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2010年10月16日

為替報告書

こんばんは。
こばやし鷹之です。


今日は良い天気でしたね。
八千代では、今日と明日の二日間、「どーんと祭り」が開催されています。
最近、娘と過ごす時間が少なかったので、午前中の空いた時間を利用して、娘と二人でデートしてきました。
だっこ紐でだっこして連れて行きました。
会場では、優しいおばあちゃんたちに可愛がっていただいて上機嫌でした。


さて、書きたいことは色々あるのですが、今日は国際金融の話です。
でも、そんなに難しくはありません。


昨日15日、アメリカの財務省が「半期為替報告書」の公表を延期しました。
この報告書とは何か?
大雑把に言えば、アメリカの法律は、年に2回、財務省が貿易相手国について為替操作しているか否かを判断して議会に報告しなければならないとしています。報告期限は原則として、毎年4月15日と10月15日。
仮にある国が為替操作していると判断された場合は、財務長官(財務大臣にあたります)があらゆる国際会議等の場を利用して交渉にあたらなければならないことなどが定められています。


ここ数年、この報告書が全世界の注目を浴びています。
もっと言えば、人民元の相場を為替介入によってコントロールしている中国を「為替操作国」として米財務省が認定するかしないかという点のみに注目が集まります。


今回、10月15日の期限を米財務省が延期した表向きの理由は、来月開催されるG20首脳会合など、国際会議において中国政府の努力を期待したいから、ということになっています。
それはそうなのでしょうが、私はもう一つ理由があると思います。


来月2日に行われる中間選挙の存在です。
中間選挙とは、4年ごとに行われる大統領選の2年後に行われる連邦議会の選挙のことです。
2008年にあの歴史を変えた大統領選があったので、今年がその中間選挙の年にあたります。


特に、自動車産業など製造業が盛んな州から選出された議員は、景気・雇用の落ち込みに対する地元有権者の不満を、中国製品の大量流入をスケープゴートにする傾向があるので、中国が為替操作を通じて輸出を促進しているとして痛烈に批判します。
特に選挙の直前はなおさらです。


今回、米財務省が報告書の提出を延期したのは、おそらく、今回も中国を為替操作国として認定することは難しいと判断したからだと思います(これまでも認定することを避けてきています)。
政府が予定通り、選挙前にその判断を公表すれば、議員から糾弾されることは間違いない。
なので、国際会議というタテマエを使って、判断を先送りした形をとったのだと思います。


中国が為替操作をしていることは明らかなのに、何故米財務省が為替操作国として認定できないのかと言えば、(以前のブログで書いたとおり、)中国の為替介入が米国債を買い支えている構図になっているからです。
分かり易く言えば、中国が人民元を売却して購入した米ドルを米国債で運用、すなわちアメリカの借金を中国が為替介入によって支えている構図になっているわけです。


したがって、アメリカが中国を批判して為替介入をやめさせれば、アメリカは中国から借金ができなくなるんです。
2010年度も昨年度と同様1兆ドルを超える借金(約1.3兆ドル)をすると見込まれている中で、自分の首を絞めることもできないわけです。


意図しているかどうかは別として、中国とアメリカとの結びつきが結果として強まっていることに私は懸念を抱いています。
何故なら、それはアメリカが中国に面と向かって物を言いにくい状況が生じていることを意味するからです。


勿論、中国はそのことを理解した上で外交を「上手に」展開しています。
西太平洋へ進出すべく、ガス田や尖閣の件でも、アメリカが日本を全面的にかつ全力で支援しにくい状況を見抜き、独自の海洋戦略を一歩ずつ強引に実行に移しているように思われます。


仮に、民主党政権が、柳腰だか弱腰だが知りませんが、今のような戦略無き外交を続けた場合、本州・沖縄・台湾を結ぶラインは中国にいずれ突破され、西太平洋は中国の海と化します。
そうなると、潜水艦から打ち出す核搭載ミサイルの射程範囲にアメリカが入ることになり、アメリカと中国の立場はますます対等に近付くでしょう。


そうすれば、我が国はどうやって生き抜いていくのか。
とても難しい判断を迫られることになります。
小さな島国なのだから、他の国以上に、徹底的に考え抜いて行動しなければなりません。

2010年10月14日

信じ抜くこと ~チリの鉱山落盤事故の救出劇を見て~

こんばんは。

こばやし鷹之です。

スポーツの秋。

みなさん、体を動かしていますか?

今日は、残念な知らせがありました。

東京マラソンの抽選に漏れました・・・

ショックです・・・

たまに体を極限まで追い込んでおくと、すべてが楽に感じるので、良い機会だなと思ってたんですけどね。

さて、極限と言えば、桁外れの極限状態に置かれていた方々がいらっしゃいました。

チリの鉱山落盤事故。

発生から70日間が経ち、33人全員が救助されました。
なんと言っていいのか、うまい言葉は見つかりませんが、

とにかく素晴らしい!すごい!としかいいようがありません。
本当に良かったです。

33人の方が置かれていた状況は私たちの想像を絶するものだったと思います。
でも、無理は承知であえて想像してみます。
とりわけ、落盤が判明した瞬間から地上と連絡がとれるまでの17日間。
今振り返れば、最後に救助された方のリーダーシップが素晴らしかったね、と簡単に言えますが、その時は本当に凄まじい状況だったと思うんです。

地下700メートルでの落盤事故。

普通の人間であれば絶望しますよね。
食料が一日一日減っていく中で、気が狂う人が出てきても全くおかしくない。
そのような状況の中で、全員が無事だった。

助かる根拠なんて全く無いにもかかわらず、

「必ず生き抜いてみせる」
仲間と共に信じ抜いたんだろうと思います。

ふと、大事MANブラザーズの「それが一番大事」の一節を思い出しました。
これは私の好きな歌の1つです。


負けない事
投げ出さない事

逃げ出さない事

信じ抜く事

駄目になりそうな時 それが一番大事


信じ抜く強さ。
改めてこの大切さを意識させられた事件でした。
同時に、
一人よりも二人、二人よりも三人、仲間がいればより強くなれる。
絆の力。
自分ももっと強くなりたいし、もっと多くの仲間と絆を結んでいきたい。
そう思わずにはいられません。

2010年10月12日

仲間が増えました

こんばんは。
こばやし鷹之です。


今朝、新検見川駅前での演説を終えると、お腹がペコペコ。
駅前のパン屋で揚げたてのカレーパンを買いました。
予想を裏切って、中に半熟卵が。美味しかったです。
ささやかな幸せです。


さて、これまで地元では1人で活動を続けてきましたが、
今日から、仲間が加わってくれることになりました。

6歳の時からの友人。

心から信頼できるし、
能力は高いし、
自分に無いものをたくさん持っています。


思いを共有する仲間と、1人でも多くの方に熱を伝えていきたいです。


2010年10月11日

共助

こんばんは。
こばやし鷹之です。


3連休。
みなさまはどうされましたか?
関東地方はあいにく前半雨模様でしたが・・・


今日は、地元の幼稚園の運動会に顔を出させていただきました。
挨拶も入場行進も歌もダンスも元気はつらつ。
ちびっこ達がとても可愛らしかったです!
私からは、


・一番大切なことは、転んでも、擦りむいても、最後まで諦めずに頑張り抜くこと。
・私も、園児のみんなが20年後、30年後、大人になった時に、この国に生まれて良かった、この八千代で育って良かったと心から思えるように頑張り抜くこと。


を伝えさせていただきました。
子供たちが一生懸命頑張る姿を見ていて、まさに日本の宝だなあと思いました。 



また、昼頃から、前習志野市消防団長の石井友治氏の瑞宝単光章授章祝賀会に出席させていただきました。
300人を超える方が集う賑やかな会合でした。


私は、今の社会は、自助、共助、公助のバランスが欠けていると感じています。
特に現政権となってから、公助の比重が増え、自助のインセンティブを欠く政策が取られていることは非常に不健全です。


そして、それと同様に気になるのが、共助の比重の低下です。
消防団というまさに地域コミュニティの絆で地域の安全や住民の命を守る存在は、共助の最たる例として挙げられるべきものです。
その消防団も、徐々に平均年齢が上昇し、団員数も減少傾向にあり、共助の機能にほころびが見えつつあるのが現状です。


1972年に消防団員になられて以来、約40年間にわたり、地域の消防に関与されてきた石井さんからは、地域に奉仕していることへの誇りがひしひしと感じられます。
そんな誇りを次の世代が引き継ぎ、共助の役割をしっかりと果たしていくことが求められていることを改めて感じさせてくれた会でした

