沖縄慰霊の日( スタッフ)

小林鷹之ブログを御覧の皆様、こんばんは。 事務所スタッフのSです。

昨日は都心では今年初の真夏日を記録したそうです。 真夏の暑さというものを俄然思い知らされました、皆様も熱中症等には十分ご留意ください。

さて、ご存知の方もいるかもしれませんが、本日は『沖縄慰霊の日』です。 66年前の今日、沖縄戦が「事実上」終結しました。

沖縄防衛第三十二軍司令官・牛島満中将と同参謀長の長勇中将が、南部・糸満にある摩文仁の丘で自決した日(昭和20年6月23日)を、日本軍の組織的戦闘が終了した日と捉え、『沖縄慰霊の日』と定めたのです。 飽くまで「組織的戦闘の終了」という位置付けであり、6月23日以降も一般人を巻き込んだ戦闘自体は続いていました。 「事実上」終結というのは、それ故です。

この日の沖縄では、毎年糸満市摩文仁の平和記念公園において、総理や知事が臨席の上「沖縄全戦没者追悼式」が開かれます。 菅総理も日帰りで出席されるそうです。 正午には南部全域にサイレンが鳴り、黙祷が行われます。 役所や学校は基本的に休みです。 各家庭でも起立黙祷、高校野球もプレーを中断して選手・審判・観客全員で起立黙祷します。街頭音楽なども一時停止します。

沖縄県民にとっては特別であり、大事な日です。

私は母方が沖縄の生まれです。 私自身育ちは東京ですが、出生は沖縄の豊見城にある大叔父の病院です。那覇市内には今年とぅしびー(干支ごとの生年祝い・85歳)を迎えた祖父母と親戚がたくさんいます。 祖父方の両親、つまりは曾祖父・曾祖母は、先の沖縄戦で亡くなりました。 一昨年、恥ずかしながら24歳にして初めて平和記念公園の平和の礎にて曾祖父母の石碑を参った時には、図らずも涙が止まりませんでした。 自分は「生かされている」ということを痛感しました。

沖縄には数十回行っているにも関わらず、この日には毎年東京にいる曾孫をどう見ているでしょうか。 東京からしっかり祈りたいと思っています。

沖縄戦における20万人超の戦死者のうち、約半数に近い9万4000人の戦死者が、軍人以外の一般県民や子供達でありました。 先の大戦においては今日まで様々の議論がされています。数多の見解や認識があると思いますが、うちなーの血を引く人間としては、この日を迎える度に悲惨な沖縄戦を二度と繰り返してはならないという思いに駆られます。 現在、これだけ平和な(有事ではないという意味です)時代に生きているからこそ、沖縄戦や激動の時代を生きてきた人達の遺志を、忘れてはならないと思います。 先人達が命を懸けて護り、遺してきたこの国は、今度は我々が後世へと遺す番です。

家族を護る為に、国を護る為に逝った英霊達に、今日は静かに祈りを捧げたいと思います。

ブログ一覧へ