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2011年11月24日

国会議事堂見学ツアー

こんばんは。

小林鷹之です。


本日は、小林鷹之事務所として、初めてとなる国会議事堂見学ツアーを催行させて頂きました。事務所近辺の方々にお声掛けしたところ、多くの方々からご参加を頂き、大型バス一台が満席になりました。補助席になってしまった方にはご苦労をおかけしました。


今回、ツアーを企画させて頂いた目的は二つ。

一つは、私自身の思いを伝え、また、参加者のみなさまから今の政治に対する要望を伺うことによって、小林鷹之事務所とみなさまとの絆を強めること。

もう一つは、国会議事堂を見たり、現職政治家との意見交換を通じて、政治をより身近に感じ、更に関心を持っていただくこと。


「政治なんてどうせ変わらないよ」


そんな諦めの気持ちが、政治に対する無関心を生めば、結局は、一部の既得権益を享受する人たちの意見が相対的に強くなります。

私は、そんなことには絶対にしたくありません。


その意味で、今回、古巣財務省の先輩でもあり、テレビにもよく出演される片山さつき参議院議員が全面的に協力して下さった結果、二つの目的を十分に達成することができました。


片山先生、そして、ご参 加いただいた皆様、どうもありがとうございました!

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2011年11月16日

第1回 小林鷹之と共に語る会

こんばんは。

小林鷹之です。


本日は、八千代市内にて、「第1回小林鷹之と語る会」を開催させて頂きました。

今、世界から日本がどのように見られているのか、私本人の経験を交えながらお話をさせていただきました。

質疑応答では、安全保障の話から消費税や社会保障の話に至るまで多岐にわたるご質問をいただき、時間切れになるまで続きました。

私本人も勉強になりとても有意義でした。

平日の遅い時間にも拘わらず、お集まり下さったみなさま、誠にありがとうございました!


これからも、花見川、習志野、八千代にて、ミニ集会を開催してまいる予定です。

また、小林の政治に賭ける思いや政策を聞いてみたい!、或いは、小林に政治に対する不満や要望をぶつけたい!

そのような方々がいらっしゃいましたら、5人でも10人でも構いません。私本人が伺わせて頂きますので、是非事務所(047-409-5842)までご連絡ください。



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事務所の不手際で、参加された一部の方のみとの撮影になってしまいました(汗)

2011年11月2日

為替介入そしてG20

おはようございます。

小林鷹之です。


本日、秋の褒章の受章者が発表されました。

大竹しのぶさんやなでしこジャパンたちも対象となりました。

その中で、千葉県旭市で津波に呑まれた女性を救助した3名の方も受賞対象となったようです。

自らの身を危険に晒しながら、まさに命懸けで人の命を助けた姿勢に心から敬服します。


さて、一昨日、政府が円売りの為替介入を行いました。

規模は7.5兆円程度とされており、過去最大。

一部報道によると、欧米の理解を得られていない状況での単独介入とされており、明日から仏・カンヌで開催されるG20首脳会合で、我が国が欧米に対して「理解を求める」ことになろうとされています。


確かに、G7を中心とする先進諸国は、ここ数年、為替介入を否定的に捉えるスタンスを堅持してきました。「原則として、為替相場はマーケットの需給に委ねるべきで、政府が自国通貨安へと誘導することは良くないことである」これがコンセンサスとなってきました。


それは、中国政府が、為替介入を日々継続し、人民元相場を明らかに低い水準(=人民元安)へと誘導・維持することによって、輸出主導で経済成長を遂げてきた中で、先進諸国による輸入超過や国内雇用の喪失に対する懸念が高まってきたことが背景にあります。


その観点からは、日本政府が為替介入により円高に対処することは、他の先進国の通貨高を招くわけですから好ましくないし、これまで中国政府を足並みそろえて非難してきた正統性が揺らぎます。


しかし、今の円相場が、デフレと財政難に喘ぐ日本経済の実力を反映したものとは言えないのは明らかです。

また、足元の急激な動きは、G7等の共同声明において明記されている「為替相場の過度な変動は良くない」との状況に該当することも明らかです。


日本の国益を守るために、国際的なコンセンサスに則って、介入しているわけで、何ら詫びる必要はありません。中国とは違い、継続的ではなく断続的な介入でもあります。


何より、今回の超円高の背景にあるのは、欧米の経済・財政事情の悪化です。

G20の場で、「日本の状況を理解してください」と総理が下手に出る必要は全くありません。


昨日、ギリシアのパパンドレウ首相が突如としてEU等による支援(=ギリシアにとっては痛みを伴う国内改革の断行を意味します)の受け入れ可否を国民投票にかけることを表明しましたが、混乱が収拾しない欧州諸国に対して、ギリシアの問題を早急に身内で片付けるよう要請すべきです。


米国に対しても、日本と同様、「ねじれ国会」の下で、来年の大統領選へ向けて政争が激化し、財政再建が危ぶまれていることに警鐘を鳴らすべきです。加えて、リーマンショックの震源地となったにも関わらず、今度は、身の丈に合わない巨額の資金を欧州へとつぎ込み、米連邦破産法(=日本の民事再生法に該当)11条の適用申請をしたMFグローバルといった金融機関。


