新型コロナウイルス対策本部

自民党本部にて新型コロナウイルス対策本部の会合。
政府が対応している最中でもあるので、1時間の制限もあり、終始挙手をするも発言の機会がないまま本日は終わりました。

   

既に自民党からの緊急提言案を受けて、政府も様々な対応をしていますが、本日、指摘するつもりであったことは下記の3点。

   

●既に医師が感染する事例が出てきている中、医師が感染すると閉院せざるを得ない。検疫官等はもとより、医師や看護師などの関係者が安心して診察できるよう、N95マスクを含めた防護服を優先的に支給すべき。そもそも東京都から中国に防護服を送っているが、日本に十分なストックがあるのか。

   

●DMAT(Disaster Medical Assistance Team)に出動要請があったと実際に医師から聞いた。しかし、DMATは災害救助訓練は受けていても感染症対策はしていない。この点は今後の課題として認識すべき。

   

●日本だけでなく、中国においてもフェーズが変わってきている中で、既に中国からの入国を全面的に禁止する国が増えてきている。そうすると、湖北省・浙江省を除き、いまだオープンな日本に中国から多くの人が加速的に入国してくることが予想される。日本国内での更なる感染の拡大を防ぐ観点からは、今からでも全面的な入国禁止を考えるべきである。

   

(政府の説明にあったとおり)総合的な判断により、それでも、今のままの措置を当面続けるのであれば、既に日本に入国している中国人の方々から、入管局に対し滞在期間の延長申請があったとしても、(上記2省以外は安全であると総合的に判断しているのであろうから)申請は認めずに帰国いただくというこれまでの対応をしっかりと継続してもらいたい。

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