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2010年12月31日

2010年の大晦日に

こんばんは。
小林鷹之です。

今年も残すところあと数時間となりましたね。
みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。

年末になると、よく「10大ニュース」が話題になりますよね。
今、私は自分自身にとっての今年の10大(重大)ニュースって何だったんだろうと考えています。

振り返ると、友人の祝事がたくさんありました。
自分のことのように嬉しかったこともたくさんありました。
ただ、やはり今年については、自分にとって大きな出来事の一つが、政治の世界への挑戦だったことは間違いありません。
色々な思いを胸に、衝き動かされるように下した決断は、おそらく何十年後に振り返った時も、私の人生のおいてエポックメイキング的な決断であるに違いありません。

でも、それよりも大きな出来事がありました。
娘の誕生です。
初めて親になった。
これが私にとっての今年の最大の出来事です。

実は、この2、3日。
娘が初めて大きく体調を崩しました。
発熱し、吐いて、衰弱していく。

おそらく、その前の私の風邪が原因だと思います。
年末の寒い中、薄着で無理をして駅頭演説をやって風邪をひいたんですね。
娘にうつさないようにとかなり気を遣ったんですが駄目でした。

死にやしない、とは思いつつも、心配なので、地元のかかりつけの医師に見てもらうと、脱水気味なので別の病院で点滴をしてもらう必要があるとの判断。
ぐったりした娘の顔を見つつ、自己嫌悪を感じながら、車を飛ばしました。
初めての点滴の針に、今まで聞いたことのない娘の叫びが診察室の中から聞こえてきました。

その後娘に付き添いながら改めて強く感じたこと。
それは、この子の命は自分の命よりも重い、ということです。
この子のためであれば、いつでも自分の命を差し出すことができる。
7ヶ月前に誕生して以来、笑っている時も、泣いている時も、寝ている時も、この子の顔を見ながらいつもどこかでそう感じてきました。

そして、このような感情は、親であれば誰しも抱いているものなんだろうとも思います。
確かに、最近よく耳にする虐待事件などを見ると、心の準備ができないまま親になってしまう例も存在するんでしょうけど。。。

父親としての顔が加わったことにより、物事に対する見方がこれまでよりも広がった気がします。

子供にも幸せに生きて欲しい。
子供にも自信を持って生きて欲しい。
子供にも誇りを持って生きて欲しい。

だったら、自分には何ができるのか。やらなければならないのか。
必然、そう考えます。

父親としての自分がやらなければならないことは、
娘がそのように生きていける力を身につけるように育ててあげること。
あたりまえですけどね。
だから全力で頑張りますよ!

そして、政治を志す自分がやらなければならないこと。
それは、
娘と同世代の子ども達や、まだ生まれてきてもない未来の子ども達のために、
彼らが、自信を持って、誇りを持って、そして幸せに感じられる社会の土台を築いて引き継ぐこと。

そのためには、
毅然とした外交政策を通じて、国民の生命、財産、そして領土を死守し、結果として平和な世界の構築に貢献していく必要がある。
将来にツケを回すだけのバラマキを阻止し、今の世代がある程度我慢して、子ども達の世代が自らの責任で社会を運営していける状態に戻す必要がある。
今の世代がこの世を去った後に、残った子ども達の世代が、自らの足で立ち、国際競争で生き残っていける力を培えるような教育制度を構築する必要がある。

こんなことを漠然と感じながら、このパソコンを打っていたら、紅白が始まりました。
ここ数年、海外にいて見られなかったので、少し見させてもらってから、元旦の昼頃まで夜通し外を周ってきますね。

何はともあれ、この1年間周りで支えてくださった全ての方々へ 

「感謝」

の一言です。

今晩は、全国的に厳しい天候となるようですので、外出される方は気をつけてください。
それではみなさん、良いお年を!!

鷹之ブログ
点滴後にアンパンマンの絆創膏。

2010年12月23日

海外留学生の減少

こんばんは。
小林鷹之です。
今朝の八千代は風がめちゃくちゃ強かったです。
飛ぶはずのない看板が宙を舞っているのを見て、腰が抜けそうになりました。


今日は12月23日。
公募を通じて、私が自民党千葉二区支部長に就任したのが6月23日。
ちょうど半年が経過しました。
いまだ、地元の支援者の方々からは、
「何で安定した仕事を辞めちゃったの。勿体ないね~。」
とよく言われます。
でも、全く後悔してません。
この道を選んで120%正解だったと思っています。
容易な道ではないとは日々感じていますけど、毎日毎日、叱咤激励されながら、自分が少しずつ強くなっているのを感じます。
そして何より、新たな出会いを通じて、人間関係が点から線へ、線から面へ、面から立体へと変化していく。
自分の人生が豊かになっていくのを感じられます。
これからも、精力的に活動を続けていきますので、よろしくお願いします!


さて、今朝の新聞の朝刊に、海外留学生の数が減少傾向にあるとの記事がありまし
た。
2008年は前年比11%減で、4年連続で減少しているとのこと。
文部科学省は、「海外に出て学ぼうという意識が弱く、学生が内向きになっているのではないか」と分析しているそうです。


理由はさておき、結果として、海外留学を経験する方の数が減ってきていることは好ましいことではありません。
勿論、この小さな島国がもう一度世界に羽ばたくためには、国際社会で通用する人材をどんどん輩出していかなければならない、というのも一つの理由です。


しかし、私が危惧する点は別にあります。

人的パイプの先細りです。

この3年間、外交官としてワシントンで勤務してきました。
そこで感じたことは、国と国との関係の強さは、政府、民間、草の根、あらゆるレベルにおける人的パイプ(チャネル)の太さと数によって決まるということでした。
普段から生の情報が直接行き交えば行き交うほど、誤解や不信が生まれる余地が狭まります。
顔が見えれば見えるほど、憎しみと親しみのオセロ板は親しみ色に染まります。

その意味で、昨今の日米関係は、少々心許ないと感じてきました。
一昔前に比べて、日本に親しみを感じ、又は、日本をよく理解しているアメリカ人が少なくなってきている感じがしてなりません。
知日派と呼ばれる若手米国人学者が育っていないのもその現れなのかもしれません。


海外留学だけが、人的パイプ強化のための唯一のツールではありませんが、
若かりし頃から、しがらみのない場で、多くの日本人が他国の学生と交流することは、とても大切なことだと思います。
日本に来る海外留学生が少ないのであれば、日本から海外へ飛び出していくしかありません。
軍事力も経済力も文化力も大切ですが、やはり基本は人。
官民一体となって、海外へ若者を送り出すプログラムを強化していく必要を感じます。

2010年12月22日

消費税から逃げてはいけない

こんばんは。
小林鷹之です。

今日は冬至ですね。
実家の近所のおばさんから頂いた柚子を風呂に入れて、ゆっくりと浸かりました。
溜まっていた疲れがとれますね。
みなさんも、忘年会シーズンで体調を崩しやすいと思いますので、体調管理には気をつけて下さい。

さて、最近少し残念だったことがあります。
数日前に決定された、来春の統一地方選挙に向けた自民党の公約原案の中で、「消費税率引き上げ」について触れられなかったことです。

確かに、地元の中小企業の方々と話していると、足元の景気の深刻さをひしひしと感じます。
そのような中で「増税」の言葉は口にしにくい。
しかし一方で、民主党政権による来年度予算編成を見ていると、埋蔵金をかき集めて財源を捻出するやり方はもはや限界を迎えています。
まずはバラマキを止めるのが大前提ですが、社会保障関係費の今後の伸びを考えれば、消費税の問題を避けて通ることは許されません。

増税により景気の腰を折らないように細心の注意を払うのは当然のこととして、リーマンショック後の最悪の状況からは脱しつつある中で、今夏の参院選時の公約に掲げた消費税率の引き上げの話をここに来て引っ込めることは筋が通らない。


むしろ、法人税率の引き下げ幅を5%といった中途半端な数字ではなくて、思い切って20%台まで引き下げて国際競争力を確保した上で、安定財源確保のために消費税率を引き上げる。
こうして直間比率(直接税と間接税との比率)を是正し、景気に左右されにくい税体系を構築していくことこそ、今求められていることだと思います。

耳障りなこと、でも、言わなきゃいけないことを、選挙を見据えて言わないとすれば、今の民主党と変わりません。
逃げない。
ぶれない。
そんな政治家や政党が今のこの国には求められていると思います。
新人という立場ではありますが、正しいと思ったことは、党執行部にどんどん直言していきます。

2010年12月19日

2011年度予算編成に関して

こんばんは。
小林鷹之です。


最近、運動不足で体重が増え気味だったので、久しぶりに地元八千代の新川沿いを軽くランニングしました。
朝の冷え込みは厳しかったですが、空気が澄んでいて気持ち良かったです。
心も体もリフレッシュです。

さて、来年度の予算編成も大詰めを迎えています。
例年、12月24日が政府予算案の閣議決定日ですので、この時期、前の職場である財務省は文字通り不夜城と化します。
元の同僚たちが夜を徹して追い込みをかけている姿が目に浮かびます。

その来年度予算ですが、また、禁じ手が使われることになるようです。
民主党がこだわっている、国債発行額を44兆円以下に抑えるためには財源が不足しています。
政府はあの手この手で財源を見つけようと努力していますが、もはや多額の埋蔵金は眠っていません。
そこで今回も外為特会(外国為替資金特別会計)の「来年度」の剰余金が一般会計の歳入として見込まれることになるようです。


外為特会とは、主に為替介入に伴うお金のやりとりを管理する特別の財布(特別会計)です。
例えば、マーケットが急激に円高に振れた時に、円売り・ドル買い介入を実施することがあります。
その際、政府短期証券(FBと呼ばれる円建ての短期国債)を発行して円を調達し、それをドルに換えます。
手にしたドルは何らかの方法で運用しなければならないので、米国債などを購入します。
そうすると、毎年、金利収入があるわけです。
勿論、負債であるFBに関連する利払い(金利の支払い)もありますが、近年、

米国の金利 > 日本の金利

となっているので、差し引きするとプラスの金利収入が生まれます。
ざっくり言えば、これが外為特会の剰余金と呼ばれるものです。


本来、この剰余金は積み立てていくことが想定されています。
何故なら、外為特会の負債は円建て、資産は外貨建てなので、為替相場の変動リスクに晒されるからです。
ただし、そのようなリスクを考慮した上で、なお余裕がある場合には通常の財布(一般会計。メディアが「予算」と呼ぶもの)に繰り入れることができます。


でも、ここで考えてみてください。
来年度剰余金がいくら発生するかは分からないわけです。
ある程度は推測できますが、やはりマーケットの状況や為替介入の有無にも左右されるからです。
だから、通常、剰余金は実際に発生した後に、その次の年度の一般会計の予算に繰り入れるのが筋ですよね。


でも、2011年度(来年度)予算については、2011年に発生すると「仮定される」外為特会の剰余金を同じ2011年の一般会計の歳入としてカウントする、つまり先食いすることになる見込みのようです。
それだけ、財源を見つけるのに苦労しているということなんですね。



年金の国庫負担率の引き上げに伴う財源捻出にも対応しなければならない中で、いつまでこの苦肉の策を続けることができるのか。
私は甚だ疑問に感じています。


何故なら、いわゆる「バラマキ4K」と呼ばれる政策、


子ども手当て

高速道路無料化

高校無償化

戸別所得補償


これらは恒久的な制度なんです。
恒久的な制度には恒久的な財源の裏付けが必要なのに、それが無いんです。
だったら、制度を変更・廃止するか、あるいは、恒久財源を見つけるしかありません。


みなさんだったら、どちらを選択しますか?


