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2011年03月9日

白抜きポスター誕生!(スタッフ)

こんばんは。小林鷹之事務所のスタッフAです。


今日から、スタッフ目線で小林鷹之の活動や素顔を発信していきたいと思います。

本人のブログの合間に肩の力を抜いてご笑覧頂ければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします!


さて、記念すべきスタッフブログ第1回はポスターの話題。

小林鷹之が代表を務める自由民主党千葉県第二選挙区支部では、引き続き、ポスター作戦を精力的に展開しています。


「まずは、『小林鷹之』という志ある男がここ八千代市、習志野市、千葉市花見川区にいるということを、一人でも多くの方に知っていただきたい。」その思いで、スタッフ一同、日夜、木材とノコギリを片手に、ご許可頂いた方の壁やフェンスに小林のポスターを一枚一枚貼らせて頂いております。


もう、皆様はご覧になりましたか?


そう、あの『オレンジ』色のポスターです。


はじめは、オレンジだけの印象でもいいんです。

それでもお目に留めて頂くうちに、


「小林ってこんな顔してるんだ」とか


「小林って耳が大きいよね」とか


「鷹(たか)って漢字が変わっているよね」とか


「『絆を力に』って書いてあるけどこの人どんなこと考えてるんだろ」とか。


いろいろな印象を持って頂けたらこの上ない幸せです!


私たちスタッフとしても小林の分身をまた一枚、また一枚と、

町中に増やさせて頂く中で、「みなさまに小林の志が届け」そんな思いでおります。


そうそう。小林のポスターに、ニューバージョンが加わったことにお気づきですか?

従来、オレンジ色の背景に同系色の名前としていましたが、この度、名前を白抜きとした新しいポスターが誕生しました!!白抜きはまだ希少ですので、町で発見した方には幸運が訪れるかも(??)


当事務所(支部)ではまだまだポスターを掲示させて頂ける場所を探しております!

幸運の白抜きポスターをお持ちして、どこにでもまいりますので是非ご一報ください。

それでは三寒四温の今日この頃。みなさまお風邪を召されませぬように。

2011年03月7日

細胞を活かし続ける技術 ~CASを体感して~


こんばんは。
小林鷹之です。

今朝、事務所から出たら雪がすごい勢いで降っていて驚きました。
車窓から見る雪景色はとても幻想的で、最近せわしなかった心が少し落ち着きました。
しかし、永田町はそんな状況ではないようですね。

前原外務大臣の辞任。
辞任は致し方なかったのでしょう。
ただし、その結果が日米関係に与える悪影響は小さくないと思われます。
ワシントンのジャパン・ハンドから聞いたところ、民主党政権になって崩れかけた日米関係の修復の期待が前原さんにかかっていただけに残念だとのことでした。

私が常々訴えさせていただいているのは、政権交代が生じたからといって、外交の中長期的な戦略の軸をそう簡単にぶらしてはならない、という点です。
いわんや、国内の政局に安易に利用することがあってはなりません。
その禁じ手を使ってしまったのが今の民主党政権なわけですが、その中で数少ないまともな外交姿勢を掲げていたのが前原さんだと私は思っていました。
他に代わりがいるのだろうか・・・心許ないというのが偽らざる今の心境です。


さて、今日は流山市にあるアビーという会社を訪問させていただきました
このアビーという会社の開発したCAS(キャス)という技術がすごいんですね。
CASとは、Cells Alive Systemの略で、細胞を生きたままの状態で長期間保存する技術なんですね。

例えば、今日試食させていただいたのは、島根県隠岐郡海士町で採れた岩がきです。
何と2年前!に採れたものなんです。
採れたての牡蠣をCASの技術を使って冷凍保存。
磯の香がしてメチャクチャうまかったです!

それと、麻生元総理も食べたといわれる2001年に採れたコメ。
当時は8年物のコメですが、それから2年が経っていますから10年物のコメを食しました。
これも美味しかった。

この日本という国は、ちっぽけな島だけど、こんなにすごい技術があるんだと誇りに思いました。
アビーの社長の大和田さんは、とても発想がユニークで広大。
紙幅の関係上、詳細は記しませんが、これからの日本の農業、そして千葉県の農業の鍵は輸出にあると主張されてました。
味が旨いというのは当然の前提として、日本の農作物には安心・安全という価値がある。
世界的に見て人口増加と裏腹に耕地面積が減少する中で、いずれ食料と水を奪い合う戦いが起こる。
それを見据えて、農業を輸出産業と捉えて産業興しの活路を見出していく。
CASの技術を利用すれば、日本の農産物が持つ強みを失うことなく海外へ輸送できるわけですからその可能性が更に大きく広がります。

そんな日本の農産物のブランディングが確立されれば、農業でしっかりと生計を立てていくことができ、地方に雇用も生まれる。
そんな環境を整備していくことも政治に課されている大きな役割の一つだと感じました。


鷹之ブログ
2年前に採れた岩がきを生で試食。うまい!

2011年02月23日

G20(その4)

おはようございます。
小林鷹之です。


ニュージーランドで大地震が起きました。
亡くなられた方々に心からご冥福をお祈り申し上げます。
行方不明になられている多くの方々が少しでも早く救出されることもお祈り申し上げます。

今回の大地震といい、新燃岳の噴火といい、自然の脅威の大きさを感じます。
最近の自然現象に共通することは、予告なしに突然やってくるということ。
特に、人と建物が集まる首都圏において、自然災害が生じた時に被害と混乱を最小限に食い止められるような制度設計がなされているのか、今一度検討しておく必要があると思います。


さて、昨日の続きです。


当初、一回限りと思われたG20首脳会合。
ワシントンで第一回会合が開催された後も、結局は、ロンドン、ピッツバーグ、トロント、ソウルと続いています。
今年もフランスで開催される予定となっています。


こういう会議の器(うつわ)は、一度作ってしまうと、壊すのはなかなか難しいんですね。
特に、これまでメインの国際会合であったG8(財務大臣会合の場合はG7)に入れなかった国々は、G20という器をメインの会合にしたいと考えます。
国威発揚ではないですけれど、国のステータス・影響力が上がるんですから当然ですね。


しかし、アジアで唯一のG8国であった日本からすれば、その逆です。
中国、韓国、インドネシアなども含まれるG20がG8にとって代わるというのは嬉しいことではありません。
メインのフォーラムはG8(G7)としておきたかったんですね。


でもそうはなりませんでした。
G20に含まれている新興市場国の強い意向もありますが、それに加えて、フランスのサルコジ大統領や世界銀行のゼーリック総裁らが、「G拡大論」を声高に主張し始めたわけです。
もはや先進国だけでは、グローバルな課題を解決できなくなっているという理屈です。
そして、決定的だったのは、新たに誕生したオバマ大統領がその路線に乗っかったということなんですね。

「G2」

アメリカと中国を指す言葉がありますね。
アメリカとしては、将来自国に匹敵する可能性を持った中国に、権利を主張させるだけではなくて、義務も負わせたい。
そのためには、中国を国際社会にどんどんエンゲージ(≒関与)させていく必要がある。
オバマ大統領はそう考えたんですね。


この結果、G8首脳会合の存在感は薄れ、G7財務大臣会合にいたってはインフォーマルなものになってしまいました。
デメリットは日本のステータスや影響力が落ちたことだけではありません。
スピーディーにその時々の国際的な課題を解決するためのフォーラムが影響力を失った。


G20がそのようなフォーラムとしての役割を務めることができないのは、既に申し上げました(今年のG20首脳会合も、来年大統領選挙を控えたサルコジ大統領の政治的得点を稼ぐためのパフォーマンスはあるかもしれませんが、実質的に何か大きなことが決まるとは思えません)。

であるとすると、考えられるのは、
G20の中で、影響力のある国を更に絞って、フォーマルであれ、インフォーマルであれ、新たなフォーラムをつくること。
例えば、
「米、EU、日、中のG4」
といったようなフォーラム。

今の中国の勢いを考えれば、中国が参加しないことは考えられない。
中国を排除したフォーラムは、それだけで意義を失うほど、今の勢いはすごい。


だから、今日本が気をつけなければならないことは、新たに設けられるかもしれないフォーラムから抜け落ちないように立ち振る舞うこと。
日本が中国に取って代られるのが最悪のシナリオです。

国内の政局でガタガタしている場合ではないんです。

(終わり)

2011年02月22日

G20(その3)

こんにちは。
小林鷹之です。
今日は2月22日ですね。
アヒル(2)が3つ並んでます。
毎晩風呂で3羽のアヒルさんと戯れている娘を思い出しました。
どうでもいいですね(笑)。
今日も頑張っていきましょう!

さて、昨日までの続きです。

今回のG20でも、世界的不均衡の是正を含め、コミュニケ(共同声明)は中途半端な内容となりました。
これはG20という会合の性格上、仕方ないんですね。

そもそも、この会合は、アジア通貨危機の教訓を踏まえ、先進国と新興市場国とが意思疎通を図り、協働する場として設けられました。
しかし、そこには限界があったんですね。

数の限界です。

当然ですが、参加国(地域)数が多くなればなるほど、意見の集約・合意への到達が難しくなるわけです。
比較的共通点の多い先進国だけが集まったG7でも共同声明の作成はとても難しいのですが、ましてや、経済の発展度合が異なる新興市場国が加わるのですから、その難しさたるや筆舌に尽くし難いんですね。

私も実際にG20を担当していた時期がありました。
会合に出ると、とにかく意見が出るわ出るわ。
それまでG7に入れなかった新興市場国は、鬱憤を晴らすかのような勢いで思いの丈を口にします。
したがって、議論をまとめて、何か実質的なことを決めようとする雰囲気にはならないんですね。

誤解を恐れずに言えば、先進国から見れば、新興市場国のための「ガス抜き」の会合だったんです。


それが、サブプライム問題に端を発した金融危機とオバマ大統領の誕生により、状況が変わってきたんですね。

まず、リーマンショックの影響が大きかった。
私もこの危機の震源地におりましたが、毎朝、株式市場が開いた直後の株価の動きを見るのが怖くて仕方ありませんでした。
CDS(クレジットデフォルトスワップ)や証券化という言葉が一時期流行りましたね。
簡単に言えば、全世界にリスクが分散された結果、誰が抱えているリスクが顕在化するか、誰もが把握できず、誰もが不安に感じた。
そのため、全世界のマーケットが崩壊しかけ、先進国のみならず、全世界的に対応しなければならない必要があった。
それも、緊急性が高かったので、財務大臣よりも高いレベル、首脳レベルで即座に行動する必要があった。

それで、それまで財務大臣(・中央銀行総裁)レベルの形骸化したG20が首脳レベルに引き上げられたわけです。
そして、当初は、この会合は未曽有の金融危機に対応する一時的なものと考えられていたんですね。

でもそうはなりませんでした。

(続きは次回へ)

2011年02月21日

G20 (その2)


おはようございます。
小林鷹之です。

今日は気温が上がると聞いていたのですが、朝はいつも通り寒かったです・・・
いつも通り駅前で演説していたら、歩道橋の上から友人の女の子が大声で黄色い声を送ってくれました(笑)。
ありがとう!