欧米に対して、理解を求めるどころか、然るべき行動を要請する立場にあると思います。

そして、そのためには、日本も自らに課された責務を果たさなければなりません。

すなわち、世界から見た日本が抱える最大のリスクである「財政」について、健全化していく道筋とそれを断行していく姿勢を諸外国へと示すことです。

野田総理にはG20の場で堂々と発言していただきたいと思います。

2011年10月28日

問題に向き合う姿勢

こんばんは。

小林鷹之です。


徐々に日が短くなってきますね。

朝目が覚めると、辺りは真っ暗。

もう一度布団にもぐり込みたくなる自分との戦いです(笑)。


さて、今日は地元にある、知的障害者(児)の通所更生施設を訪問させて頂きました。


「地域で、普通の、大人としての、生活を」


という標語の下、地域のボランティア活動にも参加され、陶芸、織物、木工、農園芸などの生産活動(仕事)もされています。

特に、生産活動については、原材料をはじめ、とにかく「本物」にこだわっているとのこと。

近所のショッピングセンターの一角を借りてセールをする際も、決して安売りはしません。

「障がい者の作品だから」買ってもらうのでは意味がない、「質が高いから」買ってもらうようにならないと、と理事長が仰っておりました。


何より驚いたのは、施設に鍵が無いこと。



通常、老人ホームであれ、障がい者施設であれ、部屋に鍵がついているのが普通ですよね。


理事長の言葉。


「普通の大人として接する以上、鍵をつけて管理するようなことはしたくないんです。勿論、トラブルもあります。勝手に外に出て行って、迷ってしまうこともある。でも、そんな時は、『何故、この人は外出してしまったのだろうか?何か原因があったんじゃないか?』スタッフ皆で考えるようにしています。」


本質を突いたコメントに思わずハッとさせられました。

対症療法ではなく、問題の本質を突き止め、向き合い、根本的に解決しようとする姿勢。

勉強をさせていただき、ありがとうございました。


2011年10月11日

被災地に咲く花

こんにちは。

小林鷹之です。


今日は、被災地である宮城県石巻市にボランティアとして伺いました。

3月11日以降、石巻市を訪れるのはこれで3回目になります。

向かった先は、多くの生徒たちが亡くなった大川小学校です。

既に震災から半年以上が経過しておりますが、傷痕はまだまだ大きく、国・地方による復興支援を加速していく必要性を強く感じました。

ウェブカメラで見ると、こんな感じです



北上川に架かる新北上大橋のたもとに交差点があり、そこに三角形の小さなスペースがあります。

まだガラスの破片が数多く散乱していて痛々しさが残っていますが、そこにはひまわりを含め、多くの花が咲いています。


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この小さな花畑は、大川小学校の遺族会の一部の方々が中心になって管理されているとのことです。

小さな花畑といっても、女性の方々がポリタンクから水を汲んで、ジョウロで撒くという作業には、かなり労力と時間がかかるとのことでしたので、八千代市の友人とともに、電動給水器、ガソリン、ホース等々を持参して、設置をしてまいりました。


遺族の方々は、花の一つ一つを子どもたちに見立てながら、大切に育てられているとのことでした。現在、党として実施しております「絆プロジェクト 全国菜の花キャンペーン」の一環として、菜の花の種を播いていただけることになりました。

因みに、菜の花は千葉県の県花でもあります。


来年の春先には咲き誇るであろう菜の花が、地域を少しでも明るくすることを心より期待しています。


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2011年10月7日

【メルマガVol.5】政治主導に向けて

(以下は、メールマガジンに掲載した文章です)

「暑さ寒さも彼岸まで」。
その通り、日中は随分と過ごし易くなってきましたね。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋。
みなさん、それぞれが充実した毎日を過ごせると良いですね。
ただ、急に寒くなったせいか、風邪をひいている方が多いような気がします。
季節の変わり目ですから、体調管理には気をつけて下さいね。

さて、先日来、批判が強まっていた朝霞の公務員宿舎の建設を5年間凍結するとの決断を野田総理が下しました。もともと2年前に民主党が事業仕分けで凍結させたものを、野田総理が財務大臣時代に自ら凍結解除をし、そして今回再び凍結を決定。
この経緯を見ていて感じることがありました。それは「政治主導」への道のりはまだまだ遠いということです。

官僚として10年以上勤めてきた経験に照らすと、政治主導の一つのポイントは、政治と官僚との適切な役割分担にあると思います。
すなわち、政治がビジョンを示し、政策の大きな方向性を決断し、官僚に着実に実行させる、そして、その結果については政治が責任を取る。飽くまで道具である包丁(官僚)を振り下ろすのは腕(政治)であり、その主従が逆になってはいけません。

その際、ポイントとなるのが、政治と官僚との「距離」だと思います。
政権交代前の自民党はあまりにも官僚との距離が近過ぎました。
いつしか政策を官僚に丸投げする依存体質が身につき、包丁が腕を振り回すというおかしなことになりました。
一方、「政治主導・脱官僚依存」を掲げて政権を奪取した民主党、すなわち鳩山政権と菅政権はあまりに官僚と距離を取り過ぎました。
「官僚不信」「官僚排除」により瞬く間に行き詰まったのは記憶に新しいところです。包丁を持たない腕だけでは物事をさばくことはできません。
野田総理には、同じ轍を踏まないように、バランス感覚を発揮して頂きたいとの思いがありますが、現実はそう簡単にはいかないようです。

今回の朝霞宿舎を巡る総理の判断がぶれた原因は、やはり官僚との距離が近過ぎた点にあると思います。語弊を恐れずに申し上げれば、官僚に取り込まれ、政治家として主体的に決断することができなかったのだと思います。
断らせて頂きますと、私は、官僚を常に悪者に仕立て上げるメディアの報道姿勢にはいささか疑問を感じています。国家のために死に物狂いで勤務している仲間は大勢います。
しかし、時として省益が国益に優先されてしまう現実や、前例を踏襲することはできても前例を破れない官僚組織の限界も感じてきました。
今、政治主導が求められている理由は、世界が大きく変化する中で、制度疲労をきたしている日本が自ら変わらなければならないからです。
官僚機構が自ら変わることはできません。

