国会の品位
こんばんは。
小林鷹之です。
今朝は、勝田台駅での駅頭演説の後、大和田地区支援者の方々の旅行のお見送り。
地元事務所での定例ミーティングの後、上京。
国会見学にいらして下さった八千代市ふれあい大学の卒業生の方々と懇談。
私の両親と同じ世代の方々。
いつになっても学び続ける姿勢は素晴らしいと思います。
人生は足し算。
これは私の考え方です。
午後は、2回の本会議。
選挙区割り改正に関するいわゆる「0増5減」法案を衆議院で再可決した上で、総理のG8サミット帰朝報告への質疑が行われました。
ここで気になったのが、登壇した野田前総理への議場からのヤジ。
私は自分の信念があるのでヤジは飛ばしませんが、実は、議場でのヤジは珍しくありません。
的を得た当意即妙なヤジというか指摘?もあるのですが、今日の前総理に対するヤジは度が過ぎていると感じました。
そもそも、私自身、野田前総理とは所属政党こそ異なりますが、消費税の増税という、誰もがやりたくない、でも、誰かがやらねばならない政治課題に逃げずに取り組んだ前総理の姿勢や覚悟については、政治家として尊敬しております。
また、隣の選挙区ということもあり、よく会合でお会いしますが、人格的にも素晴らしい方だと感じています。
今日の野田前総理の質問は、内容的に賛同できない部分もありましたが、この半年間、本会議の場で聞いてきた野党の質問の中ではとても質の高いものだったと思いますし、何より前総理の真摯な姿勢が感じられました。
そのような中で、たとえ政党が異なれど、一国の総理を務められた方に対して、我が党の側から単なるヤジが数多く飛んだことは遺憾ですし、大きな違和感を抱きました。
なお、前総理のみならず、安倍総理に対して日々飛ばされる野党側からのヤジについても思うところ多であることも付け加えさせていただきます。
国会の品位について考えさせられた一日でした。