楽しみのビー玉

みなさん、こんばんは。
小林鷹之です。
随分ご無沙汰してしまいました。
「ブログ終わったのか?」
そんな問い合わせが殺到し、結構な数の方々にご覧いただけていたことが分かりました。
最近、日々の活動に忙殺されて、なかなか発信活動に力を割く余裕がなかったのですが、これからは、どんどん発信していきます!
今後ともよろしくお願いいたします。
日々、地元を歩き、色々な立場の方々とお会いします。
お叱りを受けることも、激励をいただくことも。
全てが勉強になる毎日です。
これまで、役所で長年働いてきた中で、自ら関与した政策が朝刊の1面に掲載されたり、テレビで報道されてきたりしました。
机の上で制度を設計してきて、何となく世の中が分かってきたような気がしていましたが、それが完全な幻想であったということがつくづく肌身に染みる毎日。
自分がいかに世の中を曲解していたか、無知であったか。
無知の知ですね。
一人ひとりのリアルな思いを、一つでも多く心で受け止めて、政策という形にしていける人間に成長していきたい。
そんな思いが日増しに強くなります。
さて、書きたいことはたくさんあるのですが、今日は妻が知人から伺ってきた話を紹介させていただきます。
その方は、虐待などによって行き場を失った子供たちを保護する施設(いわゆるシェルター)を設立・運営している女性です。
長年、保護者による虐待を受けてきた子どもたち。
シェルターの存在により、子供たちの環境は劇的に変わりました。
衣食住が足りて、気持ちや行動も安定してきました。
それでも、彼らに接していると、何かザラッとしたものを感じるんだそうです。
彼らには、「楽しむ」ということが分からないんです。
何故なら、彼らは楽しんだことがないから。
今まで彼らにとって遊びと言えば、
喫煙であり、麻薬であり、徘徊だったんです。
だから、彼女は子どもたちと一緒に、
お菓子を作ったり、
歌ったり、
本を読んであげたりしました。
彼女のような大人たちが子どもたちに手厚く接する姿。
それは、他の福祉関係者の目には「甘やかし」に映ったようです。
「そんなに甘やかしていたら、厳しい社会に出ていった時に耐えられない人間になってしまう」
そんな声がたくさん聞こえてきました。
でも、彼女は逆だと言うんですね。
子どもたちの中で、楽しみの経験をたくさん積み重ねてあげる。
彼女が言う「楽しみのビー玉」が、心の中に多くなればなるほど、
何か辛い経験があった時に、耐えられるようになるんだと。
私は、この話を聞いて、とても共感できました。
今、若者たちが、或いは子どもたちが、精神的に弱くなってきているとよく言われます。
知人が言っていることが正しいとすれば、その責任は大人である親の責任であることにもなります。
モノを与える甘やかしとは本質的に異なる、もっともっと楽しい経験を子どもたちに与えてあげる必要がある。
私も、一番身近なところから、意識していきたいと思います。
娘にたくさんビー玉をあげられるように。
(笑った時に、下から二本の前歯が生え始めているのがうっすらと見えました!)

鷹之ブログ

先日開催した朝食勉強会にて。
講師の小手川大助 国際通貨基金(IMF)日本代表理事と、飛び入り参加して頂いた後藤田正純衆議院議員と。
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