にもかかわらず、政治主導がなかなか進まないのは、官僚以外に政治家が頼れるものがないからだと考えます。
つまり、霞が関(官庁街)が事実上、我が国唯一のシンクタンク(政策研究所)となってしまっているんです。
その霞が関の強みは、「豊富な情報量」と「政策の企画立案力」。

情報量については、インターネットの普及により霞が関の優位性は相対的に失われつつありますが、政策の企画立案力については、他の追随を許しません。
したがって、政治が官僚に引きずられ過ぎることなく、より的確な判断を下すためには、官僚の他に、それとは別のブレーンを持つ必要があると思います。そうすれば、官僚機構にも良い意味での緊張感が生まれ、相乗効果が生まれます。

その観点から、二点申し上げます。

一つは、霞が関以外の有力シンクタンクが出現することへの期待です。
例えば、米国では、リベラル系ではブルッキングス研究所、保守系ではヘリテージ財団やアメリカン・エンタープライズ研究所、超党派では外交問題評議会や戦略国際問題研究所といった、名立たるシンクタンクが多数存在します。
これらのシンクタンクは、政治や行政との人的交流が盛んなこともあり、実際の政策立案や世論形成に大きな影響力を有しています。官僚制度の在り方、労働市場の流動性、寄附文化などに違いがあるため、このようなシンクタンクが我が国に育つ環境はまだ十分に整っているとは言えません。そのような中で、先般、畏友である元経産官僚の朝比奈一郎代表たちが立ち上げた「青山社中」などは、その先駆け的存在として大いに活躍して頂きたいと期待しています。

もう一つは、国会議員の定数を大幅に削減する代わりに、その削減額をもって議員一人あたりの公設スタッフの数を増やすべきではないか、ということです。
例えば、米国では下院議員には約20名、上院議員には30~50名のスタッフが存在します。しかも、各スタッフは、法律、経済、広報等の専門家ぞろい。各議員がそれぞれのシンクタンクを擁しているといっても過言ではありません。その証左として、議員一人当たりの法案提出数は日本とは比較にならない数に上ります。
一方、日本では、公費で手当てされる3名のスタッフの他は、私費で若干名のスタッフが存在するのが普通です。米国までとは言わないまでも、議員定数の大幅削減と公設スタッフの増加をセットにして、官僚機構に依存し過ぎることのない、少数精鋭の議員による「筋肉質」の立法府へと生まれ変わる必要があると考えます。

これらの点を含め、政治の力を相対的に向上させる努力を通じ、政治主導を一歩でも前へ進めていかねばなりません。腕が包丁をうまく使いこなせれば、美味しい料理(政策)が出来上がるはずです。

2011年09月17日

幕張祭り

こんばんは。
小林鷹之です。

最近、朝晩は少し涼しくなってきましたが、日中はまだ「夏」ですね。

季節の変わり目ですから、体調にはお気をつけて下さい。

さて、今日は、幕張の祭りに参加させて頂きました。

一昨日の朝の祭礼から、今晩に至るまで、がっつりと神輿を担がせていただきました。


途中で、支援者の方々が、擦り切れた足袋を見て、

「もっと体を大切にしないとダメよ」

とご心配いただきました。


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(途中の状態。この後、ボロボロに…)



指から流血し、大きな青あざが太ももにできたのは事実ですが、地元の方々と共に気合いを入れて担ぐ神輿は最高でした。

特に、最後、境内に入ってからの「幕張担ぎ」は、参加者の動物的本能が激しくぶつかり合って昇華する最高の瞬間。

相当危険でしたけど・・・(笑)


地域の伝統と歴史という縦の糸と幕張の方々の絆という横の糸とが見事に結び合った行事に参加させて頂いたことに、大きな喜びと強い誇りを感じることができました

幕張の町会のみなさま、準備や本番、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。

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朝から暑かったですね・・・

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真剣勝負。

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徐々に雰囲気もヒートアップ。

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神輿の動きがどんどん大きくなってきます。

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地元支援者の方々と。



2011年09月5日

【メルマガVol.4】超円高

電力不足が心配された夏がようやく終わりました。
振り返れば、あっという間でした。
そして、もうすぐ震災から半年が経過しようとしています。
被災地の方々を含め、関係者の方々の懸命な努力により、一部では地方選挙が実施されるまでに至りました。
まだまだ解決すべき問題は山積する中で、政治的な空白を作ることなく、一人ひとりの力を結集して、着実に前進していかねばなりません。



さて、ようやく、「一定のメド」がついたようで、菅内閣が総辞職し、野田内閣が発足しました。正直、民主党代表選については、極めて短い時間に、目立った政策論争もなく、「親小沢vs.反小沢」といった国民にとってはどうでもいい内輪の論理によって、結果が大きく左右されたことが、昔の自民党を見ているようで非常に残念でした。ただし、結果的には、候補者の中では一番まともだと思える野田氏が勝利したことは不幸中の幸いであったように思います。

その野田総理に一点だけ要望するとすれば、私益や党益ではなく、国益というただ一点を基準に物事を判断し、行動して頂きたい。復興は勿論のこと、低迷する景気、急増する借金、破綻しかけている社会保障、そして戦略なき外交…と課題が山積する中で、明確なビジョンを示し、リーダーシップを発揮して頂きたい。

しかし、民主党役員人事や内閣の顔ぶれを見ていていると、「党内融和」を重視していることが一目瞭然です。これ自体を否定するつもりはありませんが、党内融和を重視するあまり、バラマキ政策や戦略なき外交を柱とするマニフェストを存続させ、国益を損ねることは絶対に許されません。
必要とされているのは、国益のために汗をかくドジョウであって、党内融和のために汗をかくドジョウではありません。


一方、野党・自民党は何をすべきか。政府の政策を厳しくチェックしつつ、是々非々で協力していくのは当然です。しかし、それだけでは十分ではありません。この国に残された猶予は長くありません。野党から次々に法案を提出し、与党を引っ張っていくくらいの気概が求められています。それが国益につながるし、ひいては党益にもつながる。
私も新人ではありますが、臆せずに意見を出してまいります。