さて、昨日のブログの続きです。
人民元の相場を各国、特に米国が問題にしているのは、中国政府が意図的に為替介入を行って人民元相場を低く誘導しているためです。
対ドルで人民元の価値が低くなると、中国製品の米ドルでの価値が下がりますから、アメリカ人にとっては中国製品がお買い得となるとの論理が成り立つわけです。
逆もまた真なりで、米ドルの価値が相対的に上がれば、米国製は中国人にとって割高感が生じるわけです。

したがって、米国は他の先進国を巻き込みながら、中国政府に対して、「為替相場は市場の需給バランスに委ねろ(→そうすれば、米国の経常収支も改善する)」と言い続けてきたわけです。
米中間、あるいは、世界全体の貿易構造を考えると、事はそんなに単純ではないのですが、一定の合理性があることも事実です。

なので、今回のG20財務大臣会合においても、世界的不均衡を是正するために、まずは為替相場をはじめ、いくつかの指標をガイドライン(≒参考指標)として決めようと。そして、そのガイドラインが決まったら、それに基づいて、各国の経常収支をお互いに分析しようと。
いわゆるピアレビュー(相互監視)を通じて、ピアプレッシャーをかけていこうという流れになっているわけです。

しかし、「ガイドライン」というのは飽くまで「参考」といった意味合いであって、決して「目標」ではないんですね。
実質的な拘束力に欠けるわけです。

中国を縛ろうとする米国と、米国に縛られまいとする中国とが、つばぜり合いを繰り広げている結果、そして、他の国もそれぞれの思惑がある結果、結局玉虫色というか、中途半端な結果しか出てきません。

この為替の問題に見られるように、G20で扱われる議題については、いつもなあなあの結果で終わるケースが多いんですね。
これはG20という会合の構造上致し方ないんです。

(続きは次回へ)

2011年02月20日

G20

こんばんは。
小林鷹之です。

一週間お疲れ様でした。
年明けから、良い天気が続いていましたが、最近は雪や雨が多いですね。
雨ニモマケズ、風ニモマケズということで、毎日駅頭演説をしていますが、
特に風が強い日は寒さも倍増です。
みなさんも体には気をつけてくださいね。

さて、週末はパリでG20財務大臣・中央銀行総裁会合が開催されました。
G20とはGroup of 20の略で、G7(日、米、英、独、仏、加、伊)に中国、ロシア、韓国、ブラジルなどの新興市場国を加えた20か国から成る会議です。

議題はたくさんありましたが、主要議題は、
世界的不均衡の是正と料価格の高騰への対策でした。

前者は、ここ数年G20を含め、国際金融の会合で主要議題となってきたものであり、後者は、最近の中東における政情不安をもたらす一つのきっかけとなったものです。

「世界的不均衡の是正」
と言われても何のことだかよくわからないですよね。
簡単に言えば、経常収支の黒字国と赤字国とであまりにもその収支の差が大きいから何とかしようよ、ということですね。
なお、正確ではありませんが、便宜上、経常収支黒字(赤字)は、貿易黒字(赤字)をイメージしていただければと思います。

経常収支赤字国の代表国は米国です。
逆に黒字国は、中国、日本、ドイツです。

米国では、経常収支赤字に加え、巨額の財政赤字が続いています。
この状態が継続すると、世界の基軸通貨であるドルの信認が失われる可能性が生じるので、何とかしないといけないんですね。
それに加えて、特に中国からの輸入が増えていて、まだまだ失業率が高止まりしている米国内では、製造業を中心に、「中国製品が米国に流入してきているから、米国の製品が売れない、米国人の雇用が失われている」として、そのスケープゴートを中国に求める傾向があるんですね。
だから、中国からの輸入を減らして、米国からの輸出を増やせ、という論調が強くなっているわけです。
その際に、米国が問題視しているのが、中国の人民元の為替レートなんです。

(次回に続きます。)

2011年02月9日

使命感

こんばんは。
小林鷹之です。


今朝、八千代では雪が降りました。
陽光が遮られ、街が暗くなりますが、たまに降る雪は空気をきれいにしてくれているように感じました。

そして、夕方には久しぶりの党首討論がありましたね。
私たち日本人1億2千万人のリーダーである菅総理。
その発言が心に響くことはありませんでした。
みなさんはどのように感じられましたか?


さて、今日は日頃大変お世話になっているご夫妻にお会いしてきました。
お二人とも医師なので、現在の医療行政の抱える課題や、千葉県内の医療体制の問題点など、広くご意見をうかがってきました。
その中で、印象的だった点は二つ。

一つは、女性の医師・看護師の復職体制についてです。

医師数の絶対的な不足、地域偏在、新医師臨床研修制度の問題などはよく指摘されています。
しかし、これらに勝るとも劣らず重要なのは、女性の医師や看護師が出産・子育て後に復職できる体制を整備していくことであるとのご意見でした。
確かに、医学部や看護学部でみっちりと訓練され、専門的なスキルを身に付けた女性が、子供を産み育てる生きがいと、医師や看護師としてキャリアを積んでいく生きがいとをトレード・オフしなければならない現状はおかしい。
社会全体としてももったいないですよね。
産婦人科を営む旦那さんは、まず隗より始めよ、ということで、病院内に託児所を設けられるよう検討しているとのことでした。
色々な規制があるみたいですが、素晴らしい試みだなあと思いました。


もう一つ印象的だったのは、若手の医師の中には使命感に欠ける方が多くなってきているとの指摘でした。

人を助けるという意味での最低限の使命感はあれど、「そこそこに働いて、余暇を楽しむ」という考え方を持つ医師が増えてきていて、医療が単なる職業と成り下がってしまった、と強い危惧を抱いておられました。
この点は、最近お会いした別の医師の方からも伺いました。


労働時間を度外視してがむしゃらに働く医師。
どんなに忙しくても救急の患者は絶対に断らない医師。
金銭には目もくれずに献身する医師。


そんな医師たちの精神力こそがこれまでの日本の医療を支えてきたとのことでした。


私の親友には医師がたくさんいます。
その中には、睡眠時間をギリギリまで削り、まさに命がけで患者の命を救おうと戦っている友人もいます。
だから、十把一絡げには言えないけれど、
もしも今の時代に、使命感を持ってがむしゃらに働く医師が少なくなってきていることが本当だとすれば、とても悲しいですね。
これは医師に限ったことではありません。


儲けることも、
安定していることも、
それはそれで大切なのことかもしれないけれど、
そういう次元を超えて、
一人ひとりが使命感と誇りを持って仕事に臨める社会でありたいと改めて思いました。


鷹之ブログ
最近は餅つき三昧です。

2011年02月3日

大相撲の八百長

こんばんは。

小林鷹之です。


今日は節分です。
みなさまは、豆撒きをされましたか?
私は、習志野の大原神社ではお菓子撒きを、花見川の検見川神社では豆撒きをしてきました。
多くの子供たちを前に、たくさん撒いてきました。
「たかゆきさん、ちょうだ~い!」
そんな声がする方に思わず目が向いてしまいます。
上から見ていると、小鳥の雛に餌を与えているかのような錯覚に陥りました(笑)が、とても活気があって、まさに福が来る予感がしました。

そんな中で、大相撲の八百長疑惑が生じていますね。

野球賭博といい、今回の事件といい、相撲界は確実に制度疲労を起こしていますね。

今の日本の政治もそうですし、現在大規模デモが生じているエジプトの統治体制も同様です。

過去を振り返れば、何事であっても、制度疲労を克服するには革命などの大胆な治療が必要です。

奇しくも、今日は節分。

節目の日です。

季節とともに気分も新たにしていきたいものですね。


それにしても、その八百長疑惑。
国民の信頼を裏切る許し難い行為であることには間違いありませんが、それに加えて、毎日懸命に稽古を積んでいる力士たちが本当に可愛そうで仕方ありません。
八百長に加わった力士の星は、何の価値もありませんが、
そうでない力士たちの星は、文字通り、汗と涙の結晶なわけです。
重みに天と地ほどの差がある。
でも、世間の見方は厳しい。
十把一絡げに全ての星の価値が下がります。

真面目に稽古している多くの力士は悔しい思いをしているでしょうね。

政治も同じです。

特に、世界を相手に懸命に頑張っている多くの日本人がいます。

そんな中で、この国の政治が相も変わらず、政治とカネの問題に終始していたら、国際社会から日本人全体が馬鹿にされますね。

先般の国債の格下げもそうですし、日本の株価の回復が相対的に遅いのもその一例です。

強制起訴された小沢さんが国会に来るか来ないかなんて、正直どうでも良いことです。

政局的には重要であっても政策的には何の価値もない話です。

頑張る日本人の足を引っ張るんじゃなくて、頑張る日本人をしっかりと支えられる政治をつくってまいります!

2011年01月29日

国債格付けの引き下げ

こんばんは。

小林鷹之です。

2週間更新が滞っていてすみません(汗)。

地元の方々と触れ合う機会が加速度的に増えてきていて、早朝から晩まで、地元活動がひっきりなしに続いています。

嬉しい悲鳴ですが、時間は作るものですから、短くてもできるだけ更新できるように頑張ります。



今日は、多くのボランティアの方々が地元内外からいらして下さり、サポートしてくれました。
寒空の下で地元をたくさん歩いていただき、感謝感激です。
本当にありがとうございました!
明日も多くの方々がいらしてくれます。


その間、私は、地元会合を次から次へとわたり歩いていました。

多くの人との触れ合いは勉強になるし、何より純粋に楽しいですね。

最近、地元の会合に出ていて強く感じるのは、ご年配の方々の次世代に対する強い思いです。

「子供や孫のために、より良い社会を残したい。そのためには、税や社会保障のあり方に真摯に取り組んで欲しい。」

こんな声が大きくなってきている気がします。

10年前の雰囲気とは全く違いますね。

そんな思いをカタチにしていけるように頑張ります!