バラマキをやめますか?

それとも、

バラマキを続けるために更に税金を払いますか?


答えは明らかだと思います。


外交政策では、ようやく日米同盟の大切さを総理が認識し、普天間の問題についても自らの過ちを認めました(謝罪は不十分ですが)。
経済政策についても、バラマキ4Kの過ちにも早く気がついていただきたいと切に願います。

(法人税率の5%引き下げを含め、まだ言いたいことがあるので、またの機会に)

2010年12月11日

楽しみのビー玉

みなさん、こんばんは。
小林鷹之です。
随分ご無沙汰してしまいました。
「ブログ終わったのか?」
そんな問い合わせが殺到し、結構な数の方々にご覧いただけていたことが分かりました。
最近、日々の活動に忙殺されて、なかなか発信活動に力を割く余裕がなかったのですが、これからは、どんどん発信していきます!
今後ともよろしくお願いいたします。
日々、地元を歩き、色々な立場の方々とお会いします。
お叱りを受けることも、激励をいただくことも。
全てが勉強になる毎日です。
これまで、役所で長年働いてきた中で、自ら関与した政策が朝刊の1面に掲載されたり、テレビで報道されてきたりしました。
机の上で制度を設計してきて、何となく世の中が分かってきたような気がしていましたが、それが完全な幻想であったということがつくづく肌身に染みる毎日。
自分がいかに世の中を曲解していたか、無知であったか。
無知の知ですね。
一人ひとりのリアルな思いを、一つでも多く心で受け止めて、政策という形にしていける人間に成長していきたい。
そんな思いが日増しに強くなります。
さて、書きたいことはたくさんあるのですが、今日は妻が知人から伺ってきた話を紹介させていただきます。
その方は、虐待などによって行き場を失った子供たちを保護する施設(いわゆるシェルター)を設立・運営している女性です。
長年、保護者による虐待を受けてきた子どもたち。
シェルターの存在により、子供たちの環境は劇的に変わりました。
衣食住が足りて、気持ちや行動も安定してきました。
それでも、彼らに接していると、何かザラッとしたものを感じるんだそうです。
彼らには、「楽しむ」ということが分からないんです。
何故なら、彼らは楽しんだことがないから。
今まで彼らにとって遊びと言えば、
喫煙であり、麻薬であり、徘徊だったんです。
だから、彼女は子どもたちと一緒に、
お菓子を作ったり、
歌ったり、
本を読んであげたりしました。
彼女のような大人たちが子どもたちに手厚く接する姿。
それは、他の福祉関係者の目には「甘やかし」に映ったようです。
「そんなに甘やかしていたら、厳しい社会に出ていった時に耐えられない人間になってしまう」
そんな声がたくさん聞こえてきました。
でも、彼女は逆だと言うんですね。
子どもたちの中で、楽しみの経験をたくさん積み重ねてあげる。
彼女が言う「楽しみのビー玉」が、心の中に多くなればなるほど、
何か辛い経験があった時に、耐えられるようになるんだと。
私は、この話を聞いて、とても共感できました。
今、若者たちが、或いは子どもたちが、精神的に弱くなってきているとよく言われます。
知人が言っていることが正しいとすれば、その責任は大人である親の責任であることにもなります。
モノを与える甘やかしとは本質的に異なる、もっともっと楽しい経験を子どもたちに与えてあげる必要がある。
私も、一番身近なところから、意識していきたいと思います。
娘にたくさんビー玉をあげられるように。
(笑った時に、下から二本の前歯が生え始めているのがうっすらと見えました!)



鷹之ブログ

先日開催した朝食勉強会にて。
講師の小手川大助 国際通貨基金(IMF)日本代表理事と、飛び入り参加して頂いた後藤田正純衆議院議員と。

2010年11月19日

暴言

こんばんは。
小林鷹之です。

一週間お疲れ様でした。
最近は日が短くなってきましたね。
平日は朝5時頃に起床するようにしていますが、辺り一面は真っ暗。
布団にもぐりたい気持ちを抑えるのが辛い毎日です(笑)

さて、前回のブログから時間が経ってしまいましたが、今日も朝から気分がむかむかして仕方ないんです。



原因は、最近問題となっている法務大臣と昨日の仙谷長官による暴言です。
人前で話すことは政治家に課される重要な仕事の一つですから、どんな政治家だってうっかり発言をすることはあるでしょう。
「あんなこと言わなければ良かった」
そう思う瞬間は多々あるはずです。
なので、一言一句を捉えて、政治家の揚げ足取りをすることは私は本来好きではありません。
しかしながら、今回の二人の発言は、明らかに許容限度を超えています。


まず、柳田法務大臣。
既にお馴染みとなった「2つ覚えておけばいい」発言。
法務関係に疎い彼自身、何故自分が法務大臣になったのかわからないとの文脈でなされた発言のようです。


責任感のかけらも感じられない。
法務大臣は、死刑執行を命令する権限を持つ立場にあるんです。
こんな方が他人の命を不可逆的に停止させることができるなんて絶対におかしい。
何故法務大臣になってしまったのか、理解に苦しみます。
任命権者の責任が問われて然るべきと思います。



そして、昨日の仙谷官房長官の「暴力装置」発言。
私自身、自衛隊には多くの友人がおります。


その一人ひとりに、
愛する伴侶がいるんです。
守らなきゃいけない子供がいるんです。
恩返しをしなきゃいけない親がいるんです。


でも有事の時には、彼らは、自らの命を懸けて、私たち一人ひとりの命と領土を守るために、最前線に飛んでいくんです。
愛する家族を置いて。
普通の人間の感覚だったら、そんなことできないですよ。
でも、彼らは自らその職を選んだ。
彼らを支えているもの。
それは強烈な使命感に他ならないんじゃないでしょうか。


軍人が相応の敬意を払われるアメリカなどとは異なり、これまで日本では自衛隊に対して様々な見方があったのは事実です。
でも、ようやく国内外の災害救助や国際協力による隊員の活躍を通じて、世間の自衛隊に対する見方が好転してきたんです。
それを全てぶち壊すような侮辱的暴言。


しかも、自衛隊の最高指揮監督権は総理にあります。
その総理の女房役である官房長官が暴言を吐いた。
隊員の方々、そして、その家族の方々の気持ちを考えれば、絶対に許すわけにはいかない。


暴言不実行内閣。


野党の立場としではなく、
一人の国民として怒りを抑え切れません。
この怒りを日々の活動にぶつけて邁進してまいります。

2010年11月8日

TPP

こんにちは。
こばやし鷹之です。

マリーンズ、優勝しましたね!!!
9回に追いつかれた時はどうなるかと思いましたが、とても見応えのある試合でした。
中日もロッテも、監督、選手、ファンのみなさま、本当にお疲れ様でした。

その昨日は少し肌寒い天気でしたが、何とか持ちましたね。
朝参加させていただいた地元のソフトボール大会。
少年野球関係者主催ですが、主役は、子供や男性ではなくて、なんとお母さん。
いつもは、子供が野球に専念できるように、弁当作りや車の送迎、あるいは子供の健康管理や怪我の予防に尽力されているお母さんたちをねぎらう大会。
素晴らしい取り組みです。
今回は8チームが参加。
大人の男性や子供たちは、応援や審判、あるいは焼きそばづくり。
なんとこの大会31年連続で続いているそうなんです。
地域の絆を感じました。
プレーボールの後は、男性顔負けのハッスル。
母親のパワーを感じました!
さて、最近、話題になっているのが、環太平洋経済連携協定。
いわゆるTPPです。
これは、2006年にシンガポール、チリ、ブルネイ、ニュージーランドで始まった経済連携協定です。
大雑把に言ってしまうと、この協定に参加した国同士の間では貿易が自由化される、つまり、関税がゼロになるという枠組みなんですね。
これが何故話題になっているかと言うと、
① この枠組みにアメリカやオーストラリアといった貿易大国が参加する方向で議論が進んでいて、当初の小国4か国の枠組みから広がりを見せようとしていること。
② 大きな枠組みになると、輸出が経済を牽引してきた貿易大国の日本としても、無視できなくなること。
③ この枠組みに入ることによって得られるメリットは大きいが、一方で、これまで逃げ続けてきた農業分野の自由化問題から逃げられなくなる可能性が強いこと。
④ しかも、この枠組みは、今後短期間で設立される見込みが強いこと。
⑤ この手の枠組みは、設立段階で加わらないと得られるメリットが激減する(=後から参入すると、他国にとって都合の良いルールを遵守しなければならない)ため、参加するか否かの決断を速やかにしなければならないこと。
⑥ 民主党政権としては、外交上の失態で支持率が下がる中で、来春の統一地方選挙を控え、農業が盛んな地方出身の国会議員を中心に参加することに根強い反対があること。

といったところだと思います。

一昨日、政府が関係閣僚会議を開催して基本方針を決定しましたが、「協議を開始する」という文言になりました。
つまり、参加・不参加の判断を先送りしたということです。
今の民主党の状況を考えれば、予想される結論でした。
先般の参院選の際の消費税の話と似ているんですね。
つまり、準備不足なんです。