次に、今足元で高止まりしている円相場について、若干コメントさせて頂きます。


目下、日本企業が生産拠点を海外へ移転する動きに拍車がかかっています。電力料金引き上げ懸念、高い法人税率、製造業への派遣の禁止などと共に、いわゆる「6重苦」して並び称される超円高も、その要因の一つです。
欧米の経済・財政状況が悪化していることにより、ユーロやドルに対する信認が揺らぎ、相対的に安全資産とされる円に資金が流入していることがその主な背景ですが、海外移転の傾向は何も大企業に限った話ではありません。


地元中小企業の経営者の方々のお話しを伺っていると、「もう限界だ。既に採算が合わなくなっている中で、これ以上円高が続けば倒産する。海外に事業所を移すことを真剣に考えている。」

こんな悲痛な叫びを予想以上に耳にします。

中にはこう語る経営者もいらっしゃいました。
「先日、中国のとある自治体から工場誘致の打診があった。現地視察に行くと、信じられないほどの広大な敷地を信じられないほどの価格で提供してくれると言われた。とても魅力を感じた。」
日本が世界に誇る高い技術、つまり日本の「宝」に他国が虎視眈々と食指を伸ばしつつある中で、この国の政治・行政からは危機感が感じられません。震災復旧の対応に忙殺されていることを言い訳にはできません。


ただでさえ失業率が高止まりし、雇用不安が募る中で、企業が「やむを得ず」海外に生産拠点を移せば、産業の空洞化が生じ、更なる雇用機会の減少を招きます。日本人一人ひとりが自力で海外へ飛び出せなければ、国内において労働力の供給過剰が生じ、賃金・給料は下がり、モノは売れず、デフレが更に深刻化する。経済が成長しなければ、財政、社会保障が立ち行かなくなるのは時間の問題。この国の未来は希望ではなく絶望で覆われる。


一方、隣の韓国はどうしているのか。
今や自動車、電子機器といった分野の輸出で日本の最大のライバルです。韓国の通貨はウォン。日本国内では「円高ドル安」の言葉が躍り、あたかもドルが全ての通貨に対して減価している印象がありますが、実はそうではありません。リーマンショック前と比較すると、むしろドルはウォンに対して増価(ウォン安ドル高)しています。韓国政府によるウォン売り介入がその一因と言われております。加えて、FTAを精力的に推進していることもあり、日本との価格競争において相当優位な立場にあります。我が国と異なり、明確な国家戦略があるんですね。その結果、日本の製造業は本当に苦しい立場に置かれています。


財務省で国際金融に携わった経験に照らすと、円高を前提とした産業政策を積極的に講じていく必要があります。また、それだけではなく円高を阻止する強い覚悟もマーケットに対して示していくことも必要です。

私のスタンスは次の通りです。


1.為替介入を継続する覚悟をマーケットに毅然と示すべきです。先日の政府高官の発言のように、為替介入を行う意思が欠けているとの印象をマーケットに与えてはなりません。欧米の現状を踏まえれば日米欧の協調介入は難しいでしょうが、いざとなったら刀を抜けるように緊密なコミュニケーションを続けておく必要があります。その意味で、今週フランスで行われるG7は安住財務大臣が他国の財務大臣や中央銀行総裁と面識を得られる絶好のチャンスです。危機を迎えている今だからこそ、リーダーシップを発揮し、デビュー戦を堂々と飾って頂きたい。


2.日銀の金融緩和を大胆に実施すべきです。8月の為替介入に合わせて日銀が発表した資産買入れ基金の積み増し(40兆円→50兆円)もマーケットの想定の範囲内でサプライズはありませんでした。当面のインフレ懸念はないわけですから、小刻みに上げるのではなく、市場の予想を良い意味で裏切るために「倍増」するくらいの大胆さが求められています。


3.中長期的には、現状のような欧米の状況に売買が大きく左右される「消極的選択肢としての通貨」から脱却していくために、円の国際化を進めていくことも必要だと考えます。



海外マーケットのシェアを奪うために積極的に海外進出するケースを除けば、「できるなら、今の場所でモノを作り続けて、従業員の雇用と技術を守りたい」これが経営者の方々の真摯な思いです。この思いに政治が応えなくてどうするのか。
現下の超円高を「国家的危機」として位置付けた上で、法人税の大幅な引き下げの他、国内設備投資への補助金の活用や、資金繰りが悪化した中小企業への長期資金の提供など、政策を総動員して、少なくとも他国と対等な条件で企業が勝負できる環境を政治が整え、産業の空洞化に歯止めをかける必要性を強く感じています。Made in Japanのブランドを守り抜けるか否か。政治の真価が問われています。

2011年08月30日

新総理誕生

こんにちは。

小林鷹之です。


朝晩は、少し涼しくなってきましたね。

子どもの頃は、8月の終わりになると、溜めてあった絵日記や読書感想文による重圧(?)がかかってきて、何となく心が重かったですね。


今日で前回の総選挙からちょうど2年が経過しました。

この2年間で3人目の総理が誕生しましたね。

新総理の誕生にあたり、思ったことをいくつか記したいと思います。


一つは、先日出演させて頂いたBS InsideOUTの中でも申し上げたのですが、今回の代表選のプロセスについて。


一国のリーダーを選ぶレースであったにも拘わらず、浮かび上がるのは政局ばかりで政策に関する議論が殆ど見られませんでした。

しかも、わずか3日という極めて短期間に、国民不在の状況で決まってしまいました。

これは非常に残念なことです。

勿論、他の民主主義国家においても、このようなことは殆どありません。

政治空白を作ってはならないと言えど、既にレームダックとなっているのですから、もっと前から代表選を開始するのが筋だったと思います。

せめて、候補者による討論会くらいは、真昼間ではなく、多くの方々が見られる夜のゴールデンタイムに設定するなど、有権者フレンドリーな配慮が欲しかったです。

そして、「親小沢vs.反小沢」といった言葉がメディアで報道されるたびに、一有権者として辟易としました。国民の多くは、もはやこんなことに関心はありません。地元の方々とお話しをさせて頂いていると、一日一日を必死で生きておられる数多くの方々が、永田町での現職国会議員の言動に対して、「ふざけるな!」という強い憤りを抱いておられるのを肌で感じました。