さて、先日、S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)が日本国債の格付けをダブルAからダブルAマイナスへと一段階引き下げました。
欧州の財政危機国を表すいわゆるPIIGSの一角、スペインを下回り、中国の国債と同じ格付けになってしまったんですね。
S&Pという会社は、Moody’sFitchなどと並んで、国際的に有名な格付け会社です。
この格付けは、投資家の投資行動に大きな影響を与えるので、ある意味とても力のある会社です。




そのS&Pによる格付け引き下げについて、菅総理が、

「初めて聞いた。本会議から出てきたばかり。そういうことには疎いので、改めてにしてください」

と発言したことが問題となっていますね。



格付けが下がれば、投資家による国債の購入意欲も下がります。
国債を今後どれだけマーケットで消化していけるかは、この国の存亡を左右するといっても過言ではないほど重要な問題です。
そしてマーケットの反応次第では、国債価格が暴落し、金利が急上昇する可能性もあるんです。
こんなに重要なことが総理の耳にリアルタイムで入っていなかったということは、危機管理という意味でお粗末です。


もっと深刻なことは、一国の総理がマーケットから誤解されるような表現を安易に使ってしまったこと。
自分の言葉の重みが全く分かっていないことの証左であり、まさしく国債市場を含めたマーケット全体について疎いということの表れだと思います。
今回はたまたま大事に至りませんでしたが、それは結果論。


将来自分が置かれる立場の責任の重みを想像しながら、精進してまいります。




2011年01月14日

内閣改造

こんばんは。
小林鷹之です。


みなさん、一週間お疲れ様でした。
こういう季節は、あったかい風呂にゆっくりと浸かって疲れをとりたいですね。


今朝は恒例の駅頭演説の後、保育園の入所面接に行ってきました。
「なかよしルーム」という待合室では、小さな赤ん坊もたくさんいて、うちの娘も周りに興味津々でした。
でも、実際に自分の娘が保育園に入れない可能性もあると指摘され、待機児童問題の深刻さを改めて身近に感じています。


さて、本日の話題は、やはり内閣改造でしょうか。
与謝野馨さんの入閣が話題になっていますね。

お世話になっている自民党の平将明議員のツイッターによると、
かつて「与党と野党の間で謝って」大連立のつなぎ役をする方と言われていたようですが、いずれにしても、今回の与謝野さんの行動には批判的なコメントをされる方が多いようですね。


確かに批判する方々の気持ちは分かります。
しかし、忘れてはならないのは、一番重要なことは、これから始まる国会を政局の国会ではなく、まさに熟議の国会にしていただかなければならないということです。
自民党の比例枠で復活当選したんだから議員辞職すべきだという主張もよく分かります。
しかし、今の日本が置かれている状況を考えれば、ただそのことをもって政局の話に終始するんじゃなくて、与野党がもっと建設的な政策論議をすることに主眼を置いていただきたいと切に願います。
もうこの国にはそんな悠長な権力争いをしている余裕はありません。


そして、もう一つ。
大臣職の欲しさに入閣したという議論があります。
与謝野さんの肩を持つ理由はありませんが、官房長官まで務めた人が大臣職欲しさに入閣したとは思えません。
むしろ、議員生活の集大成として、批判を甘受してでも命懸けで実現したい思いがあったんだと思います。
そうであればこそ、民主党のバラマキ政策を徹底的に批判してきた与謝野さんには、先般閣議決定された平成23年度の予算案をそのまま認めるんじゃなくて、しっかりと修正して筋を通してもらいたいですね。
それができなければ失望せざるを得ません。

その上で、今年の6月に向けて、今後の消費税のあり方をきちんを示すべく全力を尽くしていただく。
そして、国民の信を問う。


そうであれば、今回の与謝野さんの行動には、歴史が然るべき評価を下すことになるんだろうと思います。


それでは、みなさんにとって良い週末となりますように。

2011年01月13日

国際結婚と子の奪取について

こんばんは。
小林鷹之です。


最近、乾燥しているためか、静電気がバチバチ走ります。
チクリとすることが分かっていながら、金属を触らなければならないのは嫌ですよね・・・


さて、先日の報道で、政府がハーグ条約の加盟に向けて、副大臣クラスの会議を設置する方向を固めたとの記事がありました
ハーグ条約の正式名称は、「国際的な子の奪取の民事面に関する条約(Ha
gue Convention on the Civil Aspects of International Child Abduction)」。
国際結婚をした夫婦の間で子供の親権について争いが生じた場合、子供を元々住んでいた国に戻すという取り決めです。
欧米の多くの先進諸国が批准する中で、日本は批准していないんですね。


例えば、アメリカ人の男性と日本人の女性が国際結婚し、子供とともにアメリカに住んでいるとします。
ところが結婚が破綻し、日本人女性が夫に無断で子供を日本に連れて帰ったらどうなると思いますか?

日本はこの条約に批准していないので、一度日本に連れて帰ってしまえば、それまでです。

私がアメリカで暮らしている時も、類似の事件が生じました。
アメリカ人の父親は、手をこまねいていても何も起こりませんから、子供を力ずくで取り返そうと日本に来たわけですね。

日本の警察は、この父親を逮捕しました。

しかし、アメリカはこの条約に批准しておりますので、日本人女性が子供を無断で日本に連れ帰る行為は誘拐(kidnapping)とみなされるんですね。
私が勤務していたワシントンの日本大使館前でもアメリカ人による抗議がありました。
米メディアでは日本人女性が一方的に悪者にされていました。


一つの行為を、条約に批准している国としていない国とでは、こんなにも捉え方が異なるものなのか、と驚きを覚えました。
文化の違いも大きいと思います。


これまで、日本政府としては、家庭内暴力(いわゆるドメスティックバイオレンス)が原因で国際結婚が破綻した場合、必ずしも元の居住国へ子供を返すことが適切ではないケースが多々あることから、欧米諸国からの批判にさらされつつも、条約の批准に慎重な姿勢をとってきておりました。


しかし、今回にわかに菅総理が批准に向けて前向きな姿勢を示したのは何故なのでしょうか。

一部メディアの報じるところによれば、普天間問題等でこじれた日米関係の修復の一環として、今回の判断を下したようですが、本当にそうだとすれば明らかにおかしい。

確かに、外交は、あらゆる分野における貸し借りをどんぶり勘定する面があることは否定できない事実です。
そして、この1年の間に日米関係が揺らいだのも、外交を国内の政争の具に用いた日本政府側に大きな原因があるわけで、アメリカに借りを作ったのも事実です。

しかし、この借りは、普天間問題の解決によって返すべきだし、それ以外の方法では返すことができないと思います。

普天間にせよ、中国漁船の衝突事件にせよ、日本は極めて大きな国益を損ないました。
それは、理念や主義を欠いた、場当たり的で無責任な外交政策をとる国であるという汚名を着せられたこと。


今回の件についても、慎重な検討無くして、弱体化した日米関係を取り繕うために、問題の本質から目を逸らし、性懲りもなく対症療法的な政策対応を行うとすれば、この国は国際社会において、理念や主義主張を欠いた、本当にいい加減な国だとみなされてしまう。

しっかりと議論をした末での条約批准であればいい。
でも、今の菅総理の対応はそうは見えない。

筋が通った、毅然とした外交を取り戻さないと、国際社会において失われた信用を取り返すことはできないんです。
菅総理にはこの点をもっと真剣に考えてほしいと思います。



下記は、先週末に行われた陸上自衛隊習志野駐屯地での空挺団による初降下訓練の模様です。
命懸けで国を守ってくれている方へ心から敬意を表します。
そして、守るに値する国にしなければなりません。


鷹之ブログ
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2011年01月3日

箱根駅伝

こんばんは。
小林鷹之です


今年の正月はいかがお過ごしでしょうか?
それにしても、箱根駅伝は熱かったですね!!
優勝争いとシード権争い。
どちらも手に汗握る展開でしたね。

仲間が待つ場所へと、ひたむきに走り続ける若い選手の姿。
思わず感情移入して見入ってしまう方も多いのではないでしょうか
特に、中継所で襷を受け渡した後に、倒れ込む姿。
力を最後の最後まで振り絞った証。

もしもこれが1人だけの、自分のためだけのレースだったとしたら、あそこまで追い込めるのでしょうか
勿論、約20キロをたったの1時間程度で走り抜くわけですから、ものすごくしんどいんだろうと思います。
ただ、あそこまで選手が自分自身を追い込めるのは、仲間の存在があるからではないか。
そう思わずにはいられません。

共通の目標を目指して、辛い練習を重ねてきた仲間たち。
レースに出られない仲間の分までも、そして、次に襷をつなぐ仲間のためにも、一秒でも早くたどり着きたい。
そんな思いをひしひしと感じました。


陛下が今年の年頭所感で「絆」という言葉に言及されました。
箱根を見ていて、いつも感じるのは、まさしくこの言葉です。


信じる仲間との絆があるからこそ、
極限まで頑張れる自分がいて、
自分の可能性が引き出されて、
そして、強くなる。

人間はひとりだけだと弱い存在だけど、
仲間との関係の中で、いくらでも強くなれる。


「山の神」として名を馳せた東洋大の柏原竜二選手。
重圧とスランプに悩まされ続けた今シーズン。
見事走り終えた直後に彼が泣きながら口にしたのは、やはり仲間の存在の大きさでした。


明日から仕事始めの方も多いと思います。
仲間とともに頑張っていきましょう!

2011年01月2日

2011年年頭所感

あけましておめでとうございます!

昨年は、みなさまへ、感謝感謝の一年でした。
今年も、「ありがとう」の気持ちを忘れずに、常に攻めの気持ちで充実した一年にします。

元旦は、夕方までせわしなかったですが、6時頃帰宅して娘とゴロゴロしていたらいつの間にか寝てしまいました(汗)
今朝は早起きして、地元の飯綱神社に家族で参拝。
例年通り、家族と友人の健康を祈念した後、今年の決意を固く誓ってきました。
必ずやり遂げます


もちろん、おみくじも引いてきましたよ。
「大吉、大吉」と念じつつ、いつになく、ドキドキしました(笑)。
結果は中吉。
まあまあ、ですね。

「浅い川と見くびって渡っていると、思わぬ大きな深みにはまる。
今は幸運の時、油断せずに世を渡れば、仕事も順調に進む。」

浅い川どころか、深くて大きな海のように感じているので、油断するどころじゃありません。
日々是挑戦です!




