これからの八千代市政について
八千代市長選が終了して3週間が経過しようとしています。
そして今日から八千代市の定例議会が始まりました。
市内では注目を集めているようですね。
政治家は選挙によって選ばれる。
そして、
選挙は結果がすべて。
たとえ全体に占める得票率が高くなかったとしても、民主的に選ばれた市長は堂々と公約の実現に向けて尽力すべきですし、その方向が正しくないと思う市議会議員の方々は議会で堂々と論陣をはって、公開の場で勝負を挑むべきだと考えます。
これは政治家の責務です。
先般、一部地元紙において、新市長がいわゆる「新川計画」の核となる事業を容認するとの報道がありました。
報道されていることが事実かどうかを確認せずに、無責任なことは申し上げられませんが、仮に事実だとすると由々しき問題です。
市政に対する市民の信頼を根底から揺るがすことになりかねません。
私は、別に、新川計画への賛成・反対、それ自体の是非をこの場で取り上げようとは思いません。
新市長は、正当なプロセスで選ばれたわけですから、新川計画の「大幅な」見直しに限ることなく、選挙公約及びこれまで公の場で示してきた言動に沿って、山積する課題の解決に向けて頑張っていただくことを、相対的に多くの市民が求めているわけです。
勿論、「今後の」市を巡る事情に大きな変化が生じる場合には、公約の修正や撤回というのはありえます。政治そして政策は生き物ですから。
しかし、仮に、舌の根も乾かぬうちにこの方向性を変更することや、あるいは、形式的に市民の意見を聞く体裁をとりながらも、実は結論ありきで、多くの事業にゴーサインを出すことは、政治家として断じて許されることではありません。
来週からはじまる質疑は、新しい市政の方向性をより正しく、深く理解する意味で、とても大切な機会です。
私も一市民として注目しています。