停電

小林鷹之です。
大地震から今日でちょうど1週間が経ちました。
あっという間に過ぎ去った気もしますが、それにしてもいろいろなことがありました・・・
被災者の方々は勿論のこと、それ以外の方々を取り巻く環境が少しでも改善することを祈っています。
今の状況は明らかに「非日常」です。
しかし、その非日常が日常となりつつあるのも事実です。
その一つが計画停電。
前日の晩にならないと、明日の「停電計画」が分からない。
とても不便ですね。
計画停電というより、無計画停電、あるいは場当たり停電といった方がいいような気もします。
勿論、福島原発をめぐる状況が刻一刻と変化する中で、東電や政府をはじめ、関係者が必死になって対応していることを考えると、綿密な計画が事前に立てられないことはある程度仕方がないと思います。
しかし、やっぱり不便。
特に18:20~22:00の時間帯の停電。
ろうそくと懐中電灯を用いながら、毛布にくるまって、停電終了をじっと待ちます。
我々庶民にとって、生活物資の主な調達先はスーパー。
停電中は閉店。
停電終了直後には長蛇の列。
まあ、開いていてもそんなに商品は置いていないんですけども・・
信号も消えてしまいますが、交通整理する人間が足りないので、めちゃくちゃ混雑するし、とにかく危ない。
飲食業に携わっている方々は、停電が昼食・夕食時になってしまうと、直前に予約を全部キャンセルせざるを得ない。材料の仕入れにも苦労されている。
「こんな状態が続いたら、店をたたまないとな・・・」
化学工場からは、「製品をつくる過程で停電になると、全部捨てざるを得ないんだ」
鍍金(めっき)工場からは、「少しでも停電時間があるとその日一日は作業が成り立たない」
ここ数日、そんな声を地元の方々から伺い、返す言葉がありません。
今のところ、停電しないと言われている時間に停電になるケースは殆ど耳にしませんが、停電すると言われていて停電しないというケースはたくさんありますね。
仕方ないのかもしれませんが、上のような声を聞いていると、もう少しうまくできないのかな・・・と思ってしまいます。
それと、不便なのは計画停電だけではありませんね。
ガソリン。
中東情勢の影響もあって、いつの間にか、価格が急騰していますが、そんなことを言っていられないほど、一時的に需給が緊迫しています。
そして消費者心理の乱れがそれに輪をかけています。
私もママチャリを多用するようにしました。
物流に影響が出るとこんなにも多くの企業に影響が出るのか・・・
身を持って感じました。
車しか移動手段がないエリアにお住まいの方々の中には、重い病を患っているご年配の方々もいらっしゃいます。
「ガソリンが無くて、千葉市にある病院までどうやって通えばいいのか・・・」
そんな悲痛な声もうかがいました。

しかし、毎日、「不便だ!」というお声をたくさん頂戴する一方で、
「そうは言っても、東北地方の被災者の方々が置かれている状況を考えれば何も言えない。電気であれガソリンであれ、少しでも節約して、被災者の方々を取り巻く状況を少しでも改善することに貢献しなければ。」
そんな声が後に続くことが多いです。
仰るとおりであり、とても勇気づけられます。
1人ひとりができることは大きくないかもしれません。
でもそういう小さな積み重ねがなければ、大きなことにはなりません。
頑張ろう、ニッポン!
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