もう一つは、新総理に対する要望です。


今、政治に求められているのは、希望と自信を国民に対して与えるという一点に尽きると私は考えています。

決して、諦めや無関心をもたらしてはいけません。

その意味で、野田新総理には、私益や党益ではなく、国益に基づいた判断と行動をお願いしたい。

今朝、自民党本部において参加した会議においても、指摘されておりましたが、マニフェストが既に破綻をきたしているにも関わらず、野田総理の政権公約には、マニフェストを含め原点へ戻るとある。

そこはしっかりとして頂きたい。

今、優先すべきは党内融和ではありません。

そもそも、今回の代表選を見ていて、民主党が一枚岩になれないことを再確認しました。

融和するには、あまりにも基本理念が違う方々が同居しています。

新総理には、党益ではなく、国益を第一に考えて頂き、正論を吐き、実行に移していただきたいと思います。


最後に、上記の自民党本部における会合で、多くの意見が出ましたが、その中で特に賛同できる意見は河野太郎衆議院議員の発言でした。


・今、野党として、与党と喧嘩し続けることが全てではない。


・今、やるべきことは、衆参ねじれの状況において、政策合意へと至るプロセス、ルール作りをすること。


・何故なら、次の総選挙で自民党が政権奪還したとしても、参議院で自民党が過半数を割っている状況には変わりないので、再びねじれが生じる可能性がある。


・自分たちが勝ってから、「私たちがやりたいように協力してくれ」と相手に言うのは説得力に欠ける。数で負けている今だからこそ、野党としてルール作りに協力し、政権奪還した際には、堂々とそのルールに基づき政策を実現していくべきだ。



まさに正論だと思います。

正々堂々と与党と切磋琢磨していく野党でなければなりません。

自民党も存在意義を問われていると思います。

2011年08月24日

テレビ出演をさせていただきました(スタッフ)


こんにちは。小林鷹之事務所のスタッフAです。

涼しいと思ったら、雷雨に見舞われ、

長袖を着たら、強い日差しに照り付けられ、

日傘を持つべきか、雨傘を持つべきか

長袖を着るべきか、半袖を着るべきか

自然に翻弄される日々が続いておりますが

お元気でお過ごしでしょうか。


さて、既にツイッターではお知らせしておりましたが

昨晩、小林鷹之がBS11の政治番組「InsideOut」 に出演させて

頂きました。 http://www.bs11.jp/news/59/

生放送で55分間、みっちりと、小林鷹之の政治に賭ける想い、そして

小林鷹之の提唱する「絆⇒力」社会をどう実現するべきか、熱く語らせて

頂いております。

番組終了後、「頼もしい」「若い人がこの閉塞感を打破してくれることに期待する」など、過分のお褒めの言葉も頂き、本人も元気百倍、本日も朝から津田沼駅にて朝のご挨拶をさせて頂いたところです。

皆様の温かいお言葉に心より感謝すると共に、

ご期待に沿えるよう精進して参りますので

今後とも応援をどうぞよろしくお願いいたします。


最後になりましたが

永田町では、理念なき数合わせの代表選が行われんとしております。

この政治の堕落振りに正直憤りを感じざるを得ませんが

どうぞ政治を諦めないでください。

どうぞお声を上げてください。

小林鷹之事務所としても、皆様のお声をお待ちしております。

一緒に変えてまいりましょう。

2011年08月21日

畏友からのメッセージ

おはようございます。

小林鷹之です。


昨日、留学中に知り合った、人生の先輩であり畏友でもある方がお亡くなりになりました。

享年47歳、あまりにも若すぎる死でした。

時には厳しく叱ってくれて、時にはめちゃくちゃ温かく包み込んでくれる方でした。

心に大きな穴が開いた気分です。


私が一年前に政治の世界に足を踏み入れる際に、彼が送ってくれた下記のメッセージを読み返しながら、そこに込められた意味を噛みしめています。



真っ直ぐなエリートには、見えないものがありすぎる。

しかし、ホークは一番大切なものを持っている。

正義の心。誠実さ。

ホークよ、驕るなよ。信念さえも疑え。

僕たちは99.9%のことはわかっていない。

どんなに偉くなっても学び続けよう。

みんなで力を合わせてベターワールドを創っていこうぜ。

2011年08月18日

千思万考(スタッフ)

小林鷹之ブログを御覧の皆様、こんにちは。
事務所スタッフのSです。

『光陰矢の如し』とはよく言いますが、月日が経つのは本当に早いものです。
大学時代の講義で聞いた話ですが、大人になってからの1年間というのは、学生時代のそれに比べ格段に早く過ぎ去って行くものらしいです。
もちろん体感での話ですが、確かに学生時代に比べればその通りかもしれないと感じることもあります。理由についてはだいたい察しがつくので深く考えるのは止めました。

3・11の未曾有の大震災以降、ともすれば暗いニュースばかりが目立ってしまう世の中で、先月は逞しい大和撫子達がサッカー女子W杯優勝という金字塔を打ち立ててくれました。