このTPPが国際社会の場で議論の俎上にあがったのは、最近のことではないんですね。
ちょうど1年前くらいに、アメリカがTPPへの参加方針を打ち出した際に、世界が注目し始めたんです。
それから検討する時間はいくらでもあった。
でも、十分な検討がなされてこなかったんですね。
物事には優先順位というものがありますから、他に検討すべき課題があれば仕方なかったと思いますが、鳩山さんや小沢さんの「政治とカネ」の問題によってどれだけ貴重な時間が浪費されてしまったのか。
残念でなりません。

後悔していても仕方ないので、私の見解を申し上げます。
私は、TPPへの参加を速やかに表明して、議論に積極的に、かつ、全面的に関与していくべきとの立場です。
国際社会の中で、今この国が置かれている状況は、日本人が国内で感じている以上に深刻です。
メディアの責任も大きいと思います。
本当にまずい。
あと1年や2年はこのまま漂流し続けられるかもしれませんが、このままだとあと10年はもたないと思います。
資源も国土も乏しい小さな島国が、もう一度世界へ羽ばたいていくためには、中に閉じこもるのではなくて、外に打って出て勝負するというのが進むべき大きな方向性だと私は信じています。
壁を設けるのではなく、壁を取っ払って、世界と勝負するんです。
そして、この国には勝負できるだけの潜在能力はあると信じています。
こんなに勤勉で、粘り強くて、協調性のある国民性を備えた国は世界中を見渡してもめったにないと私は海外で感じてきました。
そして、もしこのまま内にこもり続ければ、この国の未来は拓けない、ただ衰退の一途を辿ることになると感じています。
じゃあ、農業はどうするんだ!?
怒りが聞こえてきそうです。
「攻めるしかない。」
これが私の答えです。
一部の識者から、日本の農業に競争力が無いと言われて久しいですが、本当にそうなんでしょうか?
私はそうは思いません。
もし、仮に今の農業に競争力が無いとすれば、それは従来の過保護な農業政策が、この国の農業に内在している潜在能力を十分に引き出すことを自ら阻んできたのではないか。
私はそう思います。
細かな制度設計がどうなるかは、今後の議論次第です。
その際、我が国の農業を大きなショックから一定期間、可能な限り守れるように全力を尽くすのは当然ですが、TPPに参加すれば、我が国の産業が全く無傷であることはありえません。
でも、参加しなければ、もっと大きな傷がつくのは明らかです。
経済そのものが死んでしまう。
であるとすれば、いかにして痛みを最小限に食い止めるべきかを考えなければなりません
勿論、痛みを感じる方々をどのように支援していくかも考えるのは当然です。

これまでも、農業政策を転換するタイミングはいくらでもありました。
いつか必ずXデーが来ることはわかっているのに、「抵抗できる限り抵抗する」、「粘るだけ粘る」、これが我が国の農業政策のスタンスだったし、今でもそうなんですね。
これが「時間稼ぎ」であれば良かった。
この間、構造改革を進めていれば問題はなかったんです。
でも、そうしてはこなかった。
その代償を今払おうとしているわけですが、これ以上、決断を先延ばしにすればこの国の未来はありません。

ミクロ(細部)を無視した冷たい政治は存在する価値がありません。
でも、ミクロにひきづられて、マクロ(全体)が台無しになってしまうことがあってはなりません。
政治に求められていることは、大きな方向性を決断し、その一定の範囲内で微調整をとことん繰り返すことだと思います。
その大局的な判断を誤れば、国全体が沈没することになりかねません。
政権与党の英断を期待します。

2010年11月3日

アメリカ中間選挙 ~米国の国際交渉に及ぼす影響~

おはようございます。

こばやし鷹之です。



昨日はマリーンズ頑張りましたね!

渡辺俊介投手の完投とルーキー清田選手の攻守にわたる大活躍。

試合を生で見たかったです。



さて、アメリカでは今、中間選挙が行われています(アメリカ時間の11月2日)

中間選挙というのは、4年ごとに行われる大統領選挙の合間の年に行われる連邦議員選挙のことを指します(下院は全員、上院は1/3が改選)。

アメリカでは連邦議員の選挙は2年おきに実施されます。

今はオバマ大統領が属する民主党が連邦議会の上院・下院ともに与党となっていますが、クリントン大統領の時と同様、大統領就任後はじめての中間選挙で、その民主党が議会野党に陥る公算が高くなってきています。


2008年のあのオバマフィーバーが嘘に思えるほどの低支持率。

その代わり、最初は「何だか変な集団が出てきたな」くらいにしか思われていなかった茶会党(アメリカではTea Partyと呼びます)が、最近は現政権への不満の増大を背景に随分と存在感を増してきたようですね。

正直、私がワシントンにいた時は、茶会党がこんなに勢いを得るとは思ってもみませんでした。

政治って難しいですね。


今回の選挙結果の大勢は日本時間の本日午後には判明する見込みです。

ホワイトハウスと連邦議会を支配する政党が異なる状態、いわゆる分断政府(英語でdivided governmentと言います)が生じる可能性が強いようです(ホワイトハウスは民主党。連邦議会は共和党。)。

このことは、アメリカの国内政治にも大きな影響を与えますが、国際社会においても然り。


国際社会において、国と国とが約束する場面が数多く存在します。

そして約束したら、それぞれの国が国内の議会において法律改正を実施しなければならないことも多々あります。

この約束は基本的には守られなければなりませんが、盲点があります。

それは、各国の支配体制によって、国際約束に拘束される度合いが異なることです。



例えば、中国。

国家主席が、共産党と軍と政府を一手に握っています。

したがって、中国政府の場合は、他国と約束した瞬間に政府・党・軍がともにその約束に拘束されるわけです。



日本はどうか。

議院内閣制ですから、与党の党首が総理になるのが原則です。

なので、総理が他国と約束したら、議会でも与党(今の民主党)がそれに従うのが自然です。

しかし、中国よりはその拘束力は弱い。

総理に求心力がない場合や、

連立を組んでなんとか与党となっている場合や、

今の国会のようにねじれが生じている場合は、

総理が国際的に約束したことが国内で本当に実行に移される確率は100%ではなくなります。



アメリカはもっとすごい。

議員一人ひとりへの党議拘束が弱く、地元の事情により議員の行動が大きく左右されます。

なので、ホワイトハウス(行政府)と連邦議会とが同じ党であったとしても、大統領が他国と交わした約束が議会を直ちに拘束することにはなりません。

ましてや、今回予想されている分断政府が生じた場合は尚更です。

オバマ大統領が日本や中国を含む、外国と約束したことがそのまま国内で実施に移される確率が低くなるわけです。

つまり不確実性が存在するわけですね。



これは何を意味するのか。

アメリカと交渉する国、とりわけ上に書いた中国のような国は、同じ約束をしても、自分たちはすぐに拘束される一方で、アメリカは「議会も賛成すれば」という留保が付くわけですから、交渉に及び腰になります。

一方、アメリカは、本当はしたくない約束をした時に、「議会が反対したから、結局国内では実施できなかった」という言い訳ができるということにもなります。



温室効果ガスの削減をはじめ、これから国際社会が力を合わせて解決していなければならない課題が山積する中で、アメリカが果たす役割はまだまだ大きいものがあります。

今月横浜で行われるAPEC首脳会合や韓国で行われるG20首脳会合もその例に漏れません。

アメリカの国内政治のバランスが今回の選挙で変わることにより、アメリカのみならず、中国や日本の行動にも影響が及びうる。

そんな観点から、投票結果を見ることが必要だと思います。



さて、今からお祭りや会合にいってきます!









2010年10月31日

事業仕分け

おはようございます。
こばやし鷹之です。


昨日はすごい雨でしたね。
週末のイベントは殆ど中止・延期となりました・・・
なので昨晩は、家族3人で迎える妻の初めての誕生日をゆっくりと祝えました。
5か月の娘と一緒にママへのプレゼントをつくりました。
粘土に片手を押しつけて手形をとって、焼いただけですが・・・
みなさんは、どのように過ごされましたか?

さて、昨日、事業仕分けの第3弾が終了しました。
前の職場の先輩であり、普段お世話になっている、民主党の玉木雄一郎議員がとりまとめ役を務めていて、先輩の活躍する姿に刺激を受けました。
党は違えども、尊敬できる方とは、この国の未来を作っていくために協力できる部分はどんどん協力していくべし、というのが私のスタンスです。
その代わり、意見が異なる点については相手よりも良い提案を示し、実行に移していく。
そんな切磋琢磨する政治の実現に少しでも貢献したいです。

その事業仕分けですが、個々の論点はさておき、全体として二つ感じたことがありました。


1つは、良いと思った点。
それは、有権者にとって専門的で難解な点をできる限り分かり易く示す努力をしている点です。
例えば、先日取り上げられた、外国為替資金特別会計の積立金の話。
この場で詳しい話は避けますが、この特会が現在保有ししている外貨建て資産(その大半は米国債と言われています)を売却して借金を返せないのか、という質問が仕分け人から出たそうです。

「そんなことしたら、米国債市場に多大なインパクトを与えて、金利が上昇し、金融市場が混乱するじゃないか!」

というのが専門家としての立場です。
私も以前国際金融に関わっていた者として、「ちょっと基本的過ぎる質問じゃないか?もっと仕分け人は勉強して臨んだ方がいいんじゃないか?」
と一瞬思ってしまいました。

でも、見方を考えれば、専門家以外の方にとってみれば、

「たくさん資産があるんだったら、それで借金を返したらいいじゃないか」

と考えるのが自然なわけで、仕分け人の単なる勉強不足か、意図的な質問であったかどうかは別として、専門家の言い分にもしっかりと耳を傾ける姿勢さえあれば、結果としては有権者の理解が深まる効果があったと思います。


一方で、もう一つ気になったことがあります。
やはり、蓮舫大臣や枝野前幹事長らの一部の仕分け人の態度です。
政治家としてのパフォーマンスなのでしょうが、官僚を上から目線で威圧し、「抵抗勢力」としてのレッテル張りをしようとする意図が透けて見えます。
元官僚であるからといって、私は官僚を擁護する立場はとりません。


ただ、中にいたからわかることがあります。
ごく一部の官僚が不祥事を起こすから、十把一絡げに官僚全体にネガティブなイメージが持たれている傾向があります。
しかし、実際には、この国の未来を真剣に考えて粉骨砕身している人がたくさん存在するんです。
家族との時間も犠牲にしながら、誇りを持って頑張られている人がたくさんいます。
テレビを見ていて、知人の官僚が何人か出てきていましたが、彼らの誇りを居丈高に一蹴する政治家の態度に、私は大きな違和感を覚えました。
官僚を共通の敵のような存在に仕立て上げて、有権者の感心を買おうとする態度こそ、迎合政治そのものだと思います。


