですが、そのためには、
先進国並みに資本規制を速やかに撤廃していく必要があります。

 しかし、年初の中国マーケットの動きや中国当局の対応を見れば
分かるように、中国の金融システムはまだ脆弱ですし、予見可能性も
十分ではありません。そうした中で、昨年、人民元のSDR通貨
バスケット入りが実現したことに伴い、今回は、ワンクッション
置く形で、より信用の高いSDR建てという形を採ったものと考え
られます。そして、発行体としての信用が高い世界銀行が発行する
ということで、「箔がついた」と言えると思います。

 我が国の金融機関の立場に立てば、こうした動きをビジネス
チャンスと捉え、この流れに乗っていくのが自然な考え方ですし、
日本政府としても、中国の経済成長に伴う需要を日本経済の活力
へと転化していくべく、人民元を活用しやすい環境整備も必要なの
かもしれません。

 その一方で、私自身、以前から強い問題意識を持っている
のですが、人民元の国際化の先に、仮に中国当局が現在の米ドル
のような形での「人民元の基軸通貨化」を位置付けているとすれば、
我が国としてはそう単純な対応にはならないと考えます。
既に以前のブログで書いているので詳細は繰り返しませんが、
基軸通貨国になるということは「通貨発行益(シニョレッジ)」と
呼ばれる利益を相応に享受できることになるのです。その利益の
使途は国家の意思次第であることは論を待ちません。

もちろん、現在の中国の金融システムを見れば、資本規制が依然と
して強く残っている中で、短期的には現実的なこととは捉えられません。
しかし、中国は、中長期的な目標を設定し、その実現に向けて徐々に
ではありますが、着実に布石を打ってくる国家です。安全保障政策を
見てもそのことは明らかです。

 こうした中で、既に日本国内では報道の熱も冷め気味ではありますが、
アジアインフラ投資銀行(AIIB)が世銀やADBと協調融資を行いつつ、
一帯一路構想の実現に向けて着実に歩み出している現実をしっかりと
注視すべきです。加えて、霞が関、永田町界隈で殆ど話題に上がって
いませんが、今年に入ってからも、3月のボアオフォーラムの開会式で
李克強首相から「アジア金融協力協会」なるものを今夏に立ち上げると
宣言され、その準備会合への参加を、邦銀を含めた各国の金融機関に呼び
掛けています。この組織の趣旨は明確ではありませんが、欧米主導の
金融ルールのあり方に対して、中国主導で対峙していく色彩を帯びた
ものであることは間違いありません。

こうした大きな流れの中で、今回のSDR建て世銀債の発行についても、
単に、経済・国際金融的な側面からのみではなく、より広い外交・安全
保障上の観点からも複眼的に位置付けていく必要性を強く感じています。


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