さて、2011年はどんな年になるでしょう。


因みに2010年を表す漢字は「暑」でした。
でも、私にはピンと来なかったんです。


景気は寒い。
学生の就職戦線も寒い。
児童虐待や行方不明の高齢者など人間関係も寒い。
普天間、尖閣、北方領土と外交も寒い。


年が変わったからといって、この状況に変化の兆しが生じるわけではありません。
変化を起こすためには、明確で強烈な政治の意志が必要です。


2011年は、重要な年。
4月の統一地方選挙によって国内の政治状況が大きく動く可能性があります。
そして何より、翌2012年には、アメリカ、フランス、ロシア、韓国で大統領選挙が実施され、中国では国家主席が交代します。
国際政治がますます流動的になっていくことが予想される中で、日本は内政・外交の舵取りをどうしていくべきなのか。

場当たり的な対応をこのまま続けていくことは絶対に許されません。

そんなことをしていたら、
国民の生命と財産、そしてこの国の領土を守り抜くことはできないし、
もう一度世界に羽ばたいていく道も閉ざされる。
生じうる多くのシナリオを想定した上で、ベストと信じる決断を慎重に下していかなきゃならないし、
目先のことだけに心を奪われず、中長期的な観点から正しいと思うことを勇気を持って断行していかなきゃならない。


そんな中で、今政治に求められているのは、内向きで後ろ向きな足の引っ張り合いじゃない。
かといって、「大連立」に見られる、理念と節操を欠いた生ぬるい妥協でもない。
政策無き政局を職業とする政治家がいるとすれば、もはや時代遅れ。
退場していただく必要がある。


与党と野党が、そして、突き詰めれば一人ひとりの政治家が、
それぞれの立場で責任を持って、
政策というツールを用いて切磋琢磨していく姿勢。
これこそが、今求められているもの。


一人ひとりが、
自分自身であることに、
この国や地域に生まれ、育ってきたことに、
誇りと自信を持てるように、
そして、
実現したいと本気で思える夢を持てるように、
政治は政策の実行を通じて一生懸命に応援していかなければなりません。


今年も思っていること、考えていることを真正面から訴えさせていただきますので、是非ご期待ください!
今年がみなさまにとって実り多き一年となりますように。



※ 公職選挙法第147条の2において「公職の候補者となろうとするもの」が挨拶状を出すことは禁じられておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

2010年12月31日

2010年の大晦日に

こんばんは。
小林鷹之です。

今年も残すところあと数時間となりましたね。
みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。

年末になると、よく「10大ニュース」が話題になりますよね。
今、私は自分自身にとっての今年の10大(重大)ニュースって何だったんだろうと考えています。

振り返ると、友人の祝事がたくさんありました。
自分のことのように嬉しかったこともたくさんありました。
ただ、やはり今年については、自分にとって大きな出来事の一つが、政治の世界への挑戦だったことは間違いありません。
色々な思いを胸に、衝き動かされるように下した決断は、おそらく何十年後に振り返った時も、私の人生のおいてエポックメイキング的な決断であるに違いありません。

でも、それよりも大きな出来事がありました。
娘の誕生です。
初めて親になった。
これが私にとっての今年の最大の出来事です。

実は、この2、3日。
娘が初めて大きく体調を崩しました。
発熱し、吐いて、衰弱していく。

おそらく、その前の私の風邪が原因だと思います。
年末の寒い中、薄着で無理をして駅頭演説をやって風邪をひいたんですね。
娘にうつさないようにとかなり気を遣ったんですが駄目でした。

死にやしない、とは思いつつも、心配なので、地元のかかりつけの医師に見てもらうと、脱水気味なので別の病院で点滴をしてもらう必要があるとの判断。
ぐったりした娘の顔を見つつ、自己嫌悪を感じながら、車を飛ばしました。
初めての点滴の針に、今まで聞いたことのない娘の叫びが診察室の中から聞こえてきました。

その後娘に付き添いながら改めて強く感じたこと。
それは、この子の命は自分の命よりも重い、ということです。
この子のためであれば、いつでも自分の命を差し出すことができる。
7ヶ月前に誕生して以来、笑っている時も、泣いている時も、寝ている時も、この子の顔を見ながらいつもどこかでそう感じてきました。

そして、このような感情は、親であれば誰しも抱いているものなんだろうとも思います。
確かに、最近よく耳にする虐待事件などを見ると、心の準備ができないまま親になってしまう例も存在するんでしょうけど。。。

父親としての顔が加わったことにより、物事に対する見方がこれまでよりも広がった気がします。

子供にも幸せに生きて欲しい。
子供にも自信を持って生きて欲しい。
子供にも誇りを持って生きて欲しい。

だったら、自分には何ができるのか。やらなければならないのか。
必然、そう考えます。

父親としての自分がやらなければならないことは、
娘がそのように生きていける力を身につけるように育ててあげること。
あたりまえですけどね。
だから全力で頑張りますよ!

そして、政治を志す自分がやらなければならないこと。
それは、
娘と同世代の子ども達や、まだ生まれてきてもない未来の子ども達のために、
彼らが、自信を持って、誇りを持って、そして幸せに感じられる社会の土台を築いて引き継ぐこと。

そのためには、
毅然とした外交政策を通じて、国民の生命、財産、そして領土を死守し、結果として平和な世界の構築に貢献していく必要がある。
将来にツケを回すだけのバラマキを阻止し、今の世代がある程度我慢して、子ども達の世代が自らの責任で社会を運営していける状態に戻す必要がある。
今の世代がこの世を去った後に、残った子ども達の世代が、自らの足で立ち、国際競争で生き残っていける力を培えるような教育制度を構築する必要がある。

こんなことを漠然と感じながら、このパソコンを打っていたら、紅白が始まりました。
ここ数年、海外にいて見られなかったので、少し見させてもらってから、元旦の昼頃まで夜通し外を周ってきますね。

何はともあれ、この1年間周りで支えてくださった全ての方々へ 

「感謝」

の一言です。

今晩は、全国的に厳しい天候となるようですので、外出される方は気をつけてください。
それではみなさん、良いお年を!!

鷹之ブログ
点滴後にアンパンマンの絆創膏。

2010年12月23日

海外留学生の減少

こんばんは。
小林鷹之です。
今朝の八千代は風がめちゃくちゃ強かったです。
飛ぶはずのない看板が宙を舞っているのを見て、腰が抜けそうになりました。


今日は12月23日。
公募を通じて、私が自民党千葉二区支部長に就任したのが6月23日。
ちょうど半年が経過しました。
いまだ、地元の支援者の方々からは、
「何で安定した仕事を辞めちゃったの。勿体ないね~。」
とよく言われます。
でも、全く後悔してません。
この道を選んで120%正解だったと思っています。
容易な道ではないとは日々感じていますけど、毎日毎日、叱咤激励されながら、自分が少しずつ強くなっているのを感じます。
そして何より、新たな出会いを通じて、人間関係が点から線へ、線から面へ、面から立体へと変化していく。
自分の人生が豊かになっていくのを感じられます。
これからも、精力的に活動を続けていきますので、よろしくお願いします!


さて、今朝の新聞の朝刊に、海外留学生の数が減少傾向にあるとの記事がありまし
た。
2008年は前年比11%減で、4年連続で減少しているとのこと。
文部科学省は、「海外に出て学ぼうという意識が弱く、学生が内向きになっているのではないか」と分析しているそうです。


理由はさておき、結果として、海外留学を経験する方の数が減ってきていることは好ましいことではありません。
勿論、この小さな島国がもう一度世界に羽ばたくためには、国際社会で通用する人材をどんどん輩出していかなければならない、というのも一つの理由です。


しかし、私が危惧する点は別にあります。

人的パイプの先細りです。

この3年間、外交官としてワシントンで勤務してきました。
そこで感じたことは、国と国との関係の強さは、政府、民間、草の根、あらゆるレベルにおける人的パイプ(チャネル)の太さと数によって決まるということでした。
普段から生の情報が直接行き交えば行き交うほど、誤解や不信が生まれる余地が狭まります。
顔が見えれば見えるほど、憎しみと親しみのオセロ板は親しみ色に染まります。

その意味で、昨今の日米関係は、少々心許ないと感じてきました。
一昔前に比べて、日本に親しみを感じ、又は、日本をよく理解しているアメリカ人が少なくなってきている感じがしてなりません。
知日派と呼ばれる若手米国人学者が育っていないのもその現れなのかもしれません。


海外留学だけが、人的パイプ強化のための唯一のツールではありませんが、
若かりし頃から、しがらみのない場で、多くの日本人が他国の学生と交流することは、とても大切なことだと思います。
日本に来る海外留学生が少ないのであれば、日本から海外へ飛び出していくしかありません。
軍事力も経済力も文化力も大切ですが、やはり基本は人。
官民一体となって、海外へ若者を送り出すプログラムを強化していく必要を感じます。

2010年12月22日

消費税から逃げてはいけない

こんばんは。
小林鷹之です。

今日は冬至ですね。
実家の近所のおばさんから頂いた柚子を風呂に入れて、ゆっくりと浸かりました。
溜まっていた疲れがとれますね。
みなさんも、忘年会シーズンで体調を崩しやすいと思いますので、体調管理には気をつけて下さい。

さて、最近少し残念だったことがあります。
数日前に決定された、来春の統一地方選挙に向けた自民党の公約原案の中で、「消費税率引き上げ」について触れられなかったことです。

確かに、地元の中小企業の方々と話していると、足元の景気の深刻さをひしひしと感じます。
そのような中で「増税」の言葉は口にしにくい。
しかし一方で、民主党政権による来年度予算編成を見ていると、埋蔵金をかき集めて財源を捻出するやり方はもはや限界を迎えています。
まずはバラマキを止めるのが大前提ですが、社会保障関係費の今後の伸びを考えれば、消費税の問題を避けて通ることは許されません。

増税により景気の腰を折らないように細心の注意を払うのは当然のこととして、リーマンショック後の最悪の状況からは脱しつつある中で、今夏の参院選時の公約に掲げた消費税率の引き上げの話をここに来て引っ込めることは筋が通らない。


むしろ、法人税率の引き下げ幅を5%といった中途半端な数字ではなくて、思い切って20%台まで引き下げて国際競争力を確保した上で、安定財源確保のために消費税率を引き上げる。
こうして直間比率(直接税と間接税との比率)を是正し、景気に左右されにくい税体系を構築していくことこそ、今求められていることだと思います。

耳障りなこと、でも、言わなきゃいけないことを、選挙を見据えて言わないとすれば、今の民主党と変わりません。
逃げない。
ぶれない。
そんな政治家や政党が今のこの国には求められていると思います。
新人という立場ではありますが、正しいと思ったことは、党執行部にどんどん直言していきます。

2010年12月19日

2011年度予算編成に関して

こんばんは。
小林鷹之です。


最近、運動不足で体重が増え気味だったので、久しぶりに地元八千代の新川沿いを軽くランニングしました。
朝の冷え込みは厳しかったですが、空気が澄んでいて気持ち良かったです。
心も体もリフレッシュです。

さて、来年度の予算編成も大詰めを迎えています。
例年、12月24日が政府予算案の閣議決定日ですので、この時期、前の職場である財務省は文字通り不夜城と化します。
元の同僚たちが夜を徹して追い込みをかけている姿が目に浮かびます。

その来年度予算ですが、また、禁じ手が使われることになるようです。
民主党がこだわっている、国債発行額を44兆円以下に抑えるためには財源が不足しています。
政府はあの手この手で財源を見つけようと努力していますが、もはや多額の埋蔵金は眠っていません。
そこで今回も外為特会(外国為替資金特別会計)の「来年度」の剰余金が一般会計の歳入として見込まれることになるようです。


外為特会とは、主に為替介入に伴うお金のやりとりを管理する特別の財布(特別会計)です。
例えば、マーケットが急激に円高に振れた時に、円売り・ドル買い介入を実施することがあります。
その際、政府短期証券(FBと呼ばれる円建ての短期国債)を発行して円を調達し、それをドルに換えます。
手にしたドルは何らかの方法で運用しなければならないので、米国債などを購入します。
そうすると、毎年、金利収入があるわけです。
勿論、負債であるFBに関連する利払い(金利の支払い)もありますが、近年、

米国の金利 > 日本の金利

となっているので、差し引きするとプラスの金利収入が生まれます。
ざっくり言えば、これが外為特会の剰余金と呼ばれるものです。


本来、この剰余金は積み立てていくことが想定されています。
何故なら、外為特会の負債は円建て、資産は外貨建てなので、為替相場の変動リスクに晒されるからです。
ただし、そのようなリスクを考慮した上で、なお余裕がある場合には通常の財布(一般会計。メディアが「予算」と呼ぶもの)に繰り入れることができます。


でも、ここで考えてみてください。
来年度剰余金がいくら発生するかは分からないわけです。
ある程度は推測できますが、やはりマーケットの状況や為替介入の有無にも左右されるからです。
だから、通常、剰余金は実際に発生した後に、その次の年度の一般会計の予算に繰り入れるのが筋ですよね。


でも、2011年度(来年度)予算については、2011年に発生すると「仮定される」外為特会の剰余金を同じ2011年の一般会計の歳入としてカウントする、つまり先食いすることになる見込みのようです。
それだけ、財源を見つけるのに苦労しているということなんですね。



年金の国庫負担率の引き上げに伴う財源捻出にも対応しなければならない中で、いつまでこの苦肉の策を続けることができるのか。
私は甚だ疑問に感じています。


何故なら、いわゆる「バラマキ4K」と呼ばれる政策、


子ども手当て

高速道路無料化

高校無償化

戸別所得補償


これらは恒久的な制度なんです。
恒久的な制度には恒久的な財源の裏付けが必要なのに、それが無いんです。
だったら、制度を変更・廃止するか、あるいは、恒久財源を見つけるしかありません。


みなさんだったら、どちらを選択しますか?