我が国の三権分立、議院内閣制の原則に立てば、官僚が持つ国への奉仕の心を上手にマネジメントすることも政治に課された大きな役割です。
距離を近くすると官僚に取り込まれてしまうかもしれないとの懸念があるのかもしれませんが、逆に言えば、政治家としての気迫さえ備えていれば、そんなインセンティブを官僚が抱くとは思えません。
むしろ、意欲ある人に思う存分働いてもらう環境を整備していくことによって、我が国最大のシンクタンクの力を最大限引き出して世界と勝負していく体制を作っていくべきではないでしょうか。

2010年10月30日

欧州版IMF

こんにちは。

こばやし鷹之です。


暫くご無沙汰してました。

自分の事務所をゼロから立ち上げるのは、思っていた以上に大変で、組織に属していた時には誰かがやってくれていたことを全て自分で対処しなければなりません。

それも楽しくやっているのですが、少々時間に追われていました。


台風がかなり接近してきたようですね。

風雨が強まってきました。

気温も低いですから、みなさん、気をつけてくださいね。

温かい部屋で家族団欒する良い機会かも。

しばらく更新を滞っていたので、色々と書きたいことはあるのですが、今日は国際金融ネタです。

先日のEU首脳会合で欧州版IMFの設置に向けた合意がなされました。



「欧州版IMF」と言われても、普通はピンと来ないと思います。

そもそもワシントンに拠点を置くIMF(国際通貨基金)って何のためにあるの?ということですが、分かり易く言えば、「ある国が緊急に資金を必要としているけれど、信用がなくて他国政府や市場から資金を調達できない時に、一定条件の下でお金を融通してくれる金融機関」ということになります。


そのIMFの欧州版を今回作ろうということになったわけです。

何故か?

先般のギリシア危機の反省です。


これは何かと言えば、

借金残高(ストック)が膨らみ、財政赤字(フロー)も一向に減らないギリシアに対して、本当に借金が返せるのか?との不安が市場に広がったんですね。

そうすると、ギリシアに資金を貸し付けていた人は、もう資金を貸さなくなります。

本来、普通の国は、借金の返済期限が到来すると、「借り換え」といって、新たな借金をして古い借金を返します。

時間をかけて少しずつ残高を減らしていくんですね。

でも、新たな借金ができなくなれば、古い借金を返せなくなるわけですから、倒産してしまいます。


仮に、ギリシアが倒産(=借金を踏み倒す)することとなれば、欧州各国の金融機関がギリシアに対して保有する巨額の債権は紙切れになってしまう。

そうすると、各金融機関の財務状況が悪化して、各国において金融不安が広がり、大変なことになってしまう。

ドイツやフランスのように、政府が金融機関を助けられる力を持つ一部の国を除くと、経済が大混乱する結果となるわけです。


こんな結末を回避するために、ギリシアに対しては各国から金融支援が行われ、何とか危機は回避されたわけですが、この反省に基づいて、域内国が同様の事態に陥った時に速やかに支援できる仕組みを構築しておこうというのが今回の欧州版IMFということになります。


以前、国際金融の仕事を担当した人間の感覚から言えば、欧州版IMFの設置に至るためには、乗り越えなければならないハードルがたくさんあります。

会議で決められた2013年までの設置の実現可能性は未知数です。

でも、今回設置の合意に至ったことだけでもすごいと思うんですね。


今から10年以上前。

1997年にアジア通貨危機が起こりました。

その反省を踏まえて、日本がアジア通貨基金(AMF)構想を打ち上げ、日本主導で設立に向けた動きが始まったんですね。

でも、最終的には頓挫しました。


本体であるIMFと機能がかぶってしまうため屋上屋を架すことになるという表向きの理由もありますが、アメリカと中国の反対にあったというのが実情です。

自らの息のかかったIMFとは別にアジアで勝手な動きを許したくないアメリカと、日本がアジアの覇権を握ることを恐れた中国とが、歩調を合わせたわけです。

呉越同舟ですね。

日本は掲げた旗を降ろさざるを得なくなったわけです。


国際金融に限らず、何事につけても、この小さな島国は巨大な中国とアメリカとの間で難しいポジション取りを迫られてきています。

中国との関係で日本を味方に付けておかねばならない米国と、米国をけん制するためにも日米関係にくさびを打ち込みたい中国。

今の政権運営を見ていると、右と左をキョロキョロ見ながら、顔色を窺っているようにしか見えませんから、他の国々の目にも、今の日本は、米中関係という大きな海原の中でただ漂流を続ける小舟に映っているに違いありません。


でも、その日本丸には1億2000万人もの乗客が乗っているんです。

座礁や難破をするわけにはいかないんです。

そういう大国の間に挟まれているからこそ、レバレッジを効かせられる点もたくさんある。

自ら有利な状況を創っていくことだってできる。

そのためには、まずこの船がどこに向かおうとしているのか明確にしなければ自力で航海を続けることはできません。

それを明らかにするのが政治の役目です。



(欧州版IMFから話がそれてしまいましたが・・・)

2010年10月20日

八千代市医療問題研究会


こんばんは。
こばやし鷹之です。


最近徐々に寒くなってきましたね。
日も短くなってきて、朝起きるといつも真っ暗。
布団から出るのが辛いです・・・
横で無邪気に寝ている娘を起こさないようにそっと起きて外に出て行きます。


さて、先日は、八千代市医療問題研究会に参加させていただきました。
医師、歯科医師、薬剤師、助産婦等の方々や議員の方々など、多様な関係者が一堂に会して、八千代市の医療問題について議論しました。
私自身、行政に携わっている時にタテ割りの弊害を常に感じ続けてきたのでこのように現場の方々が、職種横断的に連携しようとしている姿勢は素晴らしいと感じました。
人の体、命を守る、という点では、思いは一緒のはずですからね。


医療現場の様々な課題について勉強させていただきましたが、とりわけ印象に残ったのは、

・千葉県は、医師数・看護師数の対人口比がそれぞれ全国45位、46位という意味で医療後進県であるという事実。医療関係者がフル活動している中で、キツイ医療現場での人材獲得は容易ではないこと。

・特定健診(特定健康診査。いわゆるメタボ健診ですね)では、主に尿検査により実施しているが、これだと本来必要とされる情報のたった3割しか得られない。したがって、医師として十分な説明責任を果たすためには心電図、眼底検査、腎機能の診査も必須にすべきであるという意見が多かったこと。

・日本がワクチン後進国とはよく言われることですが、思っていた以上に、海外標準に比してワクチン接種に関する考え方が遅れているという事実。そしてそのために、命を落とし、あるいは、重い後遺症を患う子どもがたくさん存在するという事実。「これから超高齢化社会を迎えようとしている中で、これからお年寄りを守ってくれるのは子どもたちだ。その子どもたちを守らないでどうするんだ!」ある小児科医の方の憤りには、医師としての使命感がひしひしと感じられました。

必死になって現場で頑張られている方々を必死になって応援することが政治です。
現場の方々に負けない使命感を持って医療行政を改善していく必要性を感じました。

2010年10月16日

為替報告書

こんばんは。
こばやし鷹之です。


今日は良い天気でしたね。
八千代では、今日と明日の二日間、「どーんと祭り」が開催されています。
最近、娘と過ごす時間が少なかったので、午前中の空いた時間を利用して、娘と二人でデートしてきました。
だっこ紐でだっこして連れて行きました。
会場では、優しいおばあちゃんたちに可愛がっていただいて上機嫌でした。


さて、書きたいことは色々あるのですが、今日は国際金融の話です。
でも、そんなに難しくはありません。


昨日15日、アメリカの財務省が「半期為替報告書」の公表を延期しました。
この報告書とは何か?
大雑把に言えば、アメリカの法律は、年に2回、財務省が貿易相手国について為替操作しているか否かを判断して議会に報告しなければならないとしています。報告期限は原則として、毎年4月15日と10月15日。
仮にある国が為替操作していると判断された場合は、財務長官(財務大臣にあたります)があらゆる国際会議等の場を利用して交渉にあたらなければならないことなどが定められています。


ここ数年、この報告書が全世界の注目を浴びています。
もっと言えば、人民元の相場を為替介入によってコントロールしている中国を「為替操作国」として米財務省が認定するかしないかという点のみに注目が集まります。


今回、10月15日の期限を米財務省が延期した表向きの理由は、来月開催されるG20首脳会合など、国際会議において中国政府の努力を期待したいから、ということになっています。
それはそうなのでしょうが、私はもう一つ理由があると思います。


来月2日に行われる中間選挙の存在です。
中間選挙とは、4年ごとに行われる大統領選の2年後に行われる連邦議会の選挙のことです。
2008年にあの歴史を変えた大統領選があったので、今年がその中間選挙の年にあたります。


特に、自動車産業など製造業が盛んな州から選出された議員は、景気・雇用の落ち込みに対する地元有権者の不満を、中国製品の大量流入をスケープゴートにする傾向があるので、中国が為替操作を通じて輸出を促進しているとして痛烈に批判します。
特に選挙の直前はなおさらです。


今回、米財務省が報告書の提出を延期したのは、おそらく、今回も中国を為替操作国として認定することは難しいと判断したからだと思います(これまでも認定することを避けてきています)。
政府が予定通り、選挙前にその判断を公表すれば、議員から糾弾されることは間違いない。
なので、国際会議というタテマエを使って、判断を先送りした形をとったのだと思います。


中国が為替操作をしていることは明らかなのに、何故米財務省が為替操作国として認定できないのかと言えば、(以前のブログで書いたとおり、)中国の為替介入が米国債を買い支えている構図になっているからです。
分かり易く言えば、中国が人民元を売却して購入した米ドルを米国債で運用、すなわちアメリカの借金を中国が為替介入によって支えている構図になっているわけです。


したがって、アメリカが中国を批判して為替介入をやめさせれば、アメリカは中国から借金ができなくなるんです。
2010年度も昨年度と同様1兆ドルを超える借金(約1.3兆ドル)をすると見込まれている中で、自分の首を絞めることもできないわけです。


意図しているかどうかは別として、中国とアメリカとの結びつきが結果として強まっていることに私は懸念を抱いています。
何故なら、それはアメリカが中国に面と向かって物を言いにくい状況が生じていることを意味するからです。


勿論、中国はそのことを理解した上で外交を「上手に」展開しています。
西太平洋へ進出すべく、ガス田や尖閣の件でも、アメリカが日本を全面的にかつ全力で支援しにくい状況を見抜き、独自の海洋戦略を一歩ずつ強引に実行に移しているように思われます。


仮に、民主党政権が、柳腰だか弱腰だが知りませんが、今のような戦略無き外交を続けた場合、本州・沖縄・台湾を結ぶラインは中国にいずれ突破され、西太平洋は中国の海と化します。
そうなると、潜水艦から打ち出す核搭載ミサイルの射程範囲にアメリカが入ることになり、アメリカと中国の立場はますます対等に近付くでしょう。


そうすれば、我が国はどうやって生き抜いていくのか。
とても難しい判断を迫られることになります。
小さな島国なのだから、他の国以上に、徹底的に考え抜いて行動しなければなりません。

2010年10月14日

信じ抜くこと ~チリの鉱山落盤事故の救出劇を見て~

こんばんは。

こばやし鷹之です。

スポーツの秋。

みなさん、体を動かしていますか?