2010年10月10日

G7

こんばんは。
こばやし鷹之です。
今日も雨でしたね。
地元の小学校の中には、場所を校庭から体育館に移して運動会を決行したところもありました。
体育館の中での運動会。
みなさん残念がっているのかな、、、と思いきや、熱気むんむんで驚きました。
場所が狭くなった分だけ、参加者の距離が狭まり、和気藹々とした雰囲気が強まっているのかな、とも思いました。
さて、フジタの高橋定さんが釈放され、本日無事帰国できたことは本当に良かったです。
ご家族の方々も本当にご苦労されたと思います。
一方で、菅総理は、「いろんなことが元通りに戻っていく」と期待を込めたコメントしたそうです。
みなさまの日常生活から距離のある、中国との問題をこのブログで立て続けに記すことは本来したくありません。
しかしながら、このコメントにも、一国のリーダーとしての危機感が著しく欠如しているので、ひとこと言わせていただきます。
菅総理の考えは甘過ぎる。
尖閣にしろ、ガス田にしろ、日中間の懸案事項に関し、今後日本政府が交渉する際のポジションは、今回の事件前に比べ、日本に不利な方向へと確実に変わっている。
不当な行為で既成事実を強引に作っていく動きを止めるためには、上記のような呑気なコメントをしている場合ではないことに早く気付いて欲しいです。
話題は変わって、今週ワシントンで開催されたG7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議)が閉幕しました。
今回もコミュニケ(共同声明)が公表されていないので、何とも言えませんが、為替が主要議題として取り上げられたのは間違いありません。
報道によれば、日本政府は、先般の円売り・ドル買い介入について各国の理解を求めたとのこと。
当然のことであり、別に卑屈になる必要はありません。
確かに、中国政府の為替操作を牽制する観点からは、日本の為替介入を肯定的に捉えることはできません。
不況の中、自国通貨高に働く円売り介入を快く思わない国もあるでしょう。
しかしながら、中国と日本の為替介入は全く意味合いが異なります。
中国は価格競争力を高める上で一定水準の相場を維持するために介入を継続しています。これを認めると全ての国が通貨切り下げ(近隣窮乏策)に走るためよろしくありません。
でも、日本は急激な為替市場の動きを和らげることが目的のはず。これは過去のG7の合意事項でもその趣旨は認められています。
ちなみに、2009年10月のG7のコミュニケは下記の通りです。
「我々は、強固かつ安定した国際金融システムが我々の共通の利益であることを再確認する。為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済及び金融の安定に対して悪影響を与える。我々は、引き続き為替市場をよく注視し、適切に協力する。」
しかも、アメリカとの関係においては、為替介入は別の意味を持っています。
確かに、日本政府が為替介入すると、円安・ドル高方向に働くわけですから、不況にある米国製造業、とりわけ自動車産業を抱える州の議員が反対します。
特に、今の時期は中間選挙(4年後ごとに開催される大統領選挙の間の年に行われる連邦議員選挙)が間近に控えているので、なおさらその傾向があります。
しかしながら、一方で、日本が介入すれば、円を売って買い取ったドルは、主に米国債として運用されるわけですから、財政赤字に苦しむアメリカ政府を手助けすることにもなるんです。
最近は、介入を続ける中国が日本を抜かして米国債保有額第一位、すなわち米財務省の最大のお得意様となっていて、米中又は日米中の力関係にも大きな影響を及ぼしています。
もしも日本がアメリカと心中する覚悟さえあれば、日本の為替介入は裏ではアメリカを助けることにもなるわけで、感謝されこそすれ、非難されることではありません。また、アメリカの中国に対するバーゲニング・パワーを相対的に向上させることにもなります。
普天間問題などで傷ついた日米関係を修復する上でも、全く分野の違うこの為替介入を意義あるものとして位置付けることは十分可能です。
複眼的な政策の立案が大切だと思います。

2010年10月9日

ノーベル平和賞

おはようございます。

こばやし鷹之です。

今日は雨が降っていて少し肌寒いですね。

幼稚園・小学校の運動会も雨天順延のところが多いようです。

生徒のみなさんには、もう一度気を入れ替えて、頑張って欲しいです。

お弁当を用意していたお父さん・お母さんもお疲れ様です。



それにしても、昨晩は盛り上がりましたね!

サッカー日本代表。

ザッケローニ・ジャパン。

アルゼンチンからの大金星!

岡崎選手の決勝弾、何度見ても良いですね~。

やればできる、ということを若い選手たちが結果で示してくれたことは、漠然とした閉塞感が漂う今の社会に活力を与えてくれるはず。

「我々の目的はアルゼンチンに勝つことではなく、成長していくこと」

目先の勝利に浮かれず、先を見据えたザック監督のコメントは、指導者としてとても心強く感じます。


それだけでは、ありませんね。

鈴木章さんと根岸英一さんのノーベル化学賞受賞。

鈴木さんは80歳、根岸さんは75歳。

50年の長いドリームが現実になった」

という根岸さんのコメント。

勿論、鈴木さんや根岸さんのように、みんながみんなドリームを現実にできるかはわかりません。

でも、すごいなと思うのは、それだけ長い間、ドリームを持ち続けたこと。

私もそうありたいし、ニッポンをそんなドリーム人間で溢れる国にしていきたいですね!


さて、そのノーベル賞との関係で言えば、ノーベル平和賞を中国の劉暁波氏が受賞しました。

劉さんは、1989年の天安門事件以来、中国の民主化を訴え続け、2008年に共産党の一党支配を批判する「08憲章」と呼ばれる文書を発表したことで有罪判決を受け、現在服役中の作家の方です。



表現の自由という精神的自由権は、人類社会において、何人もの命を犠牲にしながら獲得された基本的人権の一つです。

人は表現をすることによって人格が形成されていきます。

裏返して言えば、表現の自由が抑圧されれば、人格形成に歪みが生じると思います。

人格形成に歪みが生じれば、意思決定にも歪みが生じるのは当然のこと。

国家の統治についても同様のことが言えると思います。

弾圧されることが100%確実な状況の中で、身の危険を冒してまで、自らの主張を曲げずに行動した劉さんの信念たるや想像を絶するものがあります。



それにひきかえ、今の日本は、中国政府による言論弾圧の対象と成り下がっている感が否めません。

漁船衝突の証拠ビデオを公開しません。

刑事訴訟法の規定によれば、初公判前であっても公益上の必要があると認められる時は証拠開示は可能なはず。

一部に日中関係の改善の兆しが見られる中で、中国の反発を恐れたくないという考え方は分からないでもありません。

しかし、そのような対症療法的な対応を続ければ、事あるごとに不当な要求をされ、その人質として邦人が拘束され続ける構図は変わらないでしょう。

そうではなくて、しっかりと証拠を国際社会に向けて開示して、いざという時には断固とした毅然たる措置をとる姿勢を国内外に向けて発信していくことこそが、日本の外交、政治に対する信頼感を向上させ、中長期的にも国益に資することになると思います。




たった一人の劉さんが国家を相手に筋を通したんです。
日本は列記とした主権国家です。
民主党政権には気概を持った外交に徹して頂きたいと思います。





2010年10月5日

NEWS ZERO


こんばんは。

こばやし鷹之です。


とても過ごしやすい一日でしたね。
外を歩いていてとても気持ちよかったです。


さて、今日は村尾信尚さんにお会いしてきました。
あのNEWS ZEROのメインキャスターの村尾さんです。


村尾さんは元の職場の先輩です。
昔から「社会を変える!」という良い意味での強いオーラがあり、また、仕事の進め方や部下への接し方もスマートで、私がとても尊敬している方です。
テレビでいつも拝見してますが、相変わらず、格好良かったです!


村尾さんから、人に伝わる話し方についてアドバイスをいただきました。


○ 情熱に勝るものはない。「伝えたい!」と思うものがあれば、多少話し方が下手でも必ず伝わる。どんなテクニックも情熱には勝てない。


○ その上で、意識すべきテクニックを挙げるとすれば、

 省言・・・言葉は短く。エッセンスだけを抽出するよう心がける。

 視線・・・相手の目を見て話す。

 脱官僚用語・・・中学二年生がこたつでみかんを食べながら他のことをしていても自然と耳に入ってくるような分かり易さを心がける。例えば、「国債」は「借金」と言い換えないと頭に入ってこない。「行財政改革」も「餃子一斉改革」としか聞こえない場合もある。



村尾さんは、若者が政治に無関心であることに以前から危機感を持っていらっしゃったそうです。
財政赤字、少子・高齢化が深刻化して、いずれ自分のこととして降りかかってくるにもかかわらず自分のこととして認識していない。
そんな若者たちが1人でも多く投票所に足を向けるように、そして、もっと良い日本をつくるために、NEWS ZEROのキャスターを引き受けたそうです。
なので、ライバル番組は、同じ時間帯の他の有名ニューズ番組ではなく、バラエティ番組だということでした。



村尾さんの言葉にはとても説得力がありました。
このままでは日本の未来はないという危機感と、何とかしてみせるという情熱をひしひしと感じました。
そして最後に、「地元を回っていても、世界の流れだけは常に意識しろ」とのアドバイス。



尊敬する先輩からたくさんエネルギーをいただきました。
頑張ります!! 


鷹之ブログ


2010年10月3日

全国一斉街頭演説

こんばんは。

こばやし鷹之です。

もう10月ですね。

本格的な秋。

食欲の秋。

読書の秋。

スポーツの秋。

みなさん満喫されていますか?