バラマキをやめますか?

それとも、

バラマキを続けるために更に税金を払いますか?


答えは明らかだと思います。


外交政策では、ようやく日米同盟の大切さを総理が認識し、普天間の問題についても自らの過ちを認めました(謝罪は不十分ですが)。
経済政策についても、バラマキ4Kの過ちにも早く気がついていただきたいと切に願います。

(法人税率の5%引き下げを含め、まだ言いたいことがあるので、またの機会に)

2010年12月11日

楽しみのビー玉

みなさん、こんばんは。
小林鷹之です。
随分ご無沙汰してしまいました。
「ブログ終わったのか?」
そんな問い合わせが殺到し、結構な数の方々にご覧いただけていたことが分かりました。
最近、日々の活動に忙殺されて、なかなか発信活動に力を割く余裕がなかったのですが、これからは、どんどん発信していきます!
今後ともよろしくお願いいたします。
日々、地元を歩き、色々な立場の方々とお会いします。
お叱りを受けることも、激励をいただくことも。
全てが勉強になる毎日です。
これまで、役所で長年働いてきた中で、自ら関与した政策が朝刊の1面に掲載されたり、テレビで報道されてきたりしました。
机の上で制度を設計してきて、何となく世の中が分かってきたような気がしていましたが、それが完全な幻想であったということがつくづく肌身に染みる毎日。
自分がいかに世の中を曲解していたか、無知であったか。
無知の知ですね。
一人ひとりのリアルな思いを、一つでも多く心で受け止めて、政策という形にしていける人間に成長していきたい。
そんな思いが日増しに強くなります。
さて、書きたいことはたくさんあるのですが、今日は妻が知人から伺ってきた話を紹介させていただきます。
その方は、虐待などによって行き場を失った子供たちを保護する施設(いわゆるシェルター)を設立・運営している女性です。
長年、保護者による虐待を受けてきた子どもたち。
シェルターの存在により、子供たちの環境は劇的に変わりました。
衣食住が足りて、気持ちや行動も安定してきました。
それでも、彼らに接していると、何かザラッとしたものを感じるんだそうです。
彼らには、「楽しむ」ということが分からないんです。
何故なら、彼らは楽しんだことがないから。
今まで彼らにとって遊びと言えば、
喫煙であり、麻薬であり、徘徊だったんです。
だから、彼女は子どもたちと一緒に、
お菓子を作ったり、
歌ったり、
本を読んであげたりしました。
彼女のような大人たちが子どもたちに手厚く接する姿。
それは、他の福祉関係者の目には「甘やかし」に映ったようです。
「そんなに甘やかしていたら、厳しい社会に出ていった時に耐えられない人間になってしまう」
そんな声がたくさん聞こえてきました。
でも、彼女は逆だと言うんですね。
子どもたちの中で、楽しみの経験をたくさん積み重ねてあげる。
彼女が言う「楽しみのビー玉」が、心の中に多くなればなるほど、
何か辛い経験があった時に、耐えられるようになるんだと。
私は、この話を聞いて、とても共感できました。
今、若者たちが、或いは子どもたちが、精神的に弱くなってきているとよく言われます。
知人が言っていることが正しいとすれば、その責任は大人である親の責任であることにもなります。
モノを与える甘やかしとは本質的に異なる、もっともっと楽しい経験を子どもたちに与えてあげる必要がある。
私も、一番身近なところから、意識していきたいと思います。
娘にたくさんビー玉をあげられるように。
(笑った時に、下から二本の前歯が生え始めているのがうっすらと見えました!)



鷹之ブログ

先日開催した朝食勉強会にて。
講師の小手川大助 国際通貨基金(IMF)日本代表理事と、飛び入り参加して頂いた後藤田正純衆議院議員と。

2010年11月19日

暴言

こんばんは。
小林鷹之です。

一週間お疲れ様でした。
最近は日が短くなってきましたね。
平日は朝5時頃に起床するようにしていますが、辺り一面は真っ暗。
布団にもぐりたい気持ちを抑えるのが辛い毎日です(笑)

さて、前回のブログから時間が経ってしまいましたが、今日も朝から気分がむかむかして仕方ないんです。



原因は、最近問題となっている法務大臣と昨日の仙谷長官による暴言です。
人前で話すことは政治家に課される重要な仕事の一つですから、どんな政治家だってうっかり発言をすることはあるでしょう。
「あんなこと言わなければ良かった」
そう思う瞬間は多々あるはずです。
なので、一言一句を捉えて、政治家の揚げ足取りをすることは私は本来好きではありません。
しかしながら、今回の二人の発言は、明らかに許容限度を超えています。


まず、柳田法務大臣。
既にお馴染みとなった「2つ覚えておけばいい」発言。
法務関係に疎い彼自身、何故自分が法務大臣になったのかわからないとの文脈でなされた発言のようです。


責任感のかけらも感じられない。
法務大臣は、死刑執行を命令する権限を持つ立場にあるんです。
こんな方が他人の命を不可逆的に停止させることができるなんて絶対におかしい。
何故法務大臣になってしまったのか、理解に苦しみます。
任命権者の責任が問われて然るべきと思います。



そして、昨日の仙谷官房長官の「暴力装置」発言。
私自身、自衛隊には多くの友人がおります。


その一人ひとりに、
愛する伴侶がいるんです。
守らなきゃいけない子供がいるんです。
恩返しをしなきゃいけない親がいるんです。


でも有事の時には、彼らは、自らの命を懸けて、私たち一人ひとりの命と領土を守るために、最前線に飛んでいくんです。
愛する家族を置いて。
普通の人間の感覚だったら、そんなことできないですよ。
でも、彼らは自らその職を選んだ。
彼らを支えているもの。
それは強烈な使命感に他ならないんじゃないでしょうか。


軍人が相応の敬意を払われるアメリカなどとは異なり、これまで日本では自衛隊に対して様々な見方があったのは事実です。
でも、ようやく国内外の災害救助や国際協力による隊員の活躍を通じて、世間の自衛隊に対する見方が好転してきたんです。
それを全てぶち壊すような侮辱的暴言。


しかも、自衛隊の最高指揮監督権は総理にあります。
その総理の女房役である官房長官が暴言を吐いた。
隊員の方々、そして、その家族の方々の気持ちを考えれば、絶対に許すわけにはいかない。


暴言不実行内閣。


野党の立場としではなく、
一人の国民として怒りを抑え切れません。
この怒りを日々の活動にぶつけて邁進してまいります。

2010年11月8日

TPP

こんにちは。
こばやし鷹之です。

マリーンズ、優勝しましたね!!!
9回に追いつかれた時はどうなるかと思いましたが、とても見応えのある試合でした。
中日もロッテも、監督、選手、ファンのみなさま、本当にお疲れ様でした。

その昨日は少し肌寒い天気でしたが、何とか持ちましたね。
朝参加させていただいた地元のソフトボール大会。
少年野球関係者主催ですが、主役は、子供や男性ではなくて、なんとお母さん。
いつもは、子供が野球に専念できるように、弁当作りや車の送迎、あるいは子供の健康管理や怪我の予防に尽力されているお母さんたちをねぎらう大会。
素晴らしい取り組みです。
今回は8チームが参加。
大人の男性や子供たちは、応援や審判、あるいは焼きそばづくり。
なんとこの大会31年連続で続いているそうなんです。
地域の絆を感じました。
プレーボールの後は、男性顔負けのハッスル。
母親のパワーを感じました!
さて、最近、話題になっているのが、環太平洋経済連携協定。
いわゆるTPPです。
これは、2006年にシンガポール、チリ、ブルネイ、ニュージーランドで始まった経済連携協定です。
大雑把に言ってしまうと、この協定に参加した国同士の間では貿易が自由化される、つまり、関税がゼロになるという枠組みなんですね。
これが何故話題になっているかと言うと、
① この枠組みにアメリカやオーストラリアといった貿易大国が参加する方向で議論が進んでいて、当初の小国4か国の枠組みから広がりを見せようとしていること。
② 大きな枠組みになると、輸出が経済を牽引してきた貿易大国の日本としても、無視できなくなること。
③ この枠組みに入ることによって得られるメリットは大きいが、一方で、これまで逃げ続けてきた農業分野の自由化問題から逃げられなくなる可能性が強いこと。
④ しかも、この枠組みは、今後短期間で設立される見込みが強いこと。
⑤ この手の枠組みは、設立段階で加わらないと得られるメリットが激減する(=後から参入すると、他国にとって都合の良いルールを遵守しなければならない)ため、参加するか否かの決断を速やかにしなければならないこと。
⑥ 民主党政権としては、外交上の失態で支持率が下がる中で、来春の統一地方選挙を控え、農業が盛んな地方出身の国会議員を中心に参加することに根強い反対があること。

といったところだと思います。

一昨日、政府が関係閣僚会議を開催して基本方針を決定しましたが、「協議を開始する」という文言になりました。
つまり、参加・不参加の判断を先送りしたということです。
今の民主党の状況を考えれば、予想される結論でした。
先般の参院選の際の消費税の話と似ているんですね。
つまり、準備不足なんです。

このTPPが国際社会の場で議論の俎上にあがったのは、最近のことではないんですね。
ちょうど1年前くらいに、アメリカがTPPへの参加方針を打ち出した際に、世界が注目し始めたんです。
それから検討する時間はいくらでもあった。
でも、十分な検討がなされてこなかったんですね。
物事には優先順位というものがありますから、他に検討すべき課題があれば仕方なかったと思いますが、鳩山さんや小沢さんの「政治とカネ」の問題によってどれだけ貴重な時間が浪費されてしまったのか。
残念でなりません。