本当に素晴らしいニュースでしたね。
今の疲弊した、傷心した日本を勇気付ける、大きな大きな希望を与えてくれました。
『日本ここに在り!』を世界中に知らしめてくれたことと思います。

勇敢ななでしこ達には本日、国民栄誉賞が送られる予定です。
帰国してからのあまりの環境の変化にどこか戸惑うところもあるかもしれませんが、偉業を成し遂げたことを誇りに堂々と胸を張ってもらいたいと思います。

私事で恐縮ですが、小林に遅れること一日、私も16日靖国神社へ参拝に行ってまいりました。
事務所や仕事としてではなく、一国民としてです。
終戦記念日から一日過ぎた千鳥ヶ淵は、例年の終戦記念日に比べ、静かで穏やかなものでした。

靖国には国の為に殉死された英霊達が祀られているという認識です。同時に、靖国はその英霊達に対し敬意と感謝を表する場であるとも。
その意味でも、靖国は恒久的に未来へと遺していかなくてはならない存在であると改めて感じます。
終戦記念日に関わらず、靖国神社に参拝を行うことは特異なことでは全く無い、そう思っております。

ベクトルは少々違うものの、国旗や国歌についても同じことが言えるのではないでしょうか。

オリンピックや国際大会などでは、国民が日の丸を掲げ、時に懸命に振り、母国を応援する姿がよく放映されています。
前述のなでしこW杯ももちろんそうでした。
表彰式(サッカーでは試合前)などで君が代が流れる時、これほど日本人で良かったと実感できることはありません。

君が代は大人しいとか、他国の国家に比べ暗い、などという意見を聞いたりもします。
しかし私は、穏やかで勤勉で真面目な日本人の国民性に照らし合わせても、これほど威風溢れる『日本らしい』国歌は存在しないのではないかと思います。

以前、小澤征爾フィルハーモニー管弦楽団による君が代の演奏を聴いた時、君が代が日本国歌で良かったと心から感じたのを思い出しました。

君が代の歌詞の口語訳は、『平和を愛し、天皇を象徴として仰ぐ日本の国は、天皇も国民も皆幸福で、礫岩の様に小さな石が寄り集まって大きな岩となり、更にその上に美しい苔が一面に生えるまで、いつまでも栄えますように』という意味です。
正に日本と日本人の恒久的な幸福と繁栄を願った歌です。

(様々な意見や思想があるのは承知の上ですが)国歌もまた恒久的であって欲しいと願います。

大阪府では賛否両論ある中、橋下知事(=維新の会)の主導にて国旗国歌条例が制定されました。

押し付け・押し付けでない、の議論がまた巻き起こるのは必至ですが、誰もが納得できる国歌の在り方が実現すれば素晴らしいことですね。

話はまたスポーツになりますが、夏の高校野球大会では我々の地元である、市立習志野高校の球児達が甲子園で獅子奮迅の活躍をしてくれました。
準決勝が行われる週末には、小林も再び甲子園入りする予定でしたが、残念ながら名門・日大三高に敗れ、ベスト4の夢は来年以降に持ち越しとなりました。

小林も言っておりましたが、決して足の引っ張り合いを望まず、フェアプレーに終始し、溌剌と全力を尽くす高校球児の姿勢には、大人も見習うべきとこが多々あると思います。

習志野高校の球児達もなでしこ同様、誇りを胸に堂々と帰って来て欲しいですね。

よくやった習高!お疲れ様!

2011年08月15日

66年前に思いを馳せて

こんばんは。

小林鷹之です。


今日もとても蒸し暑い一日でしたね。

蝉の音がその暑さに輪をかけます。

今から66年前の今日もそんな暑い一日だったのでしょう。


愛する家族や故郷を守るために散っていかれた英霊の御霊に感謝と哀悼の誠を捧げるため、今年も靖国神社に参拝して参りました。

戦地で戦病死した祖父を含め、山に海に散っていった亡き方々は、今のこの国をどのように見ているのか、そんなことを考えながらの参拝でした。

過去から現在へと続く歴史の中で生かされている以上、英霊の御霊に恥じない国造りに励む覚悟を改めて確認いたしました。

2011年08月8日

米国債の格付け引き下げ

こんにちは。

小林鷹之です。



日々の忙しさにかまけて、更新が久しく滞っておりました。

これからは短いブログでも更新頻度を上げていきたいと思います。



週末は、夏祭り三昧。

老若男女問わず、皆が力を合わせて地域を盛り上げていく行事。

まさに絆を感じますね。

私も、盆踊りや神輿担ぎに参加をさせていただき、地域の方々の思いに触れさせていただいています。


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そして、先日の土曜日は66年前に広島に原子爆弾が投下された日でした。

多くの無辜の命が一瞬に奪われた日。

日本人として決して忘れることができない一日。

ワシントン滞在中に感じた思いを下記に綴っておりますので、お時間のある方はこちらをどうぞ。http://blue.ap.teacup.com/kobahawk/327.html




それにしても、今、世界経済が財政問題を中心に大きく揺れています。

これまでは、ギリシアやポルトガルという中規模の国の財政危機に焦点が当たっておりました。私自身は、目下、金利が上昇中のスペイン、イタリアを含め、これら南欧諸国の債務問題は世界的な金融危機のトリガーとなりうる問題である旨、年初頃から色々な場で訴えさせて頂きましたが、そうは言っても対岸の火事と受け止められる事が多かったように思います。



しかし、今回、米国の債務残高の上限引き上げが、来秋の大統領選挙を見据えた政争の具となった結果、各国の財政事情が通貨の信認や国際金融システムに対して与える影響を真剣に捉えざるを得ない状況となりました。

共和党と民主党とのチキンレースは米国債のデフォルトという壁をギリギリのところで回避する結果となりましたが、息つく暇なく生じた米格付け会社S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)による米国債の格付けの引き下げ。