今日は、残念な知らせがありました。

東京マラソンの抽選に漏れました・・・

ショックです・・・

たまに体を極限まで追い込んでおくと、すべてが楽に感じるので、良い機会だなと思ってたんですけどね。

さて、極限と言えば、桁外れの極限状態に置かれていた方々がいらっしゃいました。

チリの鉱山落盤事故。

発生から70日間が経ち、33人全員が救助されました。
なんと言っていいのか、うまい言葉は見つかりませんが、

とにかく素晴らしい!すごい!としかいいようがありません。
本当に良かったです。

33人の方が置かれていた状況は私たちの想像を絶するものだったと思います。
でも、無理は承知であえて想像してみます。
とりわけ、落盤が判明した瞬間から地上と連絡がとれるまでの17日間。
今振り返れば、最後に救助された方のリーダーシップが素晴らしかったね、と簡単に言えますが、その時は本当に凄まじい状況だったと思うんです。

地下700メートルでの落盤事故。

普通の人間であれば絶望しますよね。
食料が一日一日減っていく中で、気が狂う人が出てきても全くおかしくない。
そのような状況の中で、全員が無事だった。

助かる根拠なんて全く無いにもかかわらず、

「必ず生き抜いてみせる」
仲間と共に信じ抜いたんだろうと思います。

ふと、大事MANブラザーズの「それが一番大事」の一節を思い出しました。
これは私の好きな歌の1つです。


負けない事
投げ出さない事

逃げ出さない事

信じ抜く事

駄目になりそうな時 それが一番大事


信じ抜く強さ。
改めてこの大切さを意識させられた事件でした。
同時に、
一人よりも二人、二人よりも三人、仲間がいればより強くなれる。
絆の力。
自分ももっと強くなりたいし、もっと多くの仲間と絆を結んでいきたい。
そう思わずにはいられません。

2010年10月12日

仲間が増えました

こんばんは。
こばやし鷹之です。


今朝、新検見川駅前での演説を終えると、お腹がペコペコ。
駅前のパン屋で揚げたてのカレーパンを買いました。
予想を裏切って、中に半熟卵が。美味しかったです。
ささやかな幸せです。


さて、これまで地元では1人で活動を続けてきましたが、
今日から、仲間が加わってくれることになりました。

6歳の時からの友人。

心から信頼できるし、
能力は高いし、
自分に無いものをたくさん持っています。


思いを共有する仲間と、1人でも多くの方に熱を伝えていきたいです。


2010年10月11日

共助

こんばんは。
こばやし鷹之です。


3連休。
みなさまはどうされましたか?
関東地方はあいにく前半雨模様でしたが・・・


今日は、地元の幼稚園の運動会に顔を出させていただきました。
挨拶も入場行進も歌もダンスも元気はつらつ。
ちびっこ達がとても可愛らしかったです!
私からは、


・一番大切なことは、転んでも、擦りむいても、最後まで諦めずに頑張り抜くこと。
・私も、園児のみんなが20年後、30年後、大人になった時に、この国に生まれて良かった、この八千代で育って良かったと心から思えるように頑張り抜くこと。


を伝えさせていただきました。
子供たちが一生懸命頑張る姿を見ていて、まさに日本の宝だなあと思いました。 



また、昼頃から、前習志野市消防団長の石井友治氏の瑞宝単光章授章祝賀会に出席させていただきました。
300人を超える方が集う賑やかな会合でした。


私は、今の社会は、自助、共助、公助のバランスが欠けていると感じています。
特に現政権となってから、公助の比重が増え、自助のインセンティブを欠く政策が取られていることは非常に不健全です。


そして、それと同様に気になるのが、共助の比重の低下です。
消防団というまさに地域コミュニティの絆で地域の安全や住民の命を守る存在は、共助の最たる例として挙げられるべきものです。
その消防団も、徐々に平均年齢が上昇し、団員数も減少傾向にあり、共助の機能にほころびが見えつつあるのが現状です。


1972年に消防団員になられて以来、約40年間にわたり、地域の消防に関与されてきた石井さんからは、地域に奉仕していることへの誇りがひしひしと感じられます。
そんな誇りを次の世代が引き継ぎ、共助の役割をしっかりと果たしていくことが求められていることを改めて感じさせてくれた会でした

2010年10月10日

G7

こんばんは。
こばやし鷹之です。
今日も雨でしたね。
地元の小学校の中には、場所を校庭から体育館に移して運動会を決行したところもありました。
体育館の中での運動会。
みなさん残念がっているのかな、、、と思いきや、熱気むんむんで驚きました。
場所が狭くなった分だけ、参加者の距離が狭まり、和気藹々とした雰囲気が強まっているのかな、とも思いました。
さて、フジタの高橋定さんが釈放され、本日無事帰国できたことは本当に良かったです。
ご家族の方々も本当にご苦労されたと思います。
一方で、菅総理は、「いろんなことが元通りに戻っていく」と期待を込めたコメントしたそうです。
みなさまの日常生活から距離のある、中国との問題をこのブログで立て続けに記すことは本来したくありません。
しかしながら、このコメントにも、一国のリーダーとしての危機感が著しく欠如しているので、ひとこと言わせていただきます。
菅総理の考えは甘過ぎる。
尖閣にしろ、ガス田にしろ、日中間の懸案事項に関し、今後日本政府が交渉する際のポジションは、今回の事件前に比べ、日本に不利な方向へと確実に変わっている。
不当な行為で既成事実を強引に作っていく動きを止めるためには、上記のような呑気なコメントをしている場合ではないことに早く気付いて欲しいです。
話題は変わって、今週ワシントンで開催されたG7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議)が閉幕しました。
今回もコミュニケ(共同声明)が公表されていないので、何とも言えませんが、為替が主要議題として取り上げられたのは間違いありません。
報道によれば、日本政府は、先般の円売り・ドル買い介入について各国の理解を求めたとのこと。
当然のことであり、別に卑屈になる必要はありません。
確かに、中国政府の為替操作を牽制する観点からは、日本の為替介入を肯定的に捉えることはできません。
不況の中、自国通貨高に働く円売り介入を快く思わない国もあるでしょう。
しかしながら、中国と日本の為替介入は全く意味合いが異なります。
中国は価格競争力を高める上で一定水準の相場を維持するために介入を継続しています。これを認めると全ての国が通貨切り下げ(近隣窮乏策)に走るためよろしくありません。
でも、日本は急激な為替市場の動きを和らげることが目的のはず。これは過去のG7の合意事項でもその趣旨は認められています。
ちなみに、2009年10月のG7のコミュニケは下記の通りです。
「我々は、強固かつ安定した国際金融システムが我々の共通の利益であることを再確認する。為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済及び金融の安定に対して悪影響を与える。我々は、引き続き為替市場をよく注視し、適切に協力する。」
しかも、アメリカとの関係においては、為替介入は別の意味を持っています。
確かに、日本政府が為替介入すると、円安・ドル高方向に働くわけですから、不況にある米国製造業、とりわけ自動車産業を抱える州の議員が反対します。
特に、今の時期は中間選挙(4年後ごとに開催される大統領選挙の間の年に行われる連邦議員選挙)が間近に控えているので、なおさらその傾向があります。
しかしながら、一方で、日本が介入すれば、円を売って買い取ったドルは、主に米国債として運用されるわけですから、財政赤字に苦しむアメリカ政府を手助けすることにもなるんです。
最近は、介入を続ける中国が日本を抜かして米国債保有額第一位、すなわち米財務省の最大のお得意様となっていて、米中又は日米中の力関係にも大きな影響を及ぼしています。
もしも日本がアメリカと心中する覚悟さえあれば、日本の為替介入は裏ではアメリカを助けることにもなるわけで、感謝されこそすれ、非難されることではありません。また、アメリカの中国に対するバーゲニング・パワーを相対的に向上させることにもなります。
普天間問題などで傷ついた日米関係を修復する上でも、全く分野の違うこの為替介入を意義あるものとして位置付けることは十分可能です。
複眼的な政策の立案が大切だと思います。

2010年10月9日

ノーベル平和賞

おはようございます。

こばやし鷹之です。

今日は雨が降っていて少し肌寒いですね。

幼稚園・小学校の運動会も雨天順延のところが多いようです。

生徒のみなさんには、もう一度気を入れ替えて、頑張って欲しいです。

お弁当を用意していたお父さん・お母さんもお疲れ様です。



それにしても、昨晩は盛り上がりましたね!

サッカー日本代表。

ザッケローニ・ジャパン。

アルゼンチンからの大金星!

岡崎選手の決勝弾、何度見ても良いですね~。

やればできる、ということを若い選手たちが結果で示してくれたことは、漠然とした閉塞感が漂う今の社会に活力を与えてくれるはず。

「我々の目的はアルゼンチンに勝つことではなく、成長していくこと」

目先の勝利に浮かれず、先を見据えたザック監督のコメントは、指導者としてとても心強く感じます。


それだけでは、ありませんね。

鈴木章さんと根岸英一さんのノーベル化学賞受賞。

鈴木さんは80歳、根岸さんは75歳。

50年の長いドリームが現実になった」

という根岸さんのコメント。

勿論、鈴木さんや根岸さんのように、みんながみんなドリームを現実にできるかはわかりません。

でも、すごいなと思うのは、それだけ長い間、ドリームを持ち続けたこと。

私もそうありたいし、ニッポンをそんなドリーム人間で溢れる国にしていきたいですね!