私は・・・最近体を動かせていません。

時間を作ってジョギングを再開しないといけないな、と思うのですが、なかなか難しいです。

自転車で移動しようかな・・・

さて、週末は、中国漁船の衝突事件・尖閣諸島を巡る民主党政権の対応について、自民党として全国一斉街頭演説を実施いたしました。

私も、千葉二区(八千代、習志野、花見川)の支部長として、本日、朝から夕方まで計15ヶ所で演説いたしました。

八千代農業会館前を皮切りに、最後は花見川区天戸付近の田んぼに至るまで、八千代市内6ヶ所、習志野市内5ヶ所、花見川区内4ヶ所。

思うところを言葉にしてきました。

応援してくださった方々、本当にありがとうございました!!

昼食を食べる間もなく、連続で行ったのですが、終わったのは夕方の5時過ぎ。

西の空が赤く染まっていました。

主張のエッセンスは次のような感じです。

・そもそも歴史的・国際法的に見ても、日本の領有権には異論を挟む余地は無い。にもかかわらず、今回の民主党政権の対応は、極めて大きな国益の損失につながった。なぜなら、(先日のブログにも記したとおり)日中の二国間関係というコンテクストは勿論のこと、全世界に対して、「日本は他国から不当な要求をされれば、いともたやすく譲歩しうる国である」という間違ったイメージが発信されてしまったから。

・政治主導を唱えるのであれば、検察の責任にするべきではない。仮に検察の独自の判断で船長釈放がなされたとすれば、法治国家としての原則を根底から揺るがす由々しき事態である。

・私自身の外交官としての経験に照らせば、外交とは「仲良しごっこ」ではなく、各国がそれぞれの国益を前面に出して、腹を探り合いながら、しのぎを削る真剣勝負である。自らの主張を正々堂々と行うことによって、初めて交渉をする上での信頼関係が生まれ、譲歩・妥協の素地ができる。過度な楽観主義に立脚し、交渉する前から自ら譲歩する予定調和型外交は、国際社会では非常識とされ、嘲笑の対象。

・国民一人ひとり、もっと突き詰めれば、身の周りに存在する、愛する家族や信ずる友の命を何があっても、何としてでも守り抜く気概がなければ、外交も政治もありえない。

異論のある方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身は今回の民主党政権の対応には、200%納得がいきません。

代表選という小さなコップの中の内向きな争いをしている間に政治的な空白が生じ、その間隙を縫うかのように生じた今回の事件。

お粗末極まりないし、その後の対応を見ても、民主党政権による心からの反省の意は全く感じられません。

とかく外交問題は、日常生活からは遠くかけ離れているように捉えられる傾向がありますが、気概を欠いた政治家による「火遊び」はこの国を火だるまにしかねません。

したがって、野党としては、このような外交上の汚点を二度と繰り返さないように、そして、誇りある、毅然たる外交をもう一度取り戻せるように、知恵を絞っていく必要がありますし、私自身も少しでも貢献できるように頑張ってまいります。

2010年09月29日

推定有罪?

こんばんは。

こばやし鷹之です。




今日は仕事の合間に、娘の4か月検診に行ってきました。

同時に初めての注射。BCGの予防接種です。

「何だろう、これ?」

といわんばかりのキョトン顔。

打たれた瞬間に、大泣きです(笑)。

いつもお世話になっている小児科の先生はもう70歳を超えています。

「赤ん坊には未来がある。」

そう言いながら優しく診察して下さる姿を見ていると、世代間の絆のようなものを感じました。そして、

「政治の世界にも、未来にきちんと責任を持てる若いもんがどんどん飛び込んでいくべきだ」

先生、頑張ります!




さて、最近は検察に対して世間の厳しい視線が注がれています。
その契機となった事件の一つが、みなさんご存知の障害者郵便の不正利用問題です。


実は当時の村木局長が逮捕・起訴された直後に、同局長と働いたことのある知人が「そういう方では決してない」と話していました。

今思えば納得がいきますが、直接存じ上げない立場の人間としては、正直、「はいそうですか」と信じることはできませんでした。

何故なら、有罪率が99%を超えるとされるこの国では、「起訴≒有罪」とのバイアスがどうしてもかかってしまうからです。




今回の事件について言えば、二つの問題があったのではないかと個人的には考えています。



一つは、担当者の責任です。
それだけ高い有罪率の裏には、有罪の立証が難しい案件は起訴しないとする検察の姿勢があったわけです。そのような中で、自らのシナリオに囚われてしまった、すなわち、客観的な見方ができなかった担当者自身に大きな責任があったことは否定できません。



もう一つは、有罪率という数字の呪縛です。

私も検察に数多くの知人がおりますが、これだけ高い有罪率を「誇る」検察組織の内部では、いったん起訴すれば有罪に「もっていかなければならない」という意識が働くのは事実だと思います。

個人のレベルで考えれば、無罪となれば、検察組織の威信を傷つけたとのレッテルが貼られ、昇進の可能性が閉ざされるわけですから、分からないでもありません。

ただ、無罪が結果ではなく前提となってしまえば本末転倒です。



今回の事件にも見られるように、検察組織の内部では、「無謬性」にあまりにも大きな価値が置かれている現実がある気がしてなりません。

罪の無い人間を起訴することは人権侵害でもありますから、間違わないに越したことはないのですが、そうは言っても私たちは神ではありません。

間違うことだってあるんです。

だから、裁判という公正なプロセスを設けているわけです。



しかしながら、その裁判を公正中立に裁く裁判官でさえ、起訴案件に対して無罪の判決を出すことには大きな心理的な抵抗感を抱える傾向がこれまであったわけです。
無罪判決を出した裁判官は、キワモノ扱いされてきたわけですから。



無罪に対する恐れをどこまで払拭できるのか。
極めて難しい課題ですが、裁判員制度の導入をはじめ、我が国の司法制度が変わりつつある中で、新たな仕組みの構築に取り組んでいく必要があると思います。














2010年09月28日

国益の損失


おはようございます。

こばやし鷹之です。


先週、今週と何かとバタバタしており、更新が滞ってしまいました。

この1週間でめっきり寒くなりましたね。

最近は雨が続いていることもあり、朝、辻立ちをしていると全身びしょ濡れになってかなり寒いです。

季節のかわり目ですから、みなさんも体調には気をつけてくださいね。


さて、10月上旬に開催予定のASEM(アジア欧州会議)について、菅総理は、臨時国会との兼ね合いで参加を見送るとのこれまでの方針を転換して、出席することとしたようです。

現在日本が置かれている状況に鑑みれば、国のリーダーが国際会議の場で、持論かつ正論を堂々と主張することに極めて高いプライオリティが付けられるのは当然のことです。


今回の件を通じ、日本という国は圧力をかければ動じるとの「イメージ」が、中国に留まらず世界に対して発信されてしまったことは、大きな国益の損失であり、極めて遺憾なことです。とりわけ、南沙・西沙で中国と対峙している東南アジアの国々は日本の姿勢に大きく落胆をしたと思いますし、ロシアがこれを奇貨として圧力をかけ始めたのもその証左です。


前回のブログに記したとおり、外交はシビアなものです。

どんなことがあっても国民のかけがえのない生命と財産を死守する、という覚悟を示すからこそ、実際に戦わなくても済むという、ある種のパラドックスの上に成り立つものです。

一度抱かれた負のイメージを払拭するには、時間がかかるとは思いますが、毅然とした誇りある外交を一刻も早く取り戻すべく、政治がリーダーシップを発揮していかなければなりません。



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【谷垣禎一総裁と】

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【山東昭子参議院議員と】

2010年09月19日

中国政府による「対抗措置」

こんばんは。
こばやし鷹之です。
それにしても、白鵬すごいですね。
昨日、あの千代の富士の記録を抜かし54連勝を達成。
そして、今日も連勝を一つ伸ばして55連勝。
角界を引っ張る横綱として、
色々とあった今年は、本当に重圧があったと思うんですね。
その中にあっての金字塔。
見事という他ありません。


さて、日中関係にまた波風が立っています。
日本政府が、中国人船長の拘置延長を決定したことを受けて、中国政府が猛反発。
中国側は、日中間の閣僚級以上の交流を停止等の「対抗措置」を採ると発表しました。
いつもの中国のやり方です。

今回の件については、尖閣諸島を巡る領土問題はそもそも存在しないわけで、我が国の法律に則り、適正な手続きで対処しているわけですから、何ら非難される筋合いのものではありません。
むしろ、他国の領海内で自国籍の船が犯した暴挙について中国側が詫びるのが筋だと思います。


そもそも「対抗措置」というのは、相対する二つの措置が同程度の正当性を有する場合に用いることが許される表現です。
今回のように、我が国の措置に比し、明らかに正当性に欠ける措置を相手が講じるのであれば、それは対抗措置でもなんでもなくて、単なる言いがかりです。


ガス田試掘にしても、幾多の領海侵犯事件にしても、ルールを無視して、既成事実を作ることを通じてルールを変える(または作る)。
これが中国の常套手段です。
それだけ国益の追求に必死であると考えることもできますが、そのようなやり方への遠慮や妥協は禁物です。


そもそも外交における交渉はシビアです。
お互いの見解が相容れない場合、まずは、お互いがそれぞれの立場に固執して主張し合うのが原則です。
お互いに相手の土俵で相撲は取りたくないし、取ったらいけないんです。
だから、お互いに相手を自分の土俵に引き込もうとする。
それが駄目な場合に初めて、お互いが乗れる土俵を妥協を通じて探す。