後悔していても仕方ないので、私の見解を申し上げます。
私は、TPPへの参加を速やかに表明して、議論に積極的に、かつ、全面的に関与していくべきとの立場です。
国際社会の中で、今この国が置かれている状況は、日本人が国内で感じている以上に深刻です。
メディアの責任も大きいと思います。
本当にまずい。
あと1年や2年はこのまま漂流し続けられるかもしれませんが、このままだとあと10年はもたないと思います。
資源も国土も乏しい小さな島国が、もう一度世界へ羽ばたいていくためには、中に閉じこもるのではなくて、外に打って出て勝負するというのが進むべき大きな方向性だと私は信じています。
壁を設けるのではなく、壁を取っ払って、世界と勝負するんです。
そして、この国には勝負できるだけの潜在能力はあると信じています。
こんなに勤勉で、粘り強くて、協調性のある国民性を備えた国は世界中を見渡してもめったにないと私は海外で感じてきました。
そして、もしこのまま内にこもり続ければ、この国の未来は拓けない、ただ衰退の一途を辿ることになると感じています。
じゃあ、農業はどうするんだ!?
怒りが聞こえてきそうです。
「攻めるしかない。」
これが私の答えです。
一部の識者から、日本の農業に競争力が無いと言われて久しいですが、本当にそうなんでしょうか?
私はそうは思いません。
もし、仮に今の農業に競争力が無いとすれば、それは従来の過保護な農業政策が、この国の農業に内在している潜在能力を十分に引き出すことを自ら阻んできたのではないか。
私はそう思います。
細かな制度設計がどうなるかは、今後の議論次第です。
その際、我が国の農業を大きなショックから一定期間、可能な限り守れるように全力を尽くすのは当然ですが、TPPに参加すれば、我が国の産業が全く無傷であることはありえません。
でも、参加しなければ、もっと大きな傷がつくのは明らかです。
経済そのものが死んでしまう。
であるとすれば、いかにして痛みを最小限に食い止めるべきかを考えなければなりません
勿論、痛みを感じる方々をどのように支援していくかも考えるのは当然です。

これまでも、農業政策を転換するタイミングはいくらでもありました。
いつか必ずXデーが来ることはわかっているのに、「抵抗できる限り抵抗する」、「粘るだけ粘る」、これが我が国の農業政策のスタンスだったし、今でもそうなんですね。
これが「時間稼ぎ」であれば良かった。
この間、構造改革を進めていれば問題はなかったんです。
でも、そうしてはこなかった。
その代償を今払おうとしているわけですが、これ以上、決断を先延ばしにすればこの国の未来はありません。

ミクロ(細部)を無視した冷たい政治は存在する価値がありません。
でも、ミクロにひきづられて、マクロ(全体)が台無しになってしまうことがあってはなりません。
政治に求められていることは、大きな方向性を決断し、その一定の範囲内で微調整をとことん繰り返すことだと思います。
その大局的な判断を誤れば、国全体が沈没することになりかねません。
政権与党の英断を期待します。

2010年11月3日

アメリカ中間選挙 ~米国の国際交渉に及ぼす影響~

おはようございます。

こばやし鷹之です。



昨日はマリーンズ頑張りましたね!

渡辺俊介投手の完投とルーキー清田選手の攻守にわたる大活躍。

試合を生で見たかったです。



さて、アメリカでは今、中間選挙が行われています(アメリカ時間の11月2日)

中間選挙というのは、4年ごとに行われる大統領選挙の合間の年に行われる連邦議員選挙のことを指します(下院は全員、上院は1/3が改選)。

アメリカでは連邦議員の選挙は2年おきに実施されます。

今はオバマ大統領が属する民主党が連邦議会の上院・下院ともに与党となっていますが、クリントン大統領の時と同様、大統領就任後はじめての中間選挙で、その民主党が議会野党に陥る公算が高くなってきています。


2008年のあのオバマフィーバーが嘘に思えるほどの低支持率。

その代わり、最初は「何だか変な集団が出てきたな」くらいにしか思われていなかった茶会党(アメリカではTea Partyと呼びます)が、最近は現政権への不満の増大を背景に随分と存在感を増してきたようですね。

正直、私がワシントンにいた時は、茶会党がこんなに勢いを得るとは思ってもみませんでした。

政治って難しいですね。


今回の選挙結果の大勢は日本時間の本日午後には判明する見込みです。

ホワイトハウスと連邦議会を支配する政党が異なる状態、いわゆる分断政府(英語でdivided governmentと言います)が生じる可能性が強いようです(ホワイトハウスは民主党。連邦議会は共和党。)。

このことは、アメリカの国内政治にも大きな影響を与えますが、国際社会においても然り。


国際社会において、国と国とが約束する場面が数多く存在します。

そして約束したら、それぞれの国が国内の議会において法律改正を実施しなければならないことも多々あります。

この約束は基本的には守られなければなりませんが、盲点があります。

それは、各国の支配体制によって、国際約束に拘束される度合いが異なることです。



例えば、中国。

国家主席が、共産党と軍と政府を一手に握っています。

したがって、中国政府の場合は、他国と約束した瞬間に政府・党・軍がともにその約束に拘束されるわけです。



日本はどうか。

議院内閣制ですから、与党の党首が総理になるのが原則です。

なので、総理が他国と約束したら、議会でも与党(今の民主党)がそれに従うのが自然です。

しかし、中国よりはその拘束力は弱い。

総理に求心力がない場合や、

連立を組んでなんとか与党となっている場合や、

今の国会のようにねじれが生じている場合は、

総理が国際的に約束したことが国内で本当に実行に移される確率は100%ではなくなります。



アメリカはもっとすごい。

議員一人ひとりへの党議拘束が弱く、地元の事情により議員の行動が大きく左右されます。

なので、ホワイトハウス(行政府)と連邦議会とが同じ党であったとしても、大統領が他国と交わした約束が議会を直ちに拘束することにはなりません。

ましてや、今回予想されている分断政府が生じた場合は尚更です。

オバマ大統領が日本や中国を含む、外国と約束したことがそのまま国内で実施に移される確率が低くなるわけです。

つまり不確実性が存在するわけですね。



これは何を意味するのか。

アメリカと交渉する国、とりわけ上に書いた中国のような国は、同じ約束をしても、自分たちはすぐに拘束される一方で、アメリカは「議会も賛成すれば」という留保が付くわけですから、交渉に及び腰になります。

一方、アメリカは、本当はしたくない約束をした時に、「議会が反対したから、結局国内では実施できなかった」という言い訳ができるということにもなります。



温室効果ガスの削減をはじめ、これから国際社会が力を合わせて解決していなければならない課題が山積する中で、アメリカが果たす役割はまだまだ大きいものがあります。

今月横浜で行われるAPEC首脳会合や韓国で行われるG20首脳会合もその例に漏れません。

アメリカの国内政治のバランスが今回の選挙で変わることにより、アメリカのみならず、中国や日本の行動にも影響が及びうる。

そんな観点から、投票結果を見ることが必要だと思います。



さて、今からお祭りや会合にいってきます!









2010年10月31日

事業仕分け

おはようございます。
こばやし鷹之です。


昨日はすごい雨でしたね。
週末のイベントは殆ど中止・延期となりました・・・
なので昨晩は、家族3人で迎える妻の初めての誕生日をゆっくりと祝えました。
5か月の娘と一緒にママへのプレゼントをつくりました。
粘土に片手を押しつけて手形をとって、焼いただけですが・・・
みなさんは、どのように過ごされましたか?

さて、昨日、事業仕分けの第3弾が終了しました。
前の職場の先輩であり、普段お世話になっている、民主党の玉木雄一郎議員がとりまとめ役を務めていて、先輩の活躍する姿に刺激を受けました。
党は違えども、尊敬できる方とは、この国の未来を作っていくために協力できる部分はどんどん協力していくべし、というのが私のスタンスです。
その代わり、意見が異なる点については相手よりも良い提案を示し、実行に移していく。
そんな切磋琢磨する政治の実現に少しでも貢献したいです。

その事業仕分けですが、個々の論点はさておき、全体として二つ感じたことがありました。


1つは、良いと思った点。
それは、有権者にとって専門的で難解な点をできる限り分かり易く示す努力をしている点です。
例えば、先日取り上げられた、外国為替資金特別会計の積立金の話。
この場で詳しい話は避けますが、この特会が現在保有ししている外貨建て資産(その大半は米国債と言われています)を売却して借金を返せないのか、という質問が仕分け人から出たそうです。

「そんなことしたら、米国債市場に多大なインパクトを与えて、金利が上昇し、金融市場が混乱するじゃないか!」

というのが専門家としての立場です。
私も以前国際金融に関わっていた者として、「ちょっと基本的過ぎる質問じゃないか?もっと仕分け人は勉強して臨んだ方がいいんじゃないか?」
と一瞬思ってしまいました。

でも、見方を考えれば、専門家以外の方にとってみれば、

「たくさん資産があるんだったら、それで借金を返したらいいじゃないか」

と考えるのが自然なわけで、仕分け人の単なる勉強不足か、意図的な質問であったかどうかは別として、専門家の言い分にもしっかりと耳を傾ける姿勢さえあれば、結果としては有権者の理解が深まる効果があったと思います。


一方で、もう一つ気になったことがあります。
やはり、蓮舫大臣や枝野前幹事長らの一部の仕分け人の態度です。
政治家としてのパフォーマンスなのでしょうが、官僚を上から目線で威圧し、「抵抗勢力」としてのレッテル張りをしようとする意図が透けて見えます。
元官僚であるからといって、私は官僚を擁護する立場はとりません。


ただ、中にいたからわかることがあります。
ごく一部の官僚が不祥事を起こすから、十把一絡げに官僚全体にネガティブなイメージが持たれている傾向があります。
しかし、実際には、この国の未来を真剣に考えて粉骨砕身している人がたくさん存在するんです。
家族との時間も犠牲にしながら、誇りを持って頑張られている人がたくさんいます。
テレビを見ていて、知人の官僚が何人か出てきていましたが、彼らの誇りを居丈高に一蹴する政治家の態度に、私は大きな違和感を覚えました。
官僚を共通の敵のような存在に仕立て上げて、有権者の感心を買おうとする態度こそ、迎合政治そのものだと思います。


我が国の三権分立、議院内閣制の原則に立てば、官僚が持つ国への奉仕の心を上手にマネジメントすることも政治に課された大きな役割です。
距離を近くすると官僚に取り込まれてしまうかもしれないとの懸念があるのかもしれませんが、逆に言えば、政治家としての気迫さえ備えていれば、そんなインセンティブを官僚が抱くとは思えません。
むしろ、意欲ある人に思う存分働いてもらう環境を整備していくことによって、我が国最大のシンクタンクの力を最大限引き出して世界と勝負していく体制を作っていくべきではないでしょうか。

2010年10月30日

欧州版IMF

こんにちは。

こばやし鷹之です。


暫くご無沙汰してました。

自分の事務所をゼロから立ち上げるのは、思っていた以上に大変で、組織に属していた時には誰かがやってくれていたことを全て自分で対処しなければなりません。

それも楽しくやっているのですが、少々時間に追われていました。


台風がかなり接近してきたようですね。

風雨が強まってきました。

気温も低いですから、みなさん、気をつけてくださいね。

温かい部屋で家族団欒する良い機会かも。

しばらく更新を滞っていたので、色々と書きたいことはあるのですが、今日は国際金融ネタです。

先日のEU首脳会合で欧州版IMFの設置に向けた合意がなされました。



「欧州版IMF」と言われても、普通はピンと来ないと思います。

そもそもワシントンに拠点を置くIMF(国際通貨基金)って何のためにあるの?ということですが、分かり易く言えば、「ある国が緊急に資金を必要としているけれど、信用がなくて他国政府や市場から資金を調達できない時に、一定条件の下でお金を融通してくれる金融機関」ということになります。


そのIMFの欧州版を今回作ろうということになったわけです。

何故か?

