ウクライナ情勢について

こんにちは。

小林鷹之です。

 

クリミア半島を中心に、ウクライナにおいて緊迫した情勢が続いています。

我が国はいかに対応すべきでしょうか。

 

結論から言えば、私は、欧米と歩調をしっかりと合わせていくことが肝要だと考えます。

今回の事態の背景には、旧ソ連時代から続くウクライナ国内の複雑な事情があるので、同国内の親露派と反露派、それぞれに言い分があるように思います。

しかしながら、ロシアによる今回の行動は明らかに国際法違反であり、断じて認めるわけにはいきません。

安倍政権誕生以来、ロシアとの関係を戦略的かつ前向きに構築してきたことを考えれば、ロシアの行為を公然と非難すること、欧米が踏み切るかもしれない制裁に同調することに躊躇する声が出てくることも分からないわけではありません。

しかし、法の支配に対して力で対抗する行為を我が国が黙認するとすれば、まさに同様の方法で我が国の主権や領域を脅かす中国に対して間違ったメッセージを送ることにもなりかねません。

また、ロシアとの間の懸案事項である北方領土問題については、しっかりと進めていきたいところですが、本件で恩を売ったところで、それに応えてくれるほどお人好しの国家ではありません。むしろ、価値観を共有する国々、特に、(影響力は低下傾向にあるとはいえ、)米国としっかり歩調を合わせている姿勢を示すことこそが我が国の交渉力を保つ上で重要なことだと考えます。

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