今朝、G7の財務大臣と中央銀行総裁が電話会談を開催し、共同声明 を公表しました。具体策が乏しいとの批判もなされておりますが、アジアのマーケットが今朝開くまでの限られた時間の中で、取り急ぎのメッセージを主要先進国が一斉に発したこと自体は評価すべきだと思います。フランス・ドイツ両首脳の声明やECB(欧州中央銀行)によるスペインとイタリアの国債購入の示唆も妥当だと考えます。



問題はこの後です。

東京株式市場では日経平均株価が急落しましたが、この後、ニューヨークのマーケットがどのように展開するのかを見極める必要があります。リーマンショックの際もそうでしたが、東京はニューヨークの動きに追随する傾向があります。



そして、今後、ニューヨークやロンドンで株式市場が乱れれば、米国を含めた諸国の更なる財政不安を招き、各国の国債価格が下落(国債金利は上昇)する可能性があります。

そうなると、米国債等を多く抱えた金融機関の損失が膨らみ、金融収縮(貸出減少)を通じて景気の更なる低迷が生じます。また、金融関連株式の価格が下落すれば、個人消費が減退し、又、金融機関の健全性に疑念が生じ、金融システムへの不安が生じるでしょう。



今回は、迅速な合意形成が比較的容易なG7による共同声明でしたが、財政問題が世界経済全体に大きな影響をもたらす可能性がある以上、今後は、中国などの新興市場国をも含めたG20としてのメッセージを早期に発信できるように合意形成を急ぐ必要があると考えます。




今回のS&Pによる米国債の格下げ(今後、更なる格下げが示唆されていますが…)は、これまで最も安全であるとされてきた米国債ですら、今後はどうなるかわからないと評価されたことを意味します。いわんや、日本をや。




この教訓から日本は何を学べるのか。

その答えは明らかなはずです。

目に見えやすい危機の解決も大切ですが、未然に危機を予防することも政治に課された重要な責務です。

短期的に聞こえの良いことだけを都合よく口にする政治との訣別が求められています。















2011年07月18日

「伝える力」 ~国政挑戦を決断してから1年が経過して~

なでしこJAPAN。

やりましたね!

未明から、何度も鳥肌が立った試合でした。

アメリカ先制弾。なでしこ同点弾。

アメリカ追加弾。なでしこ再同点弾。

粘って粘ってのPK選。

相手のクリアミスを拾って押し込んだ宮間選手のゴールも、

延長後半戦に角度のない地点から流し込んだ澤選手のゴールも、

PK選の相手の一発目で、空中に残した右足でボールを跳ね返した海堀選手のファインセーブも、

それこそ粘りの気持ちというか、勝利への強烈な執念が表れていましたね。


絶対に諦めない。頑張ればできるんだ。


改めてそう思わせてくれる、日本列島に大きな感動と夢を与えてくれた素晴らしい勝利でした。

私たち日本人一人ひとりも、そんな気持ちをもって、震災からの復旧・復興へ取り組み続けていきたいですね。


さて、その震災から4か月以上が経過しました。

現地では復旧作業が懸命に進められています。

しかし、まだ3分の1しか進んでいない瓦礫の撤去を含め、復旧・復興のためにやらねばならない作業は山積み状態です。また、福島第一原発の事故処理は依然として継続しています。

このような中で、一貫性を欠く政府の対応、特に総理にあるまじき軽軽な発言、右顧左眄(うこさべん)する姿勢は国民に希望を与えるどころか、絶望に拍車をかけています。


「信無くば立たず」


論語にある有名な一説です。

まさに今、この国が危機に瀕しているのは、このような政治への不信が募っているからに他なりません。

その不信が募る原因は様々でしょうが、私が特に気になるのは、今の我が国の政治には「伝える力」が欠けているという点です。

これは菅総理の言動を見れば一目瞭然です。


昨夏の総理就任直後に、消費税増税に関する熟慮無き発言と即時撤回により、参院選で民主党が敗北を喫しました。これは、「増税」そのものに対する嫌悪感というよりも、「増税」という極めて重いテーマには到底相応しくない発言の軽々しさに対する嫌悪感の発露であったと思います。


つまり、

何故、消費税増税が必要なのか。何故、今なのか。増税のメリット・デメリットは何か。メリットを実現する(デメリットを回避する)代替手段は存在しないのか。何故、メリットがデメリットを上回ると考えられるのか。増税の具体的な方法やスケジュールは何か等々。

こういった点について、一つひとつ熟議を重ね、その結論を丁寧に伝える努力を怠ったことに私たち国民が怒りを覚えたのだと思います。


あれからまだ一年しか経っておりません。

「喉元過ぎれば熱さ忘れる」

とはよく言ったものです。

この度の原発事故を巡る一連の過程においても、

浜岡原発の突然の停止要請、

玄海原発再稼働を要請した直後における突然のストレステスト実施表明、

そして先日の仰々しい総理記者会見直後に「脱原発依存は個人の考え」と急遽釈明に転じる姿。


原発政策を今後どのように舵取りしていくのかという点は、単なるエネルギー政策や経済政策という枠を超えて、国家戦略全体に関わってくる重要な問題です。それは、資源エネルギー問題が先の大戦へと突っ込んでいく一因となったとされる背景や、二度にわたる石油ショックの経験を踏まえれば明らかなことです。今回の原発事故を受けて、エネルギー供給の「安定性」と「安全性」をいかに高い地点で妥結させるのか、政治に大きな責務が課されている中で、総理には、「脱原発」の是非について、その大きな方針と具体的な政策と理由を私たち国民に向けてしっかりと説明し、かつ、説得する責任があると思います。