今回も同様です。
中国の言いがかりに真面目に反論することは、相手の土俵に引きずり込まれる契機になります。
だから、国内の不満のはけ口を日本に求めないとまとまらない中国の内政事情も加味した上で、毅然とした態度で接する必要があります。


何でもそうですが、交渉前から摩擦を恐れて、妥協するそぶりを見せることは、自国(または自分)に対するクレディビリティを失わせることにもなる。
お互いにリスペクトしながら交渉するためには、安易な妥協が絶対にあってはなりません。
国民の生命と財産とがかかっているのであれば勿論のこと。
過去にも、ズデーテン地方の併合を要求するナチス・ドイツに対して、英仏がとった宥和政策が破綻し、結果としてナチスを助長させたことは歴史が教えてくれるところです。

その意味で、
「領土問題はない。日本の法律に則り粛々と処理している。」
と述べた前原外相の対応は極めて正しいと私は思います。

2010年09月18日

運動会

こんにちは。

こばやし鷹之です。



今日から3連休ですね!
家族や恋人と楽しいひと時を過ごすのもよし。
ゆっくりと疲れをとるのもよし。
有意義にお過ごし下さい。



今朝は、習志野市のある小学校の運動会に行ってきました。

小学校の運動会はかな~り久しぶりでした!
24年ぶりです・・・


とっても楽しかったです。
とにかく、子どもたちがかわいい!
運動会っていいもんだな、と思いました。
鷹之ブログ
例えば、徒競走。
みんな必死になって走ります。
終了後、1位から3位まではそれぞれの旗の後ろに並びます。
1位の列の子はとても誇らしげ。
2位の列の子は少し複雑そう。
4位以下の子はそのまま退場しますが、「僕の得意なものはかけっこじゃない」そう言わんばかりの顔をしているようにも見えます。
たったトラック半周(100M)のレースですが、観察してると面白いです。
そういえば、昔自分も、1位になると、赤い三角形の付いた輪ゴムをもらって誇らしげにしていたような。


そして、大玉を4人で運びながら、ポールを回って戻ってくるリレー。
4人の中に足の速い子と遅い子がいると、どうしても遅い子にスピードを合わせなければいけません。
勿論、うまくいかないチームもある。
でも、そういう経験を通じて、他人の立場に立って物事を考えることを学んでいくと思うんです。


色々な競技を見ていて、やっぱり一番印象に残ったのは、子どもたちの真剣な表情ですね。
1年生から6年生まで、ちびっこたちはみんな一所懸命。
勝てば体を使って喜びを表現するし、
負ければ本当に悔しそうな顔をする。


このひたむきな姿を、中学生になっても、高校生になっても、そして社会人になっても、持ち続けてもらいたいと思いました。
そのためにも、大人たちが、この子たちのためにひたむきに頑張る姿を見せていく必要がありますよね。
元気の充電をさせていただきました。

2010年09月17日

お宮参り

こんばんは。

こばやし鷹之です。

金曜日の朝は、通勤される方々の表情から疲れが溜まっていることが見て取れます。

でも、一日乗り切れば週末が待っていますから、不思議な力が湧いてくるんですよね。

みなさま、一週間お疲れ様でした。

本日、私は、娘のお宮参りに行ってきました。

私の政治活動状況や夏の猛暑のため、通常生後約30日を目安に行われる儀式を、ようやく生後3ヶ月にして終えました。

いつもはぷくぷくと太って男の子にも間違えられる娘ですが、今日は、髪をピンで留めて、ドレスを着せてあげると、正真正銘の女の子で、とっても可愛かったです。

親バカですね。

でも、娘の純粋無垢な表情を見ていると、

父親としてしっかり育てるぞ、と思う気持ちと、政治家として誇りと自信を持って、次の世代により良い社会を引き継ぎたい、

との気持ちが湧いてきます。

私の娘は、

10年後には物心ついて、

20年後には社会に出て、

30年後、40年後には社会の中心を担う世代になります。

彼女たちが、いつの日か、

この国に生まれて良かったな、

この地域に生まれて良かったな、

この家族に生まれて良かったな、

そう思えるように、今を生きる私たちが責任を持って、国を運営していく必要があります。

2010年09月15日

為替介入


こんばんは。

こばやし鷹之です。



今日は涼しかったですね。

夜になるとリンリンとスズムシが鳴く音が聞こえるようになりました。

ここ八千代は季節感溢れています。

昔は虫かごの中にキュウリを入れてスズムシを飼うのが楽しかったですが、最近はよく見ると少し気持ち悪いです・・・



さて、民主党代表選から一夜明けた今日は、早朝から駅頭、東京往復、地元回りとかなり忙しかったです。

朝の勉強会では、普段お世話になっている政治評論家の森田実さんが、

「今回の代表選挙は、最低のリーダーが最悪のリーダーに勝っただけの話」と喝破していました。

言い得て妙と感じたのは私だけではなかったようです。



そうはいっても、続投することになった菅総理には、とにかく円高対策に速やかに取り組んで欲しいと思っていたところ、とうとう円売り・ドル買い介入に踏み切りました。

6年半ぶりです。



以前、このブログでも書きましたが、財務省で勤務していた際に、ミスター円(榊原元財務官)ならぬ、ミスタードルと揶揄された溝口元財務官が大量介入を実施しているのを傍で見ていて、随分思い切ったことをするなあと感じていました。

そして、それに続く渡辺元財務官がピタッと介入を止めるのを見て、これまた思い切ったことをするなあと感じていたことを思い出しました。



現在の財務省における為替介入の意思決定ラインも、これまでお世話になった方々ばかりなので、報道を聞いた時、どんな気持ちで踏み切ったのか、その気持ちを慮りました。

介入するに当たっては、色んなことを考え抜かれたんだと思います。



単独介入で意味があるのか?

もしも市場に足元を見透かされ、効果が無かった場合、円相場が一気に80円を突破してしまうのではないか?

ヘッジファンド等の他のプレイヤーはどう反応するのか?

介入しても円高が進めば、その分負債を抱えることになるが財政的に大丈夫か?(注:円売り・ドル買い介入の場合、政府短期証券(FB:短期国債の一種)を発行して調達した円を売ります)

一旦踏み切った後、どこまで介入を続けるのか(どの水準で止めるのか)?

ドロ沼に陥った場合どうするか?

介入すれば、中国政府の為替介入を非難できなくなるのではないか?

失敗した場合の責任は誰がとるのか?

等々。



結局、為替介入は、様々なプレイヤーの思惑が絡むために、事前に効果が見通しにくいんですね。

メディアなどは、結果を見て、ああだこうだと後から批評しますが、私がこれまで見てきた限り、為替を担当される職員は、瞬発力と持久力の双方が求められます。

精神的・肉体的な負担は、おそらく大方の想像を絶するものです。

それだけにとても優秀な方が職員として配置されています。



それこそ、相場の急激な変動を利用して、巨額の利益を狙う他のプレイヤーと、国益を賭けた真剣勝負を展開するわけですから、その使命感たるや半端ではありません。

元の同僚たちが頑張っている姿が目に浮かびます。













2010年09月14日

民主党代表選


こんにちは。

こばやし鷹之です。


先日、久しぶりに母校を訪れました。
私の倍の年齢の大先輩とともに校舎内を歩きました。
中高時代に汗を流した体育館。
クラスメートと一緒に昼食をとった大食堂。
薄暗くて汚い廊下。

どれも懐かしかったです。

高校卒業時は18歳。

もうすぐその倍の年になろうとしています。

昔の自分が今の自分を見たらどう思うかな、そんなことを考えながら校舎を後にしました。

たまに母校を訪れるのもいいもんです。


さて、今日のメディアは、民主党代表選挙で一色でしたね。
この選挙は、他党の選挙ではありますが、私たち国民一人ひとりが現実に生活を営む、この日本という国の政権運営そして未来を託すリーダーを選ぶ選挙。
私には投票権がありませんが、強い関心を持ってテレビ中継を見ました。
結論から申し上げれば、菅さんと小沢さんの演説を聞いて、何かを感じることはありませんでした。
他党の方であるから辛辣に申し上げているわけではなく、本当に何も感じませんでした。
その代わり、民主党国会議員の中にいる、志高く、優秀な方々が今回挑戦しなかった(できなかった)ことが、少し残念だと感じました。

一つ個人的に気になった点を挙げるとすれば、菅さんと小沢さんとの得票の内訳です。

国会議員票では拮抗する一方で、党員・サポーター票では249対51と菅さんに大きく軍配が上がりました。

小選挙区ごとの総取り方式とのことですので、アメリカの大統領選挙のように実際の得票割合以上に差がついてしまう傾向があるのでしょうが、それを勘案しても大きな差がつきました。




これを見て、国会議員が求めるリーダー像と一般有権者が求めるリーダー像は必ずしも一致するわけではないことを改めて感じた次第です。
勿論、国会議員と一般有権者との間には情報の非対称性が存在しますから、有権者は議員よりもメディアの報道に左右されがちな点はあるのでしょう。しかしながら、有権者は議員とは異なりしがらみなく判断できます。
どちらがより良いリーダーを選べるのかは、一概には言えませんが、語弊を恐れずに言えば、有権者がリーダーを求める一方で、一部の国会議員はボスを求める傾向があるよう気がしてなりません。

