ATARIMAEプロジェクト
みなさん、こんばんは! こばやし鷹之です。 1週間お仕事お疲れ様でした。
さて、今朝は所用のために千葉市役所に赴きました。
帰りがけに保健福祉総務課という部局の前を通りがかったとき、一枚のポスターに目が留まりました。
「ATARIMAEプロジェクト」というものでした(URLはこちら。http://www.atarimae.jp/event/poster/)
障害者があたりまえに働けるニッポンへ、 というキャッチフレーズです。
ポスターのモデルは藤沢真理子さん。 ダウン症の方で、現在はユニクロで働いているとのことです。
ポスターの真ん中に一枚の手紙が入っていたので、取り出して読んでみました。 差出人は真理子さんのお母さま。 真理子さんが学校を卒業して就職した際に書かれたものとのこと。 以下が、その内容です。
〈お母さんとお父さんの、世界で一番の大切な宝物ー真理子さんへ〉
まりちゃん!卒業おめでとう! 平成元年4月に生まれた小さな命。 その尊い命が、いつも輝いているように、 お母さんは、大切に、大切に育ててきました。
今、あなたの心の中には、クリスタルの、キラリンと輝く宝石が、 強い光お放っているのが、お母さんには、よーくみえます。
先日の卒業式の日、 あなたの大好きな仙田先生の、別れの涙を見ました。 別れを泣いてくれている人がいる・・・なんて素敵で、幸せなことでしょう!
このように、あなたは今まで出逢った、家族や親せき、先生たち、友だち、 周りの人たち、そして青木さんや杉田さん。 みなさんのやさしい愛をたくさん吸収して、 心の中のクリスタルの宝石は、ますます大きく、 光パワーも強さを増していきました。強烈です!
3月19日の卒業式で、学生生活はすべて終わりました。
これからは、「自分のためだけに生きる生き方」ではなく、 人のために自分は何ができるのかを考える生き方、つまり ・・・「人のために生きることができる」、そんな生き方をしていって欲しいとお母さんは、願っています。
もちろん、頑張ってもできないところは、支援を受けながら。 さあ、4月からは、いよいよ社会人生活のスタートです!
あなたの中に、たっぷりとあるやさしい心と、頭で考える”力”を使って、 いい汗をかいて、いい仕事をし、社会に貢献してください。
胸をはって!堂々と!そして、キラリンと輝く、その魅力的な瞳で!
選挙期間中、朝の通勤時間帯に、ある駅前でビラ配りをしていました。 その時、数多くの障害者の方が通勤している光景を目の当たりにしました。 駅まで一人で来られている方もいれば、お母さまが駅の入り口まで付き添われている方もいました。 私にとってはこれまで見慣れない光景でした。
障害をもっていようがもっていまいが、 頑張ろうとする方が頑張る場を与えられて、 その頑張りがしっかりと報われる社会。
こんなあたりまえの社会を実現することも政治に課せられた大切な役割。 そう改めて認識させていただく機会でした。 これから真剣に勉強していかなければならないとの思いが更に強くなりました。
そして今日たまたま出会った藤沢真理子さんのお母さまの手紙。 色々と感じるところがありましたので、ここに掲載させていただきました。