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2019年04月10日

「明日の日本を語る会」

昨日9日、都内にて「明日の日本を語る会」を開催したところ、二階幹事長はじめ、多くの同僚議員や支援者(地元除く)にご参集いただき、激励いただきました。

私からのお礼の挨拶を秘書が文字にしてくれましたので、ブログの一環として以下に紹介させていただきます。

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本日は、お忙しい中、多くの皆様にご参加いただいたことに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

また、二階幹事長はじめ、先輩議員の皆様からも過分なお言葉をいただき、そして、日頃より多くの皆様にご指導いただいていることにも感謝申し上げます。

 

初当選から既に6年以上が経過いたしました。国会でも地元でも常にせわしなく走り回っていますが、政策を形にするのは簡単ではないなあと日々痛感しています。その中で、「自分には何が足りないのか」ということと、「日本が世界をリードしつつ、国益を追求するために何をすべきか」、ということを自分に問い続けています。

 

まず、私自身についてですけれども、先ほど古屋先生が仰ったとおり、議員としては、選挙力、政策力、あるいは政治力、様々な力が必要なのだと思いますが、とりわけ私に足りないのは「人間力」だと自覚しています。こればかりは、永遠に達成できない課題かもしれませんが、不断の努力をしていきたいと思います。

 

そして、もう一つの「世界をリードしつつ国益を追求する」ということについて申し上げますと、私はかねてから、国家戦略の根幹をなすのが、経済戦略と安全保障戦略の二つであって、これら二つを支えているのがイノベーション。そして更にそれを根底で下支えしているのが教育。こうしたイメージを常に頭に描きながら、政策を考えるようにしています。

 

以前から問題意識として持っているのは、その「経済」と「安全保障」が重なる部分にどう対応するかということです。「安全保障」というと、防衛省・自衛隊を中心とする狭い意味での安全保障を指すことが多いですが、それを超えて、エネルギーや金融や通貨や先端技術や情報、こうした様々な政策を幅広く駆使して国を守っていく、より広い意味での安全保障、いわゆる「経済安全保障」を強化していくことが日本にとって喫緊の課題だと考えています。その意味で、これからお越しになられる予定の甘利先生が会長を務める議員連盟などで、日本版NECの創設といった話も出てきていますが、みなさん、このNECというのは企業名ではなくて、National Economic Councilというアメリカの国家経済会議という組織なんですけれども、こうした経済安全保障を担う組織や体制をどう構築していくかという議論も、政治が主導していく必要性を感じています。

 

その中で、現時点での私の大きな関心事項は、今申し上げた経済、安全保障、そしてイノベーション、これらすべてに深く関わる「情報戦略」と「宇宙利用に関するルールメイキング」なんです。時間の関係もありますので、今日は情報戦略についてのみ簡単に触れたいと思います。

 

情報を制するものが世界を制する、と言われる時代の中で、残念ながら、ネット上で得られるバーチャルデータについては、いわゆるGAFAが覇権を確立しました。自分の個人情報が吸い上げられるのは嫌だからといって、今更Googleなどを使わない生活は考えられないほどになりました。GAFAに匹敵するプラットフォーマーが日本に生まれていないことは残念ですけれども、じゃあ日本はこれからどうすべきなのか?ということなんです。

 

私から見れば、実は、日本という国は、世界に冠たる国民皆保険制度を通じた健康・医療データや、製造業が保有するリアルデータの宝庫なんです。例えば、膨大かつ質の高い健康・医療データを使えば、予防医療や創薬イノベーションにも大きく貢献しますし、自動車の走行データは、自動運転に必要なダイナミックマップと呼ばれる地図の作成に役立ちます。

 

GAFAを含めた世界が、こうしたリアルデータの争い合いを始めていますが、私は、このリアルデータの世界であれば、日本はプラットフォーマーになるチャンスがあるんじゃないかと思うんです。だからこそ私は、昨年来、まずは健康医療データのプラットフォームを早急に構築すべきと様々な場面で申し上げています。もちろん、個人情報保護を含めて、多くのハードルがあることは承知していますが、この分野で日本は世界に負けるわけにはいかないんです。最終的にはリアルデータ全体のプラットフォーマーを目指して、日本の英知を結集すべきだと考えています。

 

リアルデータのプラットフォーマーになるということは、それに伴う情報インフラをしっかりと整備することが必要になります。特に、私たちの生活を根本から変える5Gの世界がすぐそこに来ています。5Gの世界では、それに見合った無線通信基地局、それらを有線で結ぶ光ファイバー・ネットワーク、そして膨大なデータを集積する巨大なデータセンターの3つが必ず必要になると思います。

 

みなさん、最近、ファーウェイなどの機器に関する話題が米中間でも取り沙汰されておりますが、こうした情報インフラのセキュリティを考えると、私は、可能な限り、国産のシステムを構築することが望ましいと思います。膨大な資金が必要になるでしょうから、すべてを国でやる、というわけにはいかないかもしれませんが、一方で、民間企業に委ねているだけで自然に構築されるものだとも思えません。だからこそ、私は、情報インフラの整備を国家戦略としてしっかり位置付けるべきだと思いますし、こうしたことこそ、政治が突破していかなければならない壁だと思うんです。

 

最後に、改めて冒頭申し上げた「人間力」という点に関し、先日のイチロー選手の引退会見が非常に心に残りました。

その中で、

「あくまで測りは自分の中にある。その測りを使いながら、自分の限界をちょっと超えていくということを繰り返していく。そうするといつの間にかこんな自分になっている」

というような言葉がありました。

これからも皆様方にご指導いただきながら、国のために、自分の限界に挑戦していくことをお誓いしてお礼の挨拶にかえます。

ありがとうございました。

 

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<p><!– レスポンシブに対応していない為、非表示にしています。2017年10月23日佐野
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