確実に言えるのは、
今、この国に求められているのはボスではないということです。
ビジョン無きボスが「リーダー」となる国は未来を展望することはできません。









2010年09月13日

名護市議選

こんばんは。

こばやし鷹之です。

今晩の八千代の雷雨はすごかったですね。

閃光と轟音のオンパレード。

その後、窓を開けたら、土の香りがする涼しい風が入ってきました。

秋ですね。


さて、昨日の名護市議選。

辺野古への移設に反対する稲嶺市長派が勝利したことは、今後の日米交渉のプロセスにも大きな影響を与えることになるでしょう。

自民党政権下において、政府・与党と沖縄県が議論に議論を重ねて出した結論を、鳩山政権が浅はかな友愛外交の下に目茶苦茶にし、日米の信頼関係と沖縄県民の感情に著しく傷をつけたのは、まだ記憶に新しいことです。

この大きな代償を払って得たことは、我が国の防衛政策上、極東有事の際に、即座に前線に展開できる米海兵隊の存在が不可欠であることが国民の間でも広く認識されるに至ったことだと思います。



そのような中で、第七艦隊さえ存在すれば、米海兵隊は必要ないとする小沢さんは、1億2千万人の日本国民の生命と財産を本気で死守することを考えている政治家とはどうしても思えません。

明日の民主党代表選の結果がどうであれ、普天間問題の解決までには長い道のりがある。これからも紆余曲折は大いにあるでしょう。


こういう状況にあって、野党・自民党がなすべきことは、与党の足を引っ張ることを通じて政局を生じさせることではありません。

北朝鮮の権力移譲が進んでいると言われている中、北東アジア情勢は極めて不安定な状況にあります。

その中で、外交問題を政局にすることは、確実に国益を損なうため、政治家として許されることではないと思います。




本件について与党内で意見がまとまらないのであれば、自民党は与党をリードするくらいの気概をもって、本件に真摯に対応していくことが求められていると思います。

こんな重要な時期に、小さなコップの中の内向きで後ろ向きな権力闘争に時間を割いている余裕はこの国にはありません。




2010年09月12日

9年前

こんばんは。
こばやし鷹之です。
朝晩、少し涼しくなってきましたね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので気をつけていきましょう。
さて、昨日は、親友の結婚式でとてもめでたかったのですが、
やはり忘れてはいけないのが、9年前の9・11。
私はテロリストが旅客機に乗り込んだボストンにおりました。
あの日の朝のことは、人生で決して忘れることはないと思います。
(2001年9月11日の回想はこちら↓をご覧ください。)
あの日以降、覇権国アメリカの自信が大きく揺らいでいくのを肌で感じました。
リアリストの論拠でもあるバランス・オブ・パワーという伝統的な概念が、非伝統的手段を用いる少数テロリストの存在により歪められうることが白日の下に晒されました。
これはアメリカに限ったことではありません。
日本も然り。
スパイ天国とも言われるこの国は、有事の際に、テロリストや他国のエージェントが原子力発電所などを急襲するなど、無数のシナリオが描けてしまう状態にある。
テロは、準備できていない場所を狙うから被害が甚大となりテロとなるわけです。
したがって、有事の際の被害を最小限に食い止めるべく、日頃から国民レベルでの意識の向上や対応を徹底していくことが、結局はテロのインセンティブを削ぎ、抑止力となると思います。
しかし、残念ながら、9年前からその点は何も進展がない。
与党が民主党であれ、自民党であれ、国民の生命と財産を死守することは政治家の責務です。
総理を選ぶ代表選をどうせやるのであれば、外交・安全保障問題についてももっと時間を割いて徹底的に議論して欲しいです。
アメリカ大統領選のテレビ討論会などでは、外交と内政による質問がバランス良く散りばめられています。
外交・安全保障の話となると、一枚岩ではない与党内での亀裂を更に大きくしてしまう恐れがあるからかもしませんが・・・皮肉なことです。

2010年09月9日

これから

こんばんは。

こばやし鷹之です。

今日の千葉エリアは、天気も良くて、気温も高くなく、過ごし易い一日でしたね。

ようやく秋の匂いを感じ始めました。

そういえば、今日は上下スーツ姿でベビーカーをゴロゴロと押していたら、地元の方から、


「はっきりした顔立ちしてるね~。男の子?」

(恰幅が良いので仕方ないか・・・一応娘です。)


「普段のイメージとギャップがあるね」

(育メン度不足?外で見せる顔と娘の前で見せる顔は結構違う?!)


との声をかけていただきました。



さて、今日は、私が所属する自民党の幹部の顔ぶれが替わりました。

党のリーダーである谷垣総裁が決めた人事。

私としては、どんな体制であっても一所懸命に頑張るだけです。

ただ、一つだけ申し上げれば、

幹部の顔ぶれが替わったこともさることながら、それよりもはるかに重要な課題がまだ残されています。

それは、自民党自身が今後どのような旗印を掲げて、それに基づいてどのような国を創っていくのか、明確に国民のみなさまにビジョンを提示することです。

「経済、社会保障、あるいは教育といった分野におけるこれまでの成功モデルがもはや通用しなくなったのではないか。そこに、国民は漠然とした不安を抱いている。私たちは、これから20年、30年通用する、新しい成功モデルを考えていかなければならない。次の総選挙は、自民党と民主党とがそれぞれのモデルを提示して競い合う場だと思う。」

本日参加させていただいたパーティの主催者である斎藤健代議士の発言です。

全くもって同感です。


2010年09月8日

メリーゴーランド

こんばんは。
こばやし鷹之です。
今日は久しぶりの雨でしたね。
朝は傘をささずに駅で立っていても何とか我慢できる程度。
恵みの雨かな、と思っていました。
しかし、昼以降はすごかったですね・・・
夕方に上京しましたが、ダイヤが乱れた電車、雨漏りで水浸しになった地下街、まだまだ日本のインフラも脆弱なのかもしれません。
さて、今日は海外メディアの論調を紹介します。
今週月曜日のニューヨークタイムズ。
ご存知の方も多いと思いますが、アメリカの世論形成にとても影響力を持つ主要紙の一つです。
記事の題名は、
”Japan’s Leadership Merry-Go-Round(日本のリーダーシップはメリーゴーランドのようだ)”
要旨は、
・日本のリーダーがコロコロ替わるのにはめまいがする。非生産的。過去20年間で14人の総理が誕生し、間もなくまた1人追加されるかもしれない。こんなことだから、新しい政策を打ち出して、効果的に実施することができない。
・日本は世界第三(小林注:第二ではありません)の経済大国。日本には、一定期間強固なリーダーシップを発揮でき、有効な経済政策を打ち出せて、米国との強固な同盟を維持できる総理が必要。
・菅、小沢の両氏はそれぞれ欠点があるが、自民党時代最後の総理たちよりも好ましい。
・どちらが勝っても、経済が最優先事項。財政刺激策を通じ内需を拡大させ、輸出依存体質を改めるべき。
・日米の緊密な関係は重要。小沢氏は非現実的なポジションを再考する必要がある。米国人を「単細胞」とした発言は友人を作るための最良の方法ではない。
私はアメリカで計5年間生活しましたが、日本に対するこのような見方は、既にステレオタイプのものとして定着しているように感じます。
国内メディアの報道を見聞きしていると、「政治家は何やってるんだ・・・」と批判したくなる気持ちになりますよね。
しかし、海外メディアの報道を見聞きしている外国人は、「日本人は何やってるんだ・・・」と感じています。
彼らにとってみれば、この国は、民主党の日本でも、自民党の日本でもない。
日本人の日本なんですね。
日本の有権者は、国内では批判する立場にあっても、海外では批判、時として失望・嘲笑されてしまう立場にあります。
残念です。
国際社会で日本がもっと信頼される国になるためには、もっと信頼される政治をつくっていく必要があります。
もっと信頼される政治をつくっていくためには、旧態依然とした政治と決別できる感覚を持つ人間が、政治の世界にもっともっと飛び込んでいくしかないような気がしています。

2010年09月6日

証券化に対する幻想

こんばんは。

こばやし鷹之です。

最近、娘が寝返りを打つようになりました。
まだ3か月なんですけれど、ぐりんぐりん回るので、一緒に川の字になって寝たはずが、いつの間にか頭と足が逆になっていることも(苦笑)。
先日は、娘の顔面キックで目が覚めました・・・



さて、最近、ヒートアップしている民主党代表選挙。
そもそも政治の空白・混乱を自ら招いて、脆弱な状態にある経済に敢えて足かせをはめる必要は全くないと思いますが、それを言っても仕方がないので、今日は財源論です。



財源論の一つとして、小沢さんが最近「証券化」という言葉を使い始めました。

国有財産を証券化すれば財源が出てくると。



結論から言うと、あまりにも乱暴な議論であり、無責任極まりないと感じています。
本当にご本人が理解しているのか甚だ疑問です。
確かに国有財産は600兆円近く存在します。
この国有財産は大きく3つに分けることができます。