先般のギリシア危機の反省です。


これは何かと言えば、

借金残高(ストック)が膨らみ、財政赤字(フロー)も一向に減らないギリシアに対して、本当に借金が返せるのか?との不安が市場に広がったんですね。

そうすると、ギリシアに資金を貸し付けていた人は、もう資金を貸さなくなります。

本来、普通の国は、借金の返済期限が到来すると、「借り換え」といって、新たな借金をして古い借金を返します。

時間をかけて少しずつ残高を減らしていくんですね。

でも、新たな借金ができなくなれば、古い借金を返せなくなるわけですから、倒産してしまいます。


仮に、ギリシアが倒産(=借金を踏み倒す)することとなれば、欧州各国の金融機関がギリシアに対して保有する巨額の債権は紙切れになってしまう。

そうすると、各金融機関の財務状況が悪化して、各国において金融不安が広がり、大変なことになってしまう。

ドイツやフランスのように、政府が金融機関を助けられる力を持つ一部の国を除くと、経済が大混乱する結果となるわけです。


こんな結末を回避するために、ギリシアに対しては各国から金融支援が行われ、何とか危機は回避されたわけですが、この反省に基づいて、域内国が同様の事態に陥った時に速やかに支援できる仕組みを構築しておこうというのが今回の欧州版IMFということになります。


以前、国際金融の仕事を担当した人間の感覚から言えば、欧州版IMFの設置に至るためには、乗り越えなければならないハードルがたくさんあります。

会議で決められた2013年までの設置の実現可能性は未知数です。

でも、今回設置の合意に至ったことだけでもすごいと思うんですね。


今から10年以上前。

1997年にアジア通貨危機が起こりました。

その反省を踏まえて、日本がアジア通貨基金(AMF)構想を打ち上げ、日本主導で設立に向けた動きが始まったんですね。

でも、最終的には頓挫しました。


本体であるIMFと機能がかぶってしまうため屋上屋を架すことになるという表向きの理由もありますが、アメリカと中国の反対にあったというのが実情です。

自らの息のかかったIMFとは別にアジアで勝手な動きを許したくないアメリカと、日本がアジアの覇権を握ることを恐れた中国とが、歩調を合わせたわけです。

呉越同舟ですね。

日本は掲げた旗を降ろさざるを得なくなったわけです。


国際金融に限らず、何事につけても、この小さな島国は巨大な中国とアメリカとの間で難しいポジション取りを迫られてきています。

中国との関係で日本を味方に付けておかねばならない米国と、米国をけん制するためにも日米関係にくさびを打ち込みたい中国。

今の政権運営を見ていると、右と左をキョロキョロ見ながら、顔色を窺っているようにしか見えませんから、他の国々の目にも、今の日本は、米中関係という大きな海原の中でただ漂流を続ける小舟に映っているに違いありません。


でも、その日本丸には1億2000万人もの乗客が乗っているんです。

座礁や難破をするわけにはいかないんです。

そういう大国の間に挟まれているからこそ、レバレッジを効かせられる点もたくさんある。

自ら有利な状況を創っていくことだってできる。

そのためには、まずこの船がどこに向かおうとしているのか明確にしなければ自力で航海を続けることはできません。

それを明らかにするのが政治の役目です。



(欧州版IMFから話がそれてしまいましたが・・・)

2010年10月20日

八千代市医療問題研究会


こんばんは。
こばやし鷹之です。


最近徐々に寒くなってきましたね。
日も短くなってきて、朝起きるといつも真っ暗。
布団から出るのが辛いです・・・
横で無邪気に寝ている娘を起こさないようにそっと起きて外に出て行きます。


さて、先日は、八千代市医療問題研究会に参加させていただきました。
医師、歯科医師、薬剤師、助産婦等の方々や議員の方々など、多様な関係者が一堂に会して、八千代市の医療問題について議論しました。
私自身、行政に携わっている時にタテ割りの弊害を常に感じ続けてきたのでこのように現場の方々が、職種横断的に連携しようとしている姿勢は素晴らしいと感じました。
人の体、命を守る、という点では、思いは一緒のはずですからね。


医療現場の様々な課題について勉強させていただきましたが、とりわけ印象に残ったのは、

・千葉県は、医師数・看護師数の対人口比がそれぞれ全国45位、46位という意味で医療後進県であるという事実。医療関係者がフル活動している中で、キツイ医療現場での人材獲得は容易ではないこと。

・特定健診(特定健康診査。いわゆるメタボ健診ですね)では、主に尿検査により実施しているが、これだと本来必要とされる情報のたった3割しか得られない。したがって、医師として十分な説明責任を果たすためには心電図、眼底検査、腎機能の診査も必須にすべきであるという意見が多かったこと。

・日本がワクチン後進国とはよく言われることですが、思っていた以上に、海外標準に比してワクチン接種に関する考え方が遅れているという事実。そしてそのために、命を落とし、あるいは、重い後遺症を患う子どもがたくさん存在するという事実。「これから超高齢化社会を迎えようとしている中で、これからお年寄りを守ってくれるのは子どもたちだ。その子どもたちを守らないでどうするんだ!」ある小児科医の方の憤りには、医師としての使命感がひしひしと感じられました。

必死になって現場で頑張られている方々を必死になって応援することが政治です。
現場の方々に負けない使命感を持って医療行政を改善していく必要性を感じました。

2010年10月16日

為替報告書

こんばんは。
こばやし鷹之です。


今日は良い天気でしたね。
八千代では、今日と明日の二日間、「どーんと祭り」が開催されています。
最近、娘と過ごす時間が少なかったので、午前中の空いた時間を利用して、娘と二人でデートしてきました。
だっこ紐でだっこして連れて行きました。
会場では、優しいおばあちゃんたちに可愛がっていただいて上機嫌でした。


さて、書きたいことは色々あるのですが、今日は国際金融の話です。
でも、そんなに難しくはありません。


昨日15日、アメリカの財務省が「半期為替報告書」の公表を延期しました。
この報告書とは何か?
大雑把に言えば、アメリカの法律は、年に2回、財務省が貿易相手国について為替操作しているか否かを判断して議会に報告しなければならないとしています。報告期限は原則として、毎年4月15日と10月15日。
仮にある国が為替操作していると判断された場合は、財務長官(財務大臣にあたります)があらゆる国際会議等の場を利用して交渉にあたらなければならないことなどが定められています。


ここ数年、この報告書が全世界の注目を浴びています。
もっと言えば、人民元の相場を為替介入によってコントロールしている中国を「為替操作国」として米財務省が認定するかしないかという点のみに注目が集まります。


今回、10月15日の期限を米財務省が延期した表向きの理由は、来月開催されるG20首脳会合など、国際会議において中国政府の努力を期待したいから、ということになっています。
それはそうなのでしょうが、私はもう一つ理由があると思います。


来月2日に行われる中間選挙の存在です。
中間選挙とは、4年ごとに行われる大統領選の2年後に行われる連邦議会の選挙のことです。
2008年にあの歴史を変えた大統領選があったので、今年がその中間選挙の年にあたります。


特に、自動車産業など製造業が盛んな州から選出された議員は、景気・雇用の落ち込みに対する地元有権者の不満を、中国製品の大量流入をスケープゴートにする傾向があるので、中国が為替操作を通じて輸出を促進しているとして痛烈に批判します。
特に選挙の直前はなおさらです。


今回、米財務省が報告書の提出を延期したのは、おそらく、今回も中国を為替操作国として認定することは難しいと判断したからだと思います(これまでも認定することを避けてきています)。
政府が予定通り、選挙前にその判断を公表すれば、議員から糾弾されることは間違いない。
なので、国際会議というタテマエを使って、判断を先送りした形をとったのだと思います。


中国が為替操作をしていることは明らかなのに、何故米財務省が為替操作国として認定できないのかと言えば、(以前のブログで書いたとおり、)中国の為替介入が米国債を買い支えている構図になっているからです。
分かり易く言えば、中国が人民元を売却して購入した米ドルを米国債で運用、すなわちアメリカの借金を中国が為替介入によって支えている構図になっているわけです。


したがって、アメリカが中国を批判して為替介入をやめさせれば、アメリカは中国から借金ができなくなるんです。
2010年度も昨年度と同様1兆ドルを超える借金(約1.3兆ドル)をすると見込まれている中で、自分の首を絞めることもできないわけです。


意図しているかどうかは別として、中国とアメリカとの結びつきが結果として強まっていることに私は懸念を抱いています。
何故なら、それはアメリカが中国に面と向かって物を言いにくい状況が生じていることを意味するからです。


勿論、中国はそのことを理解した上で外交を「上手に」展開しています。
西太平洋へ進出すべく、ガス田や尖閣の件でも、アメリカが日本を全面的にかつ全力で支援しにくい状況を見抜き、独自の海洋戦略を一歩ずつ強引に実行に移しているように思われます。


仮に、民主党政権が、柳腰だか弱腰だが知りませんが、今のような戦略無き外交を続けた場合、本州・沖縄・台湾を結ぶラインは中国にいずれ突破され、西太平洋は中国の海と化します。
そうなると、潜水艦から打ち出す核搭載ミサイルの射程範囲にアメリカが入ることになり、アメリカと中国の立場はますます対等に近付くでしょう。


そうすれば、我が国はどうやって生き抜いていくのか。
とても難しい判断を迫られることになります。
小さな島国なのだから、他の国以上に、徹底的に考え抜いて行動しなければなりません。

2010年10月14日

信じ抜くこと ~チリの鉱山落盤事故の救出劇を見て~

こんばんは。

こばやし鷹之です。

スポーツの秋。

みなさん、体を動かしていますか?