さて、そのノーベル賞との関係で言えば、ノーベル平和賞を中国の劉暁波氏が受賞しました。

劉さんは、1989年の天安門事件以来、中国の民主化を訴え続け、2008年に共産党の一党支配を批判する「08憲章」と呼ばれる文書を発表したことで有罪判決を受け、現在服役中の作家の方です。



表現の自由という精神的自由権は、人類社会において、何人もの命を犠牲にしながら獲得された基本的人権の一つです。

人は表現をすることによって人格が形成されていきます。

裏返して言えば、表現の自由が抑圧されれば、人格形成に歪みが生じると思います。

人格形成に歪みが生じれば、意思決定にも歪みが生じるのは当然のこと。

国家の統治についても同様のことが言えると思います。

弾圧されることが100%確実な状況の中で、身の危険を冒してまで、自らの主張を曲げずに行動した劉さんの信念たるや想像を絶するものがあります。



それにひきかえ、今の日本は、中国政府による言論弾圧の対象と成り下がっている感が否めません。

漁船衝突の証拠ビデオを公開しません。

刑事訴訟法の規定によれば、初公判前であっても公益上の必要があると認められる時は証拠開示は可能なはず。

一部に日中関係の改善の兆しが見られる中で、中国の反発を恐れたくないという考え方は分からないでもありません。

しかし、そのような対症療法的な対応を続ければ、事あるごとに不当な要求をされ、その人質として邦人が拘束され続ける構図は変わらないでしょう。

そうではなくて、しっかりと証拠を国際社会に向けて開示して、いざという時には断固とした毅然たる措置をとる姿勢を国内外に向けて発信していくことこそが、日本の外交、政治に対する信頼感を向上させ、中長期的にも国益に資することになると思います。




たった一人の劉さんが国家を相手に筋を通したんです。
日本は列記とした主権国家です。
民主党政権には気概を持った外交に徹して頂きたいと思います。





2010年10月5日

NEWS ZERO


こんばんは。

こばやし鷹之です。


とても過ごしやすい一日でしたね。
外を歩いていてとても気持ちよかったです。


さて、今日は村尾信尚さんにお会いしてきました。
あのNEWS ZEROのメインキャスターの村尾さんです。


村尾さんは元の職場の先輩です。
昔から「社会を変える!」という良い意味での強いオーラがあり、また、仕事の進め方や部下への接し方もスマートで、私がとても尊敬している方です。
テレビでいつも拝見してますが、相変わらず、格好良かったです!


村尾さんから、人に伝わる話し方についてアドバイスをいただきました。


○ 情熱に勝るものはない。「伝えたい!」と思うものがあれば、多少話し方が下手でも必ず伝わる。どんなテクニックも情熱には勝てない。


○ その上で、意識すべきテクニックを挙げるとすれば、

 省言・・・言葉は短く。エッセンスだけを抽出するよう心がける。

 視線・・・相手の目を見て話す。

 脱官僚用語・・・中学二年生がこたつでみかんを食べながら他のことをしていても自然と耳に入ってくるような分かり易さを心がける。例えば、「国債」は「借金」と言い換えないと頭に入ってこない。「行財政改革」も「餃子一斉改革」としか聞こえない場合もある。



村尾さんは、若者が政治に無関心であることに以前から危機感を持っていらっしゃったそうです。
財政赤字、少子・高齢化が深刻化して、いずれ自分のこととして降りかかってくるにもかかわらず自分のこととして認識していない。
そんな若者たちが1人でも多く投票所に足を向けるように、そして、もっと良い日本をつくるために、NEWS ZEROのキャスターを引き受けたそうです。
なので、ライバル番組は、同じ時間帯の他の有名ニューズ番組ではなく、バラエティ番組だということでした。



村尾さんの言葉にはとても説得力がありました。
このままでは日本の未来はないという危機感と、何とかしてみせるという情熱をひしひしと感じました。
そして最後に、「地元を回っていても、世界の流れだけは常に意識しろ」とのアドバイス。



尊敬する先輩からたくさんエネルギーをいただきました。
頑張ります!! 


鷹之ブログ


2010年10月3日

全国一斉街頭演説

こんばんは。

こばやし鷹之です。

もう10月ですね。

本格的な秋。

食欲の秋。

読書の秋。

スポーツの秋。

みなさん満喫されていますか?

私は・・・最近体を動かせていません。

時間を作ってジョギングを再開しないといけないな、と思うのですが、なかなか難しいです。

自転車で移動しようかな・・・

さて、週末は、中国漁船の衝突事件・尖閣諸島を巡る民主党政権の対応について、自民党として全国一斉街頭演説を実施いたしました。

私も、千葉二区(八千代、習志野、花見川)の支部長として、本日、朝から夕方まで計15ヶ所で演説いたしました。

八千代農業会館前を皮切りに、最後は花見川区天戸付近の田んぼに至るまで、八千代市内6ヶ所、習志野市内5ヶ所、花見川区内4ヶ所。

思うところを言葉にしてきました。

応援してくださった方々、本当にありがとうございました!!

昼食を食べる間もなく、連続で行ったのですが、終わったのは夕方の5時過ぎ。

西の空が赤く染まっていました。

主張のエッセンスは次のような感じです。

・そもそも歴史的・国際法的に見ても、日本の領有権には異論を挟む余地は無い。にもかかわらず、今回の民主党政権の対応は、極めて大きな国益の損失につながった。なぜなら、(先日のブログにも記したとおり)日中の二国間関係というコンテクストは勿論のこと、全世界に対して、「日本は他国から不当な要求をされれば、いともたやすく譲歩しうる国である」という間違ったイメージが発信されてしまったから。

・政治主導を唱えるのであれば、検察の責任にするべきではない。仮に検察の独自の判断で船長釈放がなされたとすれば、法治国家としての原則を根底から揺るがす由々しき事態である。

・私自身の外交官としての経験に照らせば、外交とは「仲良しごっこ」ではなく、各国がそれぞれの国益を前面に出して、腹を探り合いながら、しのぎを削る真剣勝負である。自らの主張を正々堂々と行うことによって、初めて交渉をする上での信頼関係が生まれ、譲歩・妥協の素地ができる。過度な楽観主義に立脚し、交渉する前から自ら譲歩する予定調和型外交は、国際社会では非常識とされ、嘲笑の対象。

・国民一人ひとり、もっと突き詰めれば、身の周りに存在する、愛する家族や信ずる友の命を何があっても、何としてでも守り抜く気概がなければ、外交も政治もありえない。

異論のある方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身は今回の民主党政権の対応には、200%納得がいきません。

代表選という小さなコップの中の内向きな争いをしている間に政治的な空白が生じ、その間隙を縫うかのように生じた今回の事件。

お粗末極まりないし、その後の対応を見ても、民主党政権による心からの反省の意は全く感じられません。

とかく外交問題は、日常生活からは遠くかけ離れているように捉えられる傾向がありますが、気概を欠いた政治家による「火遊び」はこの国を火だるまにしかねません。

したがって、野党としては、このような外交上の汚点を二度と繰り返さないように、そして、誇りある、毅然たる外交をもう一度取り戻せるように、知恵を絞っていく必要がありますし、私自身も少しでも貢献できるように頑張ってまいります。

2010年09月29日

推定有罪?

こんばんは。

こばやし鷹之です。




今日は仕事の合間に、娘の4か月検診に行ってきました。

同時に初めての注射。BCGの予防接種です。

「何だろう、これ?」

といわんばかりのキョトン顔。

打たれた瞬間に、大泣きです(笑)。

いつもお世話になっている小児科の先生はもう70歳を超えています。

「赤ん坊には未来がある。」

そう言いながら優しく診察して下さる姿を見ていると、世代間の絆のようなものを感じました。そして、

「政治の世界にも、未来にきちんと責任を持てる若いもんがどんどん飛び込んでいくべきだ」

先生、頑張ります!




さて、最近は検察に対して世間の厳しい視線が注がれています。
その契機となった事件の一つが、みなさんご存知の障害者郵便の不正利用問題です。


実は当時の村木局長が逮捕・起訴された直後に、同局長と働いたことのある知人が「そういう方では決してない」と話していました。

今思えば納得がいきますが、直接存じ上げない立場の人間としては、正直、「はいそうですか」と信じることはできませんでした。

何故なら、有罪率が99%を超えるとされるこの国では、「起訴≒有罪」とのバイアスがどうしてもかかってしまうからです。




今回の事件について言えば、二つの問題があったのではないかと個人的には考えています。



一つは、担当者の責任です。
それだけ高い有罪率の裏には、有罪の立証が難しい案件は起訴しないとする検察の姿勢があったわけです。そのような中で、自らのシナリオに囚われてしまった、すなわち、客観的な見方ができなかった担当者自身に大きな責任があったことは否定できません。



もう一つは、有罪率という数字の呪縛です。

私も検察に数多くの知人がおりますが、これだけ高い有罪率を「誇る」検察組織の内部では、いったん起訴すれば有罪に「もっていかなければならない」という意識が働くのは事実だと思います。

個人のレベルで考えれば、無罪となれば、検察組織の威信を傷つけたとのレッテルが貼られ、昇進の可能性が閉ざされるわけですから、分からないでもありません。

ただ、無罪が結果ではなく前提となってしまえば本末転倒です。



今回の事件にも見られるように、検察組織の内部では、「無謬性」にあまりにも大きな価値が置かれている現実がある気がしてなりません。

罪の無い人間を起訴することは人権侵害でもありますから、間違わないに越したことはないのですが、そうは言っても私たちは神ではありません。

間違うことだってあるんです。

だから、裁判という公正なプロセスを設けているわけです。



しかしながら、その裁判を公正中立に裁く裁判官でさえ、起訴案件に対して無罪の判決を出すことには大きな心理的な抵抗感を抱える傾向がこれまであったわけです。
無罪判決を出した裁判官は、キワモノ扱いされてきたわけですから。



無罪に対する恐れをどこまで払拭できるのか。
極めて難しい課題ですが、裁判員制度の導入をはじめ、我が国の司法制度が変わりつつある中で、新たな仕組みの構築に取り組んでいく必要があると思います。














