外交力強化
こんにちは。
小林鷹之です。
八千代市長選挙が終わり、今朝は久しぶりに千葉市の幕張本郷駅で活動をいたしました。
現下の経済状況、成長戦略、最近は第4の矢と言われ始めた財政健全化、などについて国政報告を兼ねて演説いたしました。
先ほどは党の外交部会で、外務省から、「外交実施体制の強化に向けて」というテーマで説明がありました。
主要国との比較において、我が国の外交体制はお粗末です。
職員数の比較でも、米国27,002人、露11,705人、仏9,487人、中9,000人、独7,938人に比し、日本は5,753人。勿論、在外公館の数も少ない。
厳しい財政事情の下、外務省関連予算は減少の一途を辿っております。
私は財政健全化については責任を持って行動しているつもりですが、外交や国防については、他分野と同列に扱うべきではないと考えています。
安易にスクラップ・アンド・ビルドの対象とはすべきではありません。
また、今日の部会では、「主張する外交」にも焦点が当たっておりましたが、私からは、「主張させる外交」の重要性について指摘させていただきました。
ワシントンでもそうでしたが、日本のテーマを扱うシンポジウムなどに行くと、パネリストの顔は大体どこでも同じで、しかも年配の方が殆どなんですね。
日本のことを深く知り、できれば、深い親しみを抱いてもらえる、知日派、親日派と呼ばれる若手の有識者を我が国として発掘し、育てていく必要があると考えます。
日本が自ら主張するのも大事ですが、相手の国の有識者に日本の立場を代弁してもらう環境を作っていくことも大事。