今日は、残念な知らせがありました。

東京マラソンの抽選に漏れました・・・

ショックです・・・

たまに体を極限まで追い込んでおくと、すべてが楽に感じるので、良い機会だなと思ってたんですけどね。

さて、極限と言えば、桁外れの極限状態に置かれていた方々がいらっしゃいました。

チリの鉱山落盤事故。

発生から70日間が経ち、33人全員が救助されました。
なんと言っていいのか、うまい言葉は見つかりませんが、

とにかく素晴らしい!すごい!としかいいようがありません。
本当に良かったです。

33人の方が置かれていた状況は私たちの想像を絶するものだったと思います。
でも、無理は承知であえて想像してみます。
とりわけ、落盤が判明した瞬間から地上と連絡がとれるまでの17日間。
今振り返れば、最後に救助された方のリーダーシップが素晴らしかったね、と簡単に言えますが、その時は本当に凄まじい状況だったと思うんです。

地下700メートルでの落盤事故。

普通の人間であれば絶望しますよね。
食料が一日一日減っていく中で、気が狂う人が出てきても全くおかしくない。
そのような状況の中で、全員が無事だった。

助かる根拠なんて全く無いにもかかわらず、

「必ず生き抜いてみせる」
仲間と共に信じ抜いたんだろうと思います。

ふと、大事MANブラザーズの「それが一番大事」の一節を思い出しました。
これは私の好きな歌の1つです。


負けない事
投げ出さない事

逃げ出さない事

信じ抜く事

駄目になりそうな時 それが一番大事


信じ抜く強さ。
改めてこの大切さを意識させられた事件でした。
同時に、
一人よりも二人、二人よりも三人、仲間がいればより強くなれる。
絆の力。
自分ももっと強くなりたいし、もっと多くの仲間と絆を結んでいきたい。
そう思わずにはいられません。

2010年10月12日

仲間が増えました

こんばんは。
こばやし鷹之です。


今朝、新検見川駅前での演説を終えると、お腹がペコペコ。
駅前のパン屋で揚げたてのカレーパンを買いました。
予想を裏切って、中に半熟卵が。美味しかったです。
ささやかな幸せです。


さて、これまで地元では1人で活動を続けてきましたが、
今日から、仲間が加わってくれることになりました。

6歳の時からの友人。

心から信頼できるし、
能力は高いし、
自分に無いものをたくさん持っています。


思いを共有する仲間と、1人でも多くの方に熱を伝えていきたいです。


2010年10月11日

共助

こんばんは。
こばやし鷹之です。


3連休。
みなさまはどうされましたか?
関東地方はあいにく前半雨模様でしたが・・・


今日は、地元の幼稚園の運動会に顔を出させていただきました。
挨拶も入場行進も歌もダンスも元気はつらつ。
ちびっこ達がとても可愛らしかったです!
私からは、


・一番大切なことは、転んでも、擦りむいても、最後まで諦めずに頑張り抜くこと。
・私も、園児のみんなが20年後、30年後、大人になった時に、この国に生まれて良かった、この八千代で育って良かったと心から思えるように頑張り抜くこと。


を伝えさせていただきました。
子供たちが一生懸命頑張る姿を見ていて、まさに日本の宝だなあと思いました。 



また、昼頃から、前習志野市消防団長の石井友治氏の瑞宝単光章授章祝賀会に出席させていただきました。
300人を超える方が集う賑やかな会合でした。


私は、今の社会は、自助、共助、公助のバランスが欠けていると感じています。
特に現政権となってから、公助の比重が増え、自助のインセンティブを欠く政策が取られていることは非常に不健全です。


そして、それと同様に気になるのが、共助の比重の低下です。
消防団というまさに地域コミュニティの絆で地域の安全や住民の命を守る存在は、共助の最たる例として挙げられるべきものです。
その消防団も、徐々に平均年齢が上昇し、団員数も減少傾向にあり、共助の機能にほころびが見えつつあるのが現状です。


1972年に消防団員になられて以来、約40年間にわたり、地域の消防に関与されてきた石井さんからは、地域に奉仕していることへの誇りがひしひしと感じられます。
そんな誇りを次の世代が引き継ぎ、共助の役割をしっかりと果たしていくことが求められていることを改めて感じさせてくれた会でした

2010年10月10日

G7

こんばんは。
こばやし鷹之です。
今日も雨でしたね。
地元の小学校の中には、場所を校庭から体育館に移して運動会を決行したところもありました。
体育館の中での運動会。
みなさん残念がっているのかな、、、と思いきや、熱気むんむんで驚きました。
場所が狭くなった分だけ、参加者の距離が狭まり、和気藹々とした雰囲気が強まっているのかな、とも思いました。
さて、フジタの高橋定さんが釈放され、本日無事帰国できたことは本当に良かったです。
ご家族の方々も本当にご苦労されたと思います。
一方で、菅総理は、「いろんなことが元通りに戻っていく」と期待を込めたコメントしたそうです。
みなさまの日常生活から距離のある、中国との問題をこのブログで立て続けに記すことは本来したくありません。
しかしながら、このコメントにも、一国のリーダーとしての危機感が著しく欠如しているので、ひとこと言わせていただきます。
菅総理の考えは甘過ぎる。
尖閣にしろ、ガス田にしろ、日中間の懸案事項に関し、今後日本政府が交渉する際のポジションは、今回の事件前に比べ、日本に不利な方向へと確実に変わっている。
不当な行為で既成事実を強引に作っていく動きを止めるためには、上記のような呑気なコメントをしている場合ではないことに早く気付いて欲しいです。
話題は変わって、今週ワシントンで開催されたG7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議)が閉幕しました。
今回もコミュニケ(共同声明)が公表されていないので、何とも言えませんが、為替が主要議題として取り上げられたのは間違いありません。
報道によれば、日本政府は、先般の円売り・ドル買い介入について各国の理解を求めたとのこと。
当然のことであり、別に卑屈になる必要はありません。
確かに、中国政府の為替操作を牽制する観点からは、日本の為替介入を肯定的に捉えることはできません。
不況の中、自国通貨高に働く円売り介入を快く思わない国もあるでしょう。
しかしながら、中国と日本の為替介入は全く意味合いが異なります。
中国は価格競争力を高める上で一定水準の相場を維持するために介入を継続しています。これを認めると全ての国が通貨切り下げ(近隣窮乏策)に走るためよろしくありません。
でも、日本は急激な為替市場の動きを和らげることが目的のはず。これは過去のG7の合意事項でもその趣旨は認められています。
ちなみに、2009年10月のG7のコミュニケは下記の通りです。
「我々は、強固かつ安定した国際金融システムが我々の共通の利益であることを再確認する。為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済及び金融の安定に対して悪影響を与える。我々は、引き続き為替市場をよく注視し、適切に協力する。」
しかも、アメリカとの関係においては、為替介入は別の意味を持っています。
確かに、日本政府が為替介入すると、円安・ドル高方向に働くわけですから、不況にある米国製造業、とりわけ自動車産業を抱える州の議員が反対します。
特に、今の時期は中間選挙(4年後ごとに開催される大統領選挙の間の年に行われる連邦議員選挙)が間近に控えているので、なおさらその傾向があります。
しかしながら、一方で、日本が介入すれば、円を売って買い取ったドルは、主に米国債として運用されるわけですから、財政赤字に苦しむアメリカ政府を手助けすることにもなるんです。
最近は、介入を続ける中国が日本を抜かして米国債保有額第一位、すなわち米財務省の最大のお得意様となっていて、米中又は日米中の力関係にも大きな影響を及ぼしています。
もしも日本がアメリカと心中する覚悟さえあれば、日本の為替介入は裏ではアメリカを助けることにもなるわけで、感謝されこそすれ、非難されることではありません。また、アメリカの中国に対するバーゲニング・パワーを相対的に向上させることにもなります。
普天間問題などで傷ついた日米関係を修復する上でも、全く分野の違うこの為替介入を意義あるものとして位置付けることは十分可能です。
複眼的な政策の立案が大切だと思います。

2010年10月9日

ノーベル平和賞

おはようございます。

こばやし鷹之です。

今日は雨が降っていて少し肌寒いですね。

幼稚園・小学校の運動会も雨天順延のところが多いようです。

生徒のみなさんには、もう一度気を入れ替えて、頑張って欲しいです。

お弁当を用意していたお父さん・お母さんもお疲れ様です。



それにしても、昨晩は盛り上がりましたね!

サッカー日本代表。

ザッケローニ・ジャパン。

アルゼンチンからの大金星!

岡崎選手の決勝弾、何度見ても良いですね~。

やればできる、ということを若い選手たちが結果で示してくれたことは、漠然とした閉塞感が漂う今の社会に活力を与えてくれるはず。

「我々の目的はアルゼンチンに勝つことではなく、成長していくこと」

目先の勝利に浮かれず、先を見据えたザック監督のコメントは、指導者としてとても心強く感じます。


それだけでは、ありませんね。

鈴木章さんと根岸英一さんのノーベル化学賞受賞。

鈴木さんは80歳、根岸さんは75歳。

50年の長いドリームが現実になった」

という根岸さんのコメント。

勿論、鈴木さんや根岸さんのように、みんながみんなドリームを現実にできるかはわかりません。

でも、すごいなと思うのは、それだけ長い間、ドリームを持ち続けたこと。

私もそうありたいし、ニッポンをそんなドリーム人間で溢れる国にしていきたいですね!


さて、そのノーベル賞との関係で言えば、ノーベル平和賞を中国の劉暁波氏が受賞しました。

劉さんは、1989年の天安門事件以来、中国の民主化を訴え続け、2008年に共産党の一党支配を批判する「08憲章」と呼ばれる文書を発表したことで有罪判決を受け、現在服役中の作家の方です。



表現の自由という精神的自由権は、人類社会において、何人もの命を犠牲にしながら獲得された基本的人権の一つです。

人は表現をすることによって人格が形成されていきます。

裏返して言えば、表現の自由が抑圧されれば、人格形成に歪みが生じると思います。

人格形成に歪みが生じれば、意思決定にも歪みが生じるのは当然のこと。

国家の統治についても同様のことが言えると思います。

弾圧されることが100%確実な状況の中で、身の危険を冒してまで、自らの主張を曲げずに行動した劉さんの信念たるや想像を絶するものがあります。



それにひきかえ、今の日本は、中国政府による言論弾圧の対象と成り下がっている感が否めません。

漁船衝突の証拠ビデオを公開しません。

刑事訴訟法の規定によれば、初公判前であっても公益上の必要があると認められる時は証拠開示は可能なはず。

一部に日中関係の改善の兆しが見られる中で、中国の反発を恐れたくないという考え方は分からないでもありません。

しかし、そのような対症療法的な対応を続ければ、事あるごとに不当な要求をされ、その人質として邦人が拘束され続ける構図は変わらないでしょう。

そうではなくて、しっかりと証拠を国際社会に向けて開示して、いざという時には断固とした毅然たる措置をとる姿勢を国内外に向けて発信していくことこそが、日本の外交、政治に対する信頼感を向上させ、中長期的にも国益に資することになると思います。




たった一人の劉さんが国家を相手に筋を通したんです。
日本は列記とした主権国家です。
民主党政権には気概を持った外交に徹して頂きたいと思います。





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