2010年09月28日

国益の損失


おはようございます。

こばやし鷹之です。


先週、今週と何かとバタバタしており、更新が滞ってしまいました。

この1週間でめっきり寒くなりましたね。

最近は雨が続いていることもあり、朝、辻立ちをしていると全身びしょ濡れになってかなり寒いです。

季節のかわり目ですから、みなさんも体調には気をつけてくださいね。


さて、10月上旬に開催予定のASEM(アジア欧州会議)について、菅総理は、臨時国会との兼ね合いで参加を見送るとのこれまでの方針を転換して、出席することとしたようです。

現在日本が置かれている状況に鑑みれば、国のリーダーが国際会議の場で、持論かつ正論を堂々と主張することに極めて高いプライオリティが付けられるのは当然のことです。


今回の件を通じ、日本という国は圧力をかければ動じるとの「イメージ」が、中国に留まらず世界に対して発信されてしまったことは、大きな国益の損失であり、極めて遺憾なことです。とりわけ、南沙・西沙で中国と対峙している東南アジアの国々は日本の姿勢に大きく落胆をしたと思いますし、ロシアがこれを奇貨として圧力をかけ始めたのもその証左です。


前回のブログに記したとおり、外交はシビアなものです。

どんなことがあっても国民のかけがえのない生命と財産を死守する、という覚悟を示すからこそ、実際に戦わなくても済むという、ある種のパラドックスの上に成り立つものです。

一度抱かれた負のイメージを払拭するには、時間がかかるとは思いますが、毅然とした誇りある外交を一刻も早く取り戻すべく、政治がリーダーシップを発揮していかなければなりません。



鷹之ブログ

【谷垣禎一総裁と】

鷹之ブログ
【山東昭子参議院議員と】

2010年09月19日

中国政府による「対抗措置」

こんばんは。
こばやし鷹之です。
それにしても、白鵬すごいですね。
昨日、あの千代の富士の記録を抜かし54連勝を達成。
そして、今日も連勝を一つ伸ばして55連勝。
角界を引っ張る横綱として、
色々とあった今年は、本当に重圧があったと思うんですね。
その中にあっての金字塔。
見事という他ありません。


さて、日中関係にまた波風が立っています。
日本政府が、中国人船長の拘置延長を決定したことを受けて、中国政府が猛反発。
中国側は、日中間の閣僚級以上の交流を停止等の「対抗措置」を採ると発表しました。
いつもの中国のやり方です。

今回の件については、尖閣諸島を巡る領土問題はそもそも存在しないわけで、我が国の法律に則り、適正な手続きで対処しているわけですから、何ら非難される筋合いのものではありません。
むしろ、他国の領海内で自国籍の船が犯した暴挙について中国側が詫びるのが筋だと思います。


そもそも「対抗措置」というのは、相対する二つの措置が同程度の正当性を有する場合に用いることが許される表現です。
今回のように、我が国の措置に比し、明らかに正当性に欠ける措置を相手が講じるのであれば、それは対抗措置でもなんでもなくて、単なる言いがかりです。


ガス田試掘にしても、幾多の領海侵犯事件にしても、ルールを無視して、既成事実を作ることを通じてルールを変える(または作る)。
これが中国の常套手段です。
それだけ国益の追求に必死であると考えることもできますが、そのようなやり方への遠慮や妥協は禁物です。


そもそも外交における交渉はシビアです。
お互いの見解が相容れない場合、まずは、お互いがそれぞれの立場に固執して主張し合うのが原則です。
お互いに相手の土俵で相撲は取りたくないし、取ったらいけないんです。
だから、お互いに相手を自分の土俵に引き込もうとする。
それが駄目な場合に初めて、お互いが乗れる土俵を妥協を通じて探す。


今回も同様です。
中国の言いがかりに真面目に反論することは、相手の土俵に引きずり込まれる契機になります。
だから、国内の不満のはけ口を日本に求めないとまとまらない中国の内政事情も加味した上で、毅然とした態度で接する必要があります。


何でもそうですが、交渉前から摩擦を恐れて、妥協するそぶりを見せることは、自国(または自分)に対するクレディビリティを失わせることにもなる。
お互いにリスペクトしながら交渉するためには、安易な妥協が絶対にあってはなりません。
国民の生命と財産とがかかっているのであれば勿論のこと。
過去にも、ズデーテン地方の併合を要求するナチス・ドイツに対して、英仏がとった宥和政策が破綻し、結果としてナチスを助長させたことは歴史が教えてくれるところです。

その意味で、
「領土問題はない。日本の法律に則り粛々と処理している。」
と述べた前原外相の対応は極めて正しいと私は思います。

2010年09月18日

運動会

こんにちは。

こばやし鷹之です。



今日から3連休ですね!
家族や恋人と楽しいひと時を過ごすのもよし。
ゆっくりと疲れをとるのもよし。
有意義にお過ごし下さい。



今朝は、習志野市のある小学校の運動会に行ってきました。

小学校の運動会はかな~り久しぶりでした!
24年ぶりです・・・


とっても楽しかったです。
とにかく、子どもたちがかわいい!
運動会っていいもんだな、と思いました。
鷹之ブログ
例えば、徒競走。
みんな必死になって走ります。
終了後、1位から3位まではそれぞれの旗の後ろに並びます。
1位の列の子はとても誇らしげ。
2位の列の子は少し複雑そう。
4位以下の子はそのまま退場しますが、「僕の得意なものはかけっこじゃない」そう言わんばかりの顔をしているようにも見えます。
たったトラック半周(100M)のレースですが、観察してると面白いです。
そういえば、昔自分も、1位になると、赤い三角形の付いた輪ゴムをもらって誇らしげにしていたような。


そして、大玉を4人で運びながら、ポールを回って戻ってくるリレー。
4人の中に足の速い子と遅い子がいると、どうしても遅い子にスピードを合わせなければいけません。
勿論、うまくいかないチームもある。
でも、そういう経験を通じて、他人の立場に立って物事を考えることを学んでいくと思うんです。


色々な競技を見ていて、やっぱり一番印象に残ったのは、子どもたちの真剣な表情ですね。
1年生から6年生まで、ちびっこたちはみんな一所懸命。
勝てば体を使って喜びを表現するし、
負ければ本当に悔しそうな顔をする。


このひたむきな姿を、中学生になっても、高校生になっても、そして社会人になっても、持ち続けてもらいたいと思いました。
そのためにも、大人たちが、この子たちのためにひたむきに頑張る姿を見せていく必要がありますよね。
元気の充電をさせていただきました。

2010年09月17日

お宮参り

こんばんは。

こばやし鷹之です。

金曜日の朝は、通勤される方々の表情から疲れが溜まっていることが見て取れます。

でも、一日乗り切れば週末が待っていますから、不思議な力が湧いてくるんですよね。

みなさま、一週間お疲れ様でした。

本日、私は、娘のお宮参りに行ってきました。

私の政治活動状況や夏の猛暑のため、通常生後約30日を目安に行われる儀式を、ようやく生後3ヶ月にして終えました。

いつもはぷくぷくと太って男の子にも間違えられる娘ですが、今日は、髪をピンで留めて、ドレスを着せてあげると、正真正銘の女の子で、とっても可愛かったです。

親バカですね。

でも、娘の純粋無垢な表情を見ていると、

父親としてしっかり育てるぞ、と思う気持ちと、政治家として誇りと自信を持って、次の世代により良い社会を引き継ぎたい、

との気持ちが湧いてきます。

私の娘は、

10年後には物心ついて、

20年後には社会に出て、

30年後、40年後には社会の中心を担う世代になります。

彼女たちが、いつの日か、

この国に生まれて良かったな、

この地域に生まれて良かったな、

この家族に生まれて良かったな、

そう思えるように、今を生きる私たちが責任を持って、国を運営していく必要があります。

2010年09月15日

為替介入


こんばんは。

こばやし鷹之です。



今日は涼しかったですね。

夜になるとリンリンとスズムシが鳴く音が聞こえるようになりました。

ここ八千代は季節感溢れています。

昔は虫かごの中にキュウリを入れてスズムシを飼うのが楽しかったですが、最近はよく見ると少し気持ち悪いです・・・



さて、民主党代表選から一夜明けた今日は、早朝から駅頭、東京往復、地元回りとかなり忙しかったです。

朝の勉強会では、普段お世話になっている政治評論家の森田実さんが、

「今回の代表選挙は、最低のリーダーが最悪のリーダーに勝っただけの話」と喝破していました。

言い得て妙と感じたのは私だけではなかったようです。



そうはいっても、続投することになった菅総理には、とにかく円高対策に速やかに取り組んで欲しいと思っていたところ、とうとう円売り・ドル買い介入に踏み切りました。

6年半ぶりです。



以前、このブログでも書きましたが、財務省で勤務していた際に、ミスター円(榊原元財務官)ならぬ、ミスタードルと揶揄された溝口元財務官が大量介入を実施しているのを傍で見ていて、随分思い切ったことをするなあと感じていました。

そして、それに続く渡辺元財務官がピタッと介入を止めるのを見て、これまた思い切ったことをするなあと感じていたことを思い出しました。



現在の財務省における為替介入の意思決定ラインも、これまでお世話になった方々ばかりなので、報道を聞いた時、どんな気持ちで踏み切ったのか、その気持ちを慮りました。

介入するに当たっては、色んなことを考え抜かれたんだと思います。



単独介入で意味があるのか?

もしも市場に足元を見透かされ、効果が無かった場合、円相場が一気に80円を突破してしまうのではないか?

ヘッジファンド等の他のプレイヤーはどう反応するのか?

介入しても円高が進めば、その分負債を抱えることになるが財政的に大丈夫か?(注:円売り・ドル買い介入の場合、政府短期証券(FB:短期国債の一種)を発行して調達した円を売ります)

一旦踏み切った後、どこまで介入を続けるのか(どの水準で止めるのか)?

ドロ沼に陥った場合どうするか?

介入すれば、中国政府の為替介入を非難できなくなるのではないか?

失敗した場合の責任は誰がとるのか?