一つは、売れない資産または売るべきではない資産です。

前者の例としては、道路や河川。

後者の例としては、自衛隊の基地、為替介入と密接に関連する外貨建て資産、将来の支払いに充当すべき年金資産。




次に、国有財産の大半を占めるのが財政融資資金貸付金です。
簡単に言えば、財投債(≒国債)で資金を調達して、民間ではリスクテイクできないインフラ整備などを目的とした政府系機関などに対する中長期の貸付です。
小沢さんがこの貸付金の証券化により財源を捻出することを考えているとすれば、明らかに間違っている。
上述のように、この資産は負債と両建て、すなわち資産を証券化によって売却しても借金の返済に充てなければいけないものです。
証券化によって、借金を上回る現金を獲得できるとの見解も一部にありますが、資産を裏付けとして発行される証券は、最も安全とされる国債よりも必ず金利が高くなる、つまり、債券価格が国債よりも低くなるため、証券化して資産を売却すると逆に損をするんです。
しかも手数料も取られますから、証券化により新たな財源が生まれるとするのはまやかし以外の何物でもありません。

最後に、残るのが狭義の国有財産です。

しかしながら、売却可能なのは未利用国有地くらいであり、これは微々たる額でしかありません。

百歩譲って、いくらか売却収入を得たとしても、これは一回限りのもの。

小沢さんが固執しているマニフェストは、子ども手当をはじめとするバラマキメニュー満載です。

このバラマキは一回限りではなく、継続するものなんです。

だとすれば、持続可能性がないことは明白です。



「証券化」という一般にはよく理解されていない概念を持ち出して、あたかも打ち出の小槌のように見せかけて、国民を騙そうとしていることに私は強い憤りを覚えます

私たち国民が本当に騙されれば、いつの間にか借金だけが膨らみ、国は破産します。



一事が万事。

結局、「国民の生活が第一」と聞こえの良いことを言いながら、やっていること、やろうとしていることを見れば、国の将来に対する責任感が欠如していると言わざるを得ません。
国の未来を壊す政治家たちに、この国の舵取りを委ねるわけにはいきません。







2010年09月5日

仲間への感謝

こんばんは。
こばやし鷹之です。

今日はとても嬉しいことがありました!
東京、神奈川、埼玉、千葉から、私がいつもとてもお世話になっていて、絶対的に信頼している方々が、大切な休日な時間を割いて習志野、八千代、花見川にいらしてくれました。
みなさまバスに乗って、私の活動エリアがどういうところなのか、実際に見て下さり、また、普段地元でお世話になっている方々からお話をいただき、今後の活動について意見交換をさせていただきました。

平日目一杯働かれて、休日は休息や家族サービスの時間に充てるのが普通なのに、私の活動をなお一層ご理解いただくためにいらしていただいたことが本当に嬉しかったです。
学生からご年配の方々に至るまで、数多くの方から示唆に富むアドバイスや心温まる激励をいただきました。自分のことのように捉えてくださることへの感謝の気持ちは言葉では言い表せません。

地盤、看板、カバンはないけれど、こういう支えがあれば、絶対にスタートラインに立てる、いや、絶対にスタートラインに立たなければならない。そして、スタートは飽くまでスタートでしかない、この国の未来を共に切り拓いていくためにも、政治家として歩むべき道を踏破するとの決心を新たにしました。

みなさま、本当にありがとうございました!
鷹之ブログ

2010年09月4日

「妹」の結婚式


こんばんは。

こばやし鷹之です。



だんだん日が短くなってきましたね。
まだまだ暑いですが、夏が名残惜しい感じがしてきました。
井上陽水さんの『少年時代』の気分です。
みなさんはどうですか?



今日は従妹の結婚式に出席しました。
母方のいとこは二人しかおらず、唯一の女性。
8歳年下ですから、彼女が生まれた時には私は物心がついていて、夏休みなどに帰省しては、オムツ替えから何まで見てきたんですね。
私と弟にとってみれば、妹同然です。
昔は、からかう対象でしかなくて、女性として見たことは一度もありませんでしたが、今日はとても輝いていて、本当にきれいだなあと思いました。



幸せそうな表情を見て、本当に嬉しかった。
披露宴の最後に、彼女が両親(叔父と叔母)そして亡くなった祖父(私にとっても祖父)に対して手紙を読みました。
育ててくれたことへの感謝の気持ちが溢れていました。
恥ずかしながら、涙が溢れ出てきて止まりませんでした。


「妹」がこんなに立派に育ったことが嬉しくて、
「妹」がこんなにしっかりした男性と人生を共に歩み出すことにほっとして、
「妹」が育ててくれた両親と亡くなった祖父に対して感謝していることに共感して・・・



仲間との絆、夫婦の絆は勿論のこと、親子の絆をひしひしと感じられる式でした。



「産んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう。」
「産まれてきてくれてありがとう。育ってくれてありがとう。」



親子の間には、感謝の気持ちがある。
今まで、「絆」とは、相互の信頼や尊敬から成るものだと思っていましたが、そこには感謝という要素があるのかもしれない。



英語で言う「感謝」は”obligation”

「義務」という意味もあります。



産んだからには育てなければならない。
産まれたからには育たなくてはならない。



親と子がそれぞれに課された義務を果たすことは、感謝の裏返しなのかもしれない。
義務を果たすことによって信頼、敬意、そして感謝が生まれ、それが絆となっていく。
ふと、そんなことを思いました。

最近、親が子供を虐待する事件が後を絶ちません。

そんな中で、子供を社会全体で育てなければならない、という考え方もあります。

それはそれでいいのですが、やはり子供を育てる一義的な義務は家庭にあるんです。

社会で育てることが前面に出て、親が子を育てないことへの免罪符になっては絶対にいけない。

結局、子は親に育てられ、親は子に育てられる、と私は思います。



今日、結婚式を迎えた「妹」を見ていて、

家庭でしっかりと絆を培ってきた子供は、

社会に出ても、他者との絆をきちんと作っていけるんだなあと感じました。



少し早いですが、私も娘が結婚する時のことを思わず想像してしまいました。

親としての義務をしっかりと果たしていこうと改めて思った次第です。





2010年09月3日

幕張の表情

こんばんは。
こばやし鷹之です。


外回りが続きます。
喉ごしの爽やかさを求めて、思わずサイダーへ手が伸びました。
その名も「仮面サイダー」。
こういうコテコテのネタは、心に一時の安らぎとゆとりを与えてくれます。
鷹之ブログ


それにしても、街って面白いですね。
隅々を周ると、「こんなところあったの?」という場所に出くわします。

昨日の幕張。
幕張エリアと言えば、「幕張メッセ」のイメージがあるかもしれませんが、いろんな幕張があるんですね。
地図を片手に田畑の中を運転するのですが、いかんせん田んぼと畑ばかりで目印が無い。
いつのまにか、林の中に迷い込んで、たまたま散歩していた老夫婦に助けられました。
「道らしくない道が続くけど、信じてまっすぐ進め!」
その言葉の通り進んでいくと、開けていた窓から木の枝が次から次へと入り込んできて車中に花粉がばら撒かれて、むせてしまいました。無事目的地には着きましたが・・・

鷹之ブログ


さて、今日お会いした方々の中に、農家の方が何人かいらっしゃいました。
みなさん、幕張と聞いて想像する野菜ってありますか?
答えは、

人参。


「幕張人参」として有名なんですね。
しかし、その人参を取り巻く状況はかなり厳しいことを教えていただきました。


あるおじいちゃんは、
「農業を継ぐ人間がいないから、畑の3分の2は荒地になっとるよ。

ピーク時に比べて収穫量が半分くらいになった。
もう人参だけじゃ食べていけんよ。
わしはもう年寄りだから年金で暮らしていくからいいけどな。」


ある中年の方は、
「おやじの体の調子が悪くなって、自分一人だけじゃもうやっていく自信がない。相続も大変だし。
農転(農地転用:農地を他の目的のために使用すること)して商業施設にしたいので県への申請書を準備している。」


別の中年の方は、
「この辺りの人参農家にとって、人参栽培の重みって農家ごとに違うんだ。
駐車場や貸アパートの収入で十分食っていける農家は人参栽培なんて趣味みたいなもの。
でも、そうじゃない農家もある。
人参を栽培するには、種、肥料、洗浄する機械、トラック、倉庫・・・とにかく金がかかる。
人参で生計を立てている農家はほんと大変なんだ。
個別の農家ごとにきめ細やかな対応をして欲しい。」



こんな声を聞かせていただきました。
農業に従事したことのない私にとって、どれも新鮮なお話でしたが、実際に農家の方々の苦悩する表情を目の当たりにすると、想像していたよりも厳しい現実に少なからず戸惑いました。

帰りがけ、畑にはご年配の方々が農作業に従事されている姿がありました。
すぐ向こうには幕張新都心の高層ビルが見えました。
そのコントラストが何故か心にずしりときました。