説明責任を放棄したり、一貫性を欠く発言を繰り返したりするのであれば、思いを伝えることなど不可能です。そんな政治家が総理の座に居座る資格は無いと私は考えます。


この「伝える力」という意味において、私は米国のリーダー達の方が断然優れていると感じてきました。

911、イラク戦争開戦、リーマン・ショックといった大事件が生じた際は勿論のこと、内政・外政について政府が重大な決断を下す場面では、必ずと言っていいほど大統領本人によって国民への語りかけが行われます。

夜8時頃に殆どのキー局のテレビ画面がホワイトハウスに切り替わり、大統領が登場します。

「今は苦しい時期だ。だからこそ、我々米国人の総力を結集し、必ず道を切り拓こう。そのためにも政府は、○○の方向性で、△△、□□といった政策を着実に遂行していく。」

進むべき方向性と具体的な政策を示し、それを実現する覚悟と協力を、自信を持って国民に訴えかけます。米国のメディアは厳しいですから批判も多々ありますが、大統領が国民に語りかける言葉には自信と説得力があって、多くの国民が一定の安心感を得るのに寄与していると私は感じてきました。


今、我が国では、政治全体が批判の嵐に晒されています。

それは、政治にもっとしっかりして欲しいという気持ちの裏返しだと私は捉えています。

先行きが不透明な中で、日々の暮らしや子供たちの将来、そして地域や国の行く末に対して、多くの方々が不安を抱えている。

だから、リーダーである総理には、その悲痛な思いを感じ取って頂き、揺るぎなきビジョンと覚悟を、自信を持って説明してもらいたい。そして、それに心から納得したい。これが多くの方々に共通する思いだと思います。


批判に晒されている時に、聞こえの良い事だけを、整合性も持続可能性も無いのに選挙目的で並べ立ててきたのが従来の政治。でも逆だと思いませんか?批判に晒されているからこそ、短期的に耳障りであっても、中長期的に正しいことを正面から論じていく、そんな政治を実現したいという思いが私にはあります。

さもなくば、この国は崩壊のスパイラルから抜け出せなくなる。

主権と独立を放棄するかのような、戦略と自己主張を欠いた場当たり的な外交政策。人口減少が現実となり、経済全体のパイが縮小しているにもかかわらず、パイの切り分け方、所得の再配分でしかないバラマキに固執する時代錯誤の経済政策。亡国に導くような迎合政治とは決別し、この国の未来を皆様と力を合わせて切り拓く姿勢を示すことを通じて、信頼できる政治を必ず取り戻したいです。


最後に、私ごとで恐れ入りますが、昨夏、自民党の支部長に就任してから一年が経過しました。皆様のご指導・ご支援のお蔭で、多くの勉強をさせて頂きました。まだまだ発展途上ではございますが、自らの思いを一人でも多くの方の心に伝えられるようにこれからも精進してまいります。



(以上の文面は小林鷹之のメールマガジンにおいても掲載されております)

2011年07月17日

『苦しい、疲れた、もうやめた…( スタッフ) 』

小林鷹之ブログを御覧の皆様、こんばんは。
事務所スタッフのSです。
梅雨も明け、首都圏でも各地で猛暑日を記録しています。
日中などは本当に強烈な陽射しですね。再三ではございますが、熱中症等には十分ご留意ください。
先日、深夜の首都高速で『エールフランス』というフランスの民間航空機が、羽田の国際線ターミナルから飛び立って行くのが見えました。
羽田空港の24時間国際線化に伴うものですが、一昔前では国内・国際線に関係無く、夜中に航空機が離陸することなど考えられなかったことを思えば、世界のグローバル化社会の中枢を担う「先進国日本」として、大きな歩みであると感じました。(もちろん騒音問題等、諸々の問題はありますが。)
ちなみに羽田空港国際線ターミナルの展望デッキ(http://www.haneda-airport.jp/inter/premises/service/others.html#deck)は、365日24時間開放されています。国内線の倍ほどある広さと、ランウェイライトや夜の臨海部が一望できる場所です。航空機が好きな方もそうでない方も、是非一度行かれみては如何でしょうか?
さて、そんな私の大好きな羽田空港には、国内外の民間航空会社だけでなく、東京消防庁や海上保安庁の水難救助専門の特殊部隊が存在します。
東消は『水難救助隊』、海保では通称『特殊救難隊』と呼ばれています。
この海保の『特殊救難隊』(正式名:第三管区海上保安本部羽田特殊救難基地)とは、海保に所属する数多の潜水士の中の頂点とも言える、1~6隊からなる36人の超精鋭部隊のことです。
映画『海猿』などのモチーフとなったことでも話題になりましたね。
その特殊救難隊が設置されている、第三管区海上保安本部羽田特殊救難基地には、こんな言葉が言い伝えられています。
『苦しい、疲れた、もうやめた。では人の命は救えない」
初代特殊救難隊長の言葉(※諸説あります)とされており、特殊救難隊の中では戒めとされている言葉だそうです。
なんと重く厳しい言葉でしょうか。
人命救助という尊い使命を課された若い隊員はこの言葉と出会った時、いったい何を思い、どんなを覚悟をするのでしょう。
華やかで凛々しくもあるイメージとは裏腹に、過酷を極める現実を如実に表現している言葉だと思います。
前述の映画の作中では、
『最前線に楽しいことなんか1つも無いぞ』
と言う言葉が出てきました。
こちらはフィクションですが、並の感覚であれば絶望を禁じ得ないほどの言葉だと思います。
『自分は頑張った』とか『自分は良くやった』と、時に自分を褒めたくなる時があったりしますが、この言葉を思い出す度、ある種のおこがましさや恥ずかしさを感じてしまいます。
人命救助の最前線の過酷さをとくと思い知らされます。
私の中学の同級生には父親が海上保安庁に勤務している友人が5人います。
性格は多様ですが、全員口を揃えて父親の仕事には誇りを持っていると