等々。



結局、為替介入は、様々なプレイヤーの思惑が絡むために、事前に効果が見通しにくいんですね。

メディアなどは、結果を見て、ああだこうだと後から批評しますが、私がこれまで見てきた限り、為替を担当される職員は、瞬発力と持久力の双方が求められます。

精神的・肉体的な負担は、おそらく大方の想像を絶するものです。

それだけにとても優秀な方が職員として配置されています。



それこそ、相場の急激な変動を利用して、巨額の利益を狙う他のプレイヤーと、国益を賭けた真剣勝負を展開するわけですから、その使命感たるや半端ではありません。

元の同僚たちが頑張っている姿が目に浮かびます。













2010年09月14日

民主党代表選


こんにちは。

こばやし鷹之です。


先日、久しぶりに母校を訪れました。
私の倍の年齢の大先輩とともに校舎内を歩きました。
中高時代に汗を流した体育館。
クラスメートと一緒に昼食をとった大食堂。
薄暗くて汚い廊下。

どれも懐かしかったです。

高校卒業時は18歳。

もうすぐその倍の年になろうとしています。

昔の自分が今の自分を見たらどう思うかな、そんなことを考えながら校舎を後にしました。

たまに母校を訪れるのもいいもんです。


さて、今日のメディアは、民主党代表選挙で一色でしたね。
この選挙は、他党の選挙ではありますが、私たち国民一人ひとりが現実に生活を営む、この日本という国の政権運営そして未来を託すリーダーを選ぶ選挙。
私には投票権がありませんが、強い関心を持ってテレビ中継を見ました。
結論から申し上げれば、菅さんと小沢さんの演説を聞いて、何かを感じることはありませんでした。
他党の方であるから辛辣に申し上げているわけではなく、本当に何も感じませんでした。
その代わり、民主党国会議員の中にいる、志高く、優秀な方々が今回挑戦しなかった(できなかった)ことが、少し残念だと感じました。

一つ個人的に気になった点を挙げるとすれば、菅さんと小沢さんとの得票の内訳です。

国会議員票では拮抗する一方で、党員・サポーター票では249対51と菅さんに大きく軍配が上がりました。

小選挙区ごとの総取り方式とのことですので、アメリカの大統領選挙のように実際の得票割合以上に差がついてしまう傾向があるのでしょうが、それを勘案しても大きな差がつきました。




これを見て、国会議員が求めるリーダー像と一般有権者が求めるリーダー像は必ずしも一致するわけではないことを改めて感じた次第です。
勿論、国会議員と一般有権者との間には情報の非対称性が存在しますから、有権者は議員よりもメディアの報道に左右されがちな点はあるのでしょう。しかしながら、有権者は議員とは異なりしがらみなく判断できます。
どちらがより良いリーダーを選べるのかは、一概には言えませんが、語弊を恐れずに言えば、有権者がリーダーを求める一方で、一部の国会議員はボスを求める傾向があるよう気がしてなりません。

確実に言えるのは、
今、この国に求められているのはボスではないということです。
ビジョン無きボスが「リーダー」となる国は未来を展望することはできません。









2010年09月13日

名護市議選

こんばんは。

こばやし鷹之です。

今晩の八千代の雷雨はすごかったですね。

閃光と轟音のオンパレード。

その後、窓を開けたら、土の香りがする涼しい風が入ってきました。

秋ですね。


さて、昨日の名護市議選。

辺野古への移設に反対する稲嶺市長派が勝利したことは、今後の日米交渉のプロセスにも大きな影響を与えることになるでしょう。

自民党政権下において、政府・与党と沖縄県が議論に議論を重ねて出した結論を、鳩山政権が浅はかな友愛外交の下に目茶苦茶にし、日米の信頼関係と沖縄県民の感情に著しく傷をつけたのは、まだ記憶に新しいことです。

この大きな代償を払って得たことは、我が国の防衛政策上、極東有事の際に、即座に前線に展開できる米海兵隊の存在が不可欠であることが国民の間でも広く認識されるに至ったことだと思います。



そのような中で、第七艦隊さえ存在すれば、米海兵隊は必要ないとする小沢さんは、1億2千万人の日本国民の生命と財産を本気で死守することを考えている政治家とはどうしても思えません。

明日の民主党代表選の結果がどうであれ、普天間問題の解決までには長い道のりがある。これからも紆余曲折は大いにあるでしょう。


こういう状況にあって、野党・自民党がなすべきことは、与党の足を引っ張ることを通じて政局を生じさせることではありません。

北朝鮮の権力移譲が進んでいると言われている中、北東アジア情勢は極めて不安定な状況にあります。

その中で、外交問題を政局にすることは、確実に国益を損なうため、政治家として許されることではないと思います。




本件について与党内で意見がまとまらないのであれば、自民党は与党をリードするくらいの気概をもって、本件に真摯に対応していくことが求められていると思います。

こんな重要な時期に、小さなコップの中の内向きで後ろ向きな権力闘争に時間を割いている余裕はこの国にはありません。




2010年09月12日

9年前

こんばんは。
こばやし鷹之です。
朝晩、少し涼しくなってきましたね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので気をつけていきましょう。
さて、昨日は、親友の結婚式でとてもめでたかったのですが、
やはり忘れてはいけないのが、9年前の9・11。
私はテロリストが旅客機に乗り込んだボストンにおりました。
あの日の朝のことは、人生で決して忘れることはないと思います。
(2001年9月11日の回想はこちら↓をご覧ください。)
あの日以降、覇権国アメリカの自信が大きく揺らいでいくのを肌で感じました。
リアリストの論拠でもあるバランス・オブ・パワーという伝統的な概念が、非伝統的手段を用いる少数テロリストの存在により歪められうることが白日の下に晒されました。
これはアメリカに限ったことではありません。
日本も然り。
スパイ天国とも言われるこの国は、有事の際に、テロリストや他国のエージェントが原子力発電所などを急襲するなど、無数のシナリオが描けてしまう状態にある。
テロは、準備できていない場所を狙うから被害が甚大となりテロとなるわけです。
したがって、有事の際の被害を最小限に食い止めるべく、日頃から国民レベルでの意識の向上や対応を徹底していくことが、結局はテロのインセンティブを削ぎ、抑止力となると思います。
しかし、残念ながら、9年前からその点は何も進展がない。
与党が民主党であれ、自民党であれ、国民の生命と財産を死守することは政治家の責務です。
総理を選ぶ代表選をどうせやるのであれば、外交・安全保障問題についてももっと時間を割いて徹底的に議論して欲しいです。
アメリカ大統領選のテレビ討論会などでは、外交と内政による質問がバランス良く散りばめられています。
外交・安全保障の話となると、一枚岩ではない与党内での亀裂を更に大きくしてしまう恐れがあるからかもしませんが・・・皮肉なことです。

2010年09月9日

これから

こんばんは。

こばやし鷹之です。

今日の千葉エリアは、天気も良くて、気温も高くなく、過ごし易い一日でしたね。

ようやく秋の匂いを感じ始めました。

そういえば、今日は上下スーツ姿でベビーカーをゴロゴロと押していたら、地元の方から、


「はっきりした顔立ちしてるね~。男の子?」

(恰幅が良いので仕方ないか・・・一応娘です。)


「普段のイメージとギャップがあるね」

(育メン度不足?外で見せる顔と娘の前で見せる顔は結構違う?!)


との声をかけていただきました。



さて、今日は、私が所属する自民党の幹部の顔ぶれが替わりました。

党のリーダーである谷垣総裁が決めた人事。

私としては、どんな体制であっても一所懸命に頑張るだけです。

ただ、一つだけ申し上げれば、

幹部の顔ぶれが替わったこともさることながら、それよりもはるかに重要な課題がまだ残されています。

それは、自民党自身が今後どのような旗印を掲げて、それに基づいてどのような国を創っていくのか、明確に国民のみなさまにビジョンを提示することです。

「経済、社会保障、あるいは教育といった分野におけるこれまでの成功モデルがもはや通用しなくなったのではないか。そこに、国民は漠然とした不安を抱いている。私たちは、これから20年、30年通用する、新しい成功モデルを考えていかなければならない。次の総選挙は、自民党と民主党とがそれぞれのモデルを提示して競い合う場だと思う。」

本日参加させていただいたパーティの主催者である斎藤健代議士の発言です。

全くもって同感です。


2010年09月8日

メリーゴーランド

こんばんは。
こばやし鷹之です。
今日は久しぶりの雨でしたね。
朝は傘をささずに駅で立っていても何とか我慢できる程度。
恵みの雨かな、と思っていました。
しかし、昼以降はすごかったですね・・・
夕方に上京しましたが、ダイヤが乱れた電車、雨漏りで水浸しになった地下街、まだまだ日本のインフラも脆弱なのかもしれません。
さて、今日は海外メディアの論調を紹介します。
今週月曜日のニューヨークタイムズ。
ご存知の方も多いと思いますが、アメリカの世論形成にとても影響力を持つ主要紙の一つです。
記事の題名は、
”Japan’s Leadership Merry-Go-Round(日本のリーダーシップはメリーゴーランドのようだ)”
要旨は、
・日本のリーダーがコロコロ替わるのにはめまいがする。非生産的。過去20年間で14人の総理が誕生し、間もなくまた1人追加されるかもしれない。こんなことだから、新しい政策を打ち出して、効果的に実施することができない。
・日本は世界第三(小林注:第二ではありません)の経済大国。日本には、一定期間強固なリーダーシップを発揮でき、有効な経済政策を打ち出せて、米国との強固な同盟を維持できる総理が必要。
・菅、小沢の両氏はそれぞれ欠点があるが、自民党時代最後の総理たちよりも好ましい。
・どちらが勝っても、経済が最優先事項。財政刺激策を通じ内需を拡大させ、輸出依存体質を改めるべき。
・日米の緊密な関係は重要。小沢氏は非現実的なポジションを再考する必要がある。米国人を「単細胞」とした発言は友人を作るための最良の方法ではない。
私はアメリカで計5年間生活しましたが、日本に対するこのような見方は、既にステレオタイプのものとして定着しているように感じます。
国内メディアの報道を見聞きしていると、「政治家は何やってるんだ・・・」と批判したくなる気持ちになりますよね。
しかし、海外メディアの報道を見聞きしている外国人は、「日本人は何やってるんだ・・・」と感じています。
彼らにとってみれば、この国は、民主党の日本でも、自民党の日本でもない。
日本人の日本なんですね。
日本の有権者は、国内では批判する立場にあっても、海外では批判、時として失望・嘲笑されてしまう立場にあります。
残念です。
国際社会で日本がもっと信頼される国になるためには、もっと信頼される政治をつくっていく必要があります。
もっと信頼される政治をつくっていくためには、旧態依然とした政治と決別できる感覚を持つ人間が、政治の世界にもっともっと飛び込んでいくしかないような気がしています。

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<p><!– レスポンシブに対応していない為、非表示にしています。2017年10月23日佐野
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