2010年09月1日

親への虐待

こんばんは。
こばやし鷹之です。
今朝、小学生たちから、「小林鷹之さん、がんばって~」と声をかけられました。
嬉しかったです。
「勉強、頑張れよ!」と話しかけましたがが、自分にそんな資格はないな・・・と後で反省。
今日は9月1日。
小学生の時、一年で一番忙しかった日かもしれません。
8月31日まで夏休みを目一杯満喫する少年だったので、苦手の絵日記(低学年時)と読書感想文(高学年時)はいつも後回し。
9月1日の始業式の日に、「持ってくるの忘れました」といって、家に帰ってから必死になってこなしていた記憶があります。
だから、絵日記の天気の欄はメチャクチャでしたし、読書感想文もまえがきとあとがきだけ読んで完成させることもありました(苦笑)。
さて、今日の読売新聞に気になる記事がありました。
50代の息子が80歳近い痴呆の母親を虐待して死に至らしめた疑いがあるとの記事でした。
記事によると、死因は全身打撲や内臓破裂による出血性ショック死。ボケ防止のために息子が母親を日常的に平手で殴るなどしていたとのこと。
真相が分からない個別事件に対するコメントは控えますが、介護疲れによって子供が親を虐待する例を最近よく耳にします。
「そんな子供、最低だな」
そう簡単に言い切れない自分がいます。
勿論、親を虐待死させることは絶対に許されることではありませんが、介護の現場を目の当たりにすると、その苦労を知らない自分が軽々に断罪できることではないと思えてしまうんです。
最近、特別養護老人ホームをはじめ、施設をたびたび訪問させていただいております。
痴呆症のご年配の方々の姿を拝見すると、口をポカンと空けて、天井をただ見てらっしゃって、微動だにしない。
こんな方が数多くいらっしゃいます。
食事の風景もお風呂の風景も、何をとっても介助する方々はとても大変そうです。
「精神的にもきつくないですか?」
そんな愚問を問いかける私に、介護士の方は、
「きついです。でも、私たちはお年寄りの方々のことが好きなんです」
と笑って答えてくれました。
こういう施設に入れない在宅介護の方はとても大変だろうなと思うんです。
イライラすることだってあると思うんです。
でもやっぱり、そうは言っても、親を虐待することは正当化できない。
施設内の痴呆症のおじいちゃん、おばあちゃんたちのベッドの壁際には、ご家族との思い出の写真が飾られてました。
楽しそうな写真でした。
痴呆症であろうがなかろうが、子供が親に育てられてきたという事実は否定しようがありません。
親がいなければ子供はこの世に存在しないわけです。
であるとすれば、どんなに介護が苦しくても、産んで育ててくれた恩をしっかり返していくのが義だと思います。
痴呆症の方が普段どういう気持ちでおられるのか、私には分かりません。
ただ、理由がよく分からないまま、自分の子供に死に至るまで殴られ続けることを想像すると、何ともいたたまれない気持ちになってしまいます。
人は誰でも年をとります。
好き好んで痴呆症になる人間だっていません。
誰もが最後まで人生を幸せに過ごす権利がある。
その権利を誰もが享受するためにはどうすれば良いのか。
悩みます。

2010年08月31日

地震対策

おはようございます。
こばやし鷹之です。

暑いですねぇ。
ようやくマイク、スピーカー、のぼりが一通りそろって、今朝から駅頭演説を始めたのですが、日なたで話していたら途中でくらっと来ました。
コンビニに駆け込んで水分補給して生き返りましたが、朝の日差しも意外ときついんだなあと実感しました。
みなさんも気をつけて下さいね。


さて、昨日から防災週間が始まりました。
小学生の時の防災避難訓練は、授業が中断されて、頭巾をかぶって校庭にみんなで避難するのが何だか楽しかった記憶がありますが、今振り返ってみると、とても重要な訓練だったんだなあと思います。


私が、今後政治家として取り組んでいきたい事項の一つが、この地震・津波関連の防災対策です。
歴史を振り返れば明らかな通り、日本は複数の海底プレートに囲まれた島国ですから、地震・津波によって多くの尊い人命が奪われてきました。
突然生じる、自然の驚異を前にすると人間の力は極めて無力です。
しかし、巨大地震が発生した時のシミュレーションとそれに基づく訓練次第で、多くの命が救われます。

最近話題になっている3連動地震とは、プレートのエネルギーが蓄積される南海トラフの溝に沿って、東海、東南海、南海の3地震が連動して生じるものです。
過去には、江戸時代に2度、宝永地震(1707年)と安政地震(1854年)として記録されています。
この3連動地震は、真ん中のエリアにある東南海地震がトリガーとなって生じるとされていますが、この東南海地震が生じる「確率」が、10年以内に20%、30年以内に60~70%と言われています。
死者は2.5万人と推定されていますが、現在3連動地震に関する防災大綱が定められていない中で、実際にそのような巨大かつ広域地震が生じれば、救援体制がどれほど整うか未知数であるため、死傷者数が推定以上に増えることも容易に考えられます。


防災対策については、
究極的には、お年寄りから子供まで含めた一人ひとりの個人が自分の判断で動けるように事前に訓練しておく必要があります。
その意味では、市町村が果たす役割は非常に大きい。
しかし、巨大かつ広域地震になると、もっとマクロの救援体制を緻密に整備しておく必要があるため、都道府県間の連携強化など、国がしっかりとした司令塔としての役割を果たせるように、そして、関係者の役割分担が明確になるように、事前に準備をしておく必要があります。
また、国~都道府県~市町村~家庭の情報伝達を含めた縦の連携も整備する必要があります。


このようにマクロとミクロのレベルでの準備が重要です。
加えて、これらのソフト面に限らず、ハード面での対策も急務です。

「コンクリートから人へ」

分かり易いようで、矛盾を孕んだ民主党のキャッチフレーズ。
人の命を守るためのコンクリートもあるんです。
その意味で、今回公表された経済対策に病院の耐震化が盛り込まれたこと自体は評価されるべきです。


本当は、バラマキ政策をすべて止めた上で、実施して欲しいのですが。
社会資本インフラ整備については、悪の権化のように語られることもありますが、老朽化したインフラはいずれ必ず補修・整備しなければなりません。
このような事業は景気刺激という意味でも即効性がありますから、今のような不況時には思い切って取り組むことが必要だと私は思っています。


命は一度失われれば、二度と戻ってきません。
失われる前に、守るんです。

2010年08月29日

香川県知事選

こんばんは。こばやし鷹之です。

今日は大学時代の親友がわざわざ東京から習志野・八千代・花見川のエリアを見に来てくれてました。
地盤、看板、カバンのない身としては、こういう友情サポートが本当にありがたいです。
ありがとう!
東京で待つ奥様とお嬢ちゃんのために八千代の梨をたくさん買っていきましたが、とても美味しかったとのこと。

そうなんです。
八千代の梨、めちゃくちゃ、甘くてうまいです!
勿論、私も買いました。

鷹之ブログ

さて、本日、香川県知事選が行われたのはみなさんご存知でしょうか?
元財務官僚の浜田恵造さん(58)が当選されました。

この浜田さん。
同じく財務省に在籍していた私にとっては、父親のような存在でした。
とてつもなく真面目で、とてつもなく責任感が強い方でした。

私が入省直後に配属されたのは理財局資金第一課。
財政投融資(財投)という制度を担当する部局でした。
財投とは、郵貯や簡保で集めたお金を、社会インフラの整備などを担当する特殊法人へ長期・低利で貸し付ける制度です。
すなわち、リスクが高く、民間では採算がとれないけれど、社会にとって重要な事業を推進するために、国が巨大な「銀行」の役割を果たす制度です。
この制度は、高度経済成長期には機能しましたが、バブルが崩壊した後は、「官から民へ」の流れの下、民業圧迫・非効率等の批判を受け、大改革をすることになりました。
そんな部局に私は放り込まれたのですが、当時の課長が浜田さんでした。
忙しかったですね。
新人である私は課長の目の前の席。
夜遅くまで頑張る課長に刺激されて、私も1週間職場に泊まり続けたこともありました。

奇遇なもので、
浜田さんは西讃(香川県西部)出身。
私の両親も西讃出身。
しかも、浜田さんは私の母と同じ、観音寺一高出身。
浜田さんの兄は私の母と同期。

こんな縁があったので、息子のように可愛がっていただきました。
仕事にはとても厳しい方でしたが、面倒見がとても良い方だったので、私も失敗を恐れずに思い切って仕事をさせていただきました。
たくさん怒られましたけど・・・(笑)
社会人としての心構えを叩き込まれました。

私が初めて課長補佐を務めた理財局総務課でも、浜田さんは局の次長でご一緒させていただきました。
ここでも、思い切って仕事をさせていただけたのでとてもありがたかったです。
この時は、私も成長していましたので、それほど怒られませんでした(笑)。

今でも感謝しているのは、福井俊彦前日本銀行総裁と村上ファンドとの関係が問題とされた時ですね。
国会会期中のある日の真夜中、当時野党であった民主党議員から翌日の質問事項を通告されました。
重箱の隅をつつくような、極めて技術的な質問だったんですね。
真夜中に通告されたので、朝までの限られた時間で対応するしかありません。
後ろ向きな話なので、周囲の関係者も及び腰でしたから私一人で処理しなければなりません。
「どうすんべ・・・」
呆然としていた私を助けてくれたのが浜田さんでした。
局次長という立場にありながら、深夜零時頃に役所に再出勤してくれて、朝5時くらいまで一緒に作業して何とか乗り切りました。
この人は逃げない人だと思いました。
批判されまくる霞ヶ関ですが、こういう責任感溢れる方もいるんですね。

今だから言えますが、そんな浜田さんに、政治の道へ飛び込むことについて相談させていただいたことがあります。
「あれ(政治)は、普通の感覚じゃできないぞ。頭のネジが2~3本飛んで、気が狂っていないとできない仕事だ。まあ、小林はネジを飛ばすことができると思うから、やりたければやってみろ。ただし、覚悟しろよ。」

こう語ってくださった浜田さん。
ご自身が出馬されるとは私は予想だにしませんでしたが、今回決断されるにあたっては「覚悟」をされたのでしょう。
その覚悟が香川県民の方々に伝わったのだろうと思います。

そんな先輩に続けるように頑張ろうと思わせてくれた今回の当選。
浜田新知事、釜玉うどんとちくわ天食べにいきますので、よろしくお願いします!

2010年08月28日

内患外憂

こんにちは。
こばやし鷹之です。


もう8月も終わりですね。
7月から始まった「夏祭りツアー」も今週末でほぼ終了です。
とはいっても、秋からは秋祭りが始まりますね。
農耕民族である以上、夏から秋にかけて祭りが多いのは自然のこと。
秋祭りも楽しみです。


さて、最近の世間の話題は、猛暑列島、デフレ・円高・株安の経済動向、そして民主党代表選。
こういう時にもっとも気をつけなければならないのが安全保障の問題です。
我が国の周りには、隙あらば自国の国益を増大させる機会を虎視眈々と狙っている国が存在します。


金正日総書記の訪中、カーター元大統領の訪朝、そして、情報収集衛星の不具合。
内向きになっている日本と関係なく、北東アジア情勢は刻々と変化していきます。
国民の生命と財産を直接脅かす事態が生じるリスクを顕在化させてはなりません。

危機の解決ではなく、危機の予防。

国民の関心が薄れている中でも、政治家はアンテナを広く張っていなければなりません。

2010年08月27日

ビラ配り

こんばんは。
こばやし鷹之です。


今週も1週間お疲れ様でした。
夜風が涼しくなってきて、最近は月もきれいです。
ビヤガーデンでグイグイ飲みたいですね。

さて、今朝は千葉7区選出の斎藤健衆議院議員の朝の駅頭活動を見学させていただきました。
様々な党の方がいらっしゃったため、演説ではなく、ビラ配りが中心でしたので、微力ながら参加させていただきました。

ビラを配るだけといえば、それまでですが、奥が深い。
ビラ配り一つにしても、斎藤議員は、有権者の視線に立って、いろいろ工夫をされながら動かれていました。
後で説明していただくと、一つ一つの行動が合理的。
試行錯誤の結果とのことでした。

人の心に働きかけることの大切さ、そして、難しさを先輩から教えていただき、とても勉強になりました。
そして、何より、斎藤議員を支えるスタッフの方々が、議員本人の人柄、能力、可能性を信奉していて、本当に良いチームだなあと感じました。

今、人に失望を与えているのが政治だとすれば、斎藤議員は人に希望を与えられる政治家だと感じました。
そんな先輩政治家と共に、自民党のためではなく、この国の未来を切り拓くために、汗をかいていきたいと思えた朝でした。

斎藤議員とスタッフのみなさま、ありがとうございました!

2010年08月26日

コップの中の騒ぎ


こんばんは。
こばやし鷹之です。

今日は行く先々で、「小沢さん出馬だね。政局が不透明になってきたねえ~」との言葉をかけられました。
私はまだ就任して間もない自民党の支部長です。
まずは自分にできることを精一杯やることが重要であって、他党の人事や選挙にああだこうだ言う気は毛頭ありません。


しかし、来月の民主党代表戦は総理を決める選挙でもあります。
一国民の立場から、どうしても理解できないことが二つあります。


一つは、鳩山前総理の辞任会見の際のコメントとの整合性です。
みなさん、思い返してみてください。
鳩山さんが、普天間問題などに行き詰って、ちゃぶ台をひっくり返すように突然政権を放り投げたのが僅か2ヶ月前です。
その時鳩山さんは、自分と小沢さんが身を引くことによって新しい民主党、よりクリーンな民主党を作りたい、と言いました。
それなのに、
あんな無責任な辞め方をした鳩山さんが、いまも伝書鳩のようにチョロチョロと走り回り、その結果、小沢さんが出馬を表明。
つまり、民主党はクリーンな政党に生まれ変わることを放棄した。
言い換えれば、民主党はダーティーな党に戻ることを選択した。
これが、私にはどうしても理解できません。
彼らが使う「国家のために」とか「国民のために」という言葉はもはや軽い枕詞でしかなく、聞いていてとても空虚です。

もう一つは、そんな小沢さんを担ぎ出そうとする国会議員が多数存在することです。
フレッシュなはずの一年生議員までが、徒党を組んで、小沢さんの出馬を促したそうですね。
小沢さんの好む、バラマキ経済政策や現実的視点を欠いた外交政策に共鳴したのでしょうか。
それとも、選挙で何かお世話になったからなのでしょうか。
糸の切れた凧のように、国家の運命がどこに飛んでいくかわからない状況において、小沢さんを担ぎ出そうとする方の感覚は逆立ちしても理解できません。
特に、小沢さんが世界各国からどのように見られているのか、私は自分の耳で直接聞いてきてますから、日本がますます孤立して、置いてきぼりにならないか、とても不安に思います。


では、菅さんがいいか、といえば、個人的にはそうは思いません。
小沢民主党は、理念なき独裁国家になるでしょうが、菅民主党も、理念なきブレまくり国家となるでしょう。
マスコミは、「菅 vs. 小沢」という構図を作っていますが、残念ながら、今の日本丸の船長にどちらがなったとしても、未来は切り拓けない。
悲しいのは、「我こそは」と名乗り出る人が今のところ現れていない点です。
競争相手ながら、民主党には人物・能力ともに立派な議員は他にいると思うのですが・・・
加えて、民主党内はグループごとにどちらを支持するかが決まっており、先般、脱派閥的な力によって参議院議員会長が決まった自民党以上に自民党的であると言えると思います。



党内の権力闘争もいいですが、それだけに終始することが許される時ではない。

経済でも財政でも外交でも、いつ顕在化してもおかしくないリスクが数多く存在しているんです。

そのリスクが現実のものとなれば、私たち国民の生命・財産に大きな影響を及ぼすんです。

政権与党には、責任を持って国家運営をしていただきたいと強く願います。




鷹之ブログ

小池百合子衆議院議員と。

2010年08月24日

健康診断

こんばんは。
こばやし鷹之です。

夜は大分涼しくなってきましたね。
それだけで何だか風情がありますよね。
そう感じるのも自分の中に四季のサイクルが染み付いているからだと思います。
この国に生まれて良かったと思えることの一つです。


さて、今日は、健康診断に行ってきました。
政治家として日々活動する上で、最も大切な資本はカネではなく、心と体です。
最近、選挙区をまわっていると、ご年配の方とお会いすることが多いせいか、
「あんた、若いねえ~」
と言われることが多いです。
確かに、自分が一番若い場合が結構あります。

でも、もう35歳。
れっきとした「おじさん」です。
体のメンテナンスをしっかりしておくことも政治家として必要なこと。

ということで、体をしっかりと調べてもらいましたが、
おかげさまで、全く問題ありませんでした。


今までにやったことのない検査もしましたよ。
腸を検査する前には、下剤を溶かした水を大量に飲んで腸内を清掃するのですが、この下剤が結構うまい!
思わず看護師さんに、

「これ、ポカリスエットみたいで、うまいですね!」

と言ったら、びっくりされました。

「この味を受け付けない方が結構いらっしゃるので、いつも苦労するんですが、そん
なこと言っていただけると助かります」

とのことでした。


腸内をきれいに掃除し終わったら、いよいよ検査ですが、横になって、肛門から内視鏡をズンズン入れられます。
意外にOKでしたが、腸を膨らませるために内視鏡から空気が出されるので、腹がパンパンに張ってきて少し痛い。
目の前に大きなモニターがあって、そこに画像が映し出されるんですね。
自分の腸内なんですけど、これが面白い。
何せ腸内なんて見たことないですから。
一口に「腸」といっても、内壁の形って色々違うんだなあと、妙に客観的に見ている自分がいます。


それにしても、こういう検査をしていると、自分の無力さを感じますし、医師や看護師の方には頭が下がります。

出産に立ち会った時もそう思いました。
いつ陣痛が始まって、いつ生まれるか、そして何が起こるか分かりませんから、医師や助産婦さんは、24時間体制で看て下さいました。
出産時に必死になって赤ん坊を外の世界へと導いてくれた助産婦さんの真剣な表情は脳裏に焼きついています。
娘は未明に誕生しましたが、担当医師も助産婦さんも、朝になってもそのままぶっ通しで勤務されていました。
このような姿を見ると、ただ感じるのは、その強烈な使命感です。


命を守るという意味では、政治家も同じはずです。
強烈な使命感と矜持がなければ、政治家としての存在意義はありません。
気合い入れて、頑張ります!

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<p><!– レスポンシブに対応していない為、非表示にしています。2017年10月23日佐野
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<p><!– レスポンシブに対応していない為、非表示にしています。2017年10月23日佐野
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