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地域の可能性を引き出すために(地元の道路アクセスについて②)

 隣の東京都において5月11日まで緊急事態宣言が発令されたことに加え、千葉県においてもまん延防止等重点措置の対象地域が拡大され、私の地元3市(千葉市、習志野市、八千代市)すべてがその対象となりました。地元の皆様には様々なご協力を頂いておりますことに感謝申し上げます。

 

 現在私が取り組んでいる地元の道路アクセス、特に「国道」に関するもののうち、前回4月9日付けのブログ(https://bit.ly/3ewLk7N)で①道の駅やちよの広域防災拠点化と②北千葉道路の関与強化について記しました。それらに続き、今回は、

 

①検見川・真砂スマート・インターチェンジ(仮称)の開設

②幕張5丁目交差点の改良(国道14号上の歩道整備)

③第2湾岸道路の整備

 

について私の取り組み、考え方を簡潔に紹介します。なお、県道・市道等についても多くの課題が存在することは認識しておりますので、地元の政治家の皆様とも協力しつつ取り組んでいきます。本日(4月26日)も千葉国道事務所の小島所長と地元の道路網のあり方について具体的な意見交換をさせて頂きました。

 

 

① 検見川・真砂スマート・インターチェンジ(仮称)の開設について

 施設などが集積する千葉港を含めた県都・千葉市と都心とのアクセス改善や、千葉西警察付近の慢性的な渋滞解消を図る観点から、東関東自動車道に検見川・真砂スマートインターチェンジ(仮称)を設置すべく動いてきております。国土交通省の道路局長などと話し合いを進め、昨年10月に「準備段階調査箇所」に正式に採択され、現在、着実にプロジェクトが進んでいます。専門家の方々に設計等について早急に詰めていただくことになっています。

 

 

② 国道14号幕張5丁目交差点の改良について

 この交差点は横断距離が38mであり、自転車で渡れるようになっています。歩行者は歩道橋を渡っていただくことになってはいるのですが、事実上殆ど利用されることはなく、多くの方が自転車道を徒歩で渡ってしまっています。信号青時間が22秒ということで渡り切れない方も多く(本来渡ってはいけないのですが。)危険な状態になっています。

 地元町会の皆様からは歩道の設置について要望が出ているのですが、単純に歩道を設置しようとすると、幅を狭めるか、信号青時間を延ばすことになり、その分、車の流れを止めて渋滞を惹起しかねません。こうした中で、設計を工夫することにより、渋滞を起こすことなく、安全に徒歩で渡っていただけるよう、現在、千葉国道事務所と調整を進めています。

 

 

③ 第2湾岸道路の整備

 県民の暮らしの質の向上、物流を含めた産業振興の観点から、以前から構想のあった第二湾岸道路の計画が動き出しました。習志野市や千葉市を通ることになりますが、車の流れが分散され、国道357号や京葉道路の慢性的な渋滞の解消にもつながることが期待されます。大がかりな事業ですが、早期完成に向けて力を尽くしてまいります。

 

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