ひきこもり地域支援センターの視察・意見交換
今年に入り、自民党の政務調査会に「いわゆる『ひきこもり』の社会参画を考えるPT」が設置されました。私は幹事という役員を拝命しておりますが、昨日、地元千葉県のひきこもり地域支援センターを訪問し、意見交換をさせて頂きました。この支援センターは、ご本人やご家族から相談を受けた上で、内容によって医療、教育、就労、福祉などの適切な支援機関につなげる役割を果たす機関です。
ひきこもりに至る原因や環境は人それぞれです。したがって、その対応も一律ではなく、個々人に適したアプローチが必要です。
その上で、ひきこもりは、自身を守るためにとらざるを得ない行動である場合が多いため、無理に「社会に戻す」ことを考えるのではなく、今置かれている状況を社会として受け入れていく雰囲気づくりがまずは必要ではないかとの話を頂きました。
特に、小さな子供たちの場合は、家庭環境にも大きく左右されるケースが多いとのことで、「ひきこもり」それ自体に焦点を当てるのではなく、より根本的なアプローチが必要なのではないかとも感じました。
他にも様々な事項について意見交換させて頂くと共に、支援センターの設備の老朽化(近々リフォームされるとのことでしたが)や、デジタル化への対応など、必要な予算上の措置が必要だとも感じました。
今後も、党の会議は続いていきますので、これからも私自身の理解を深めると共に、少しでも力になれるよう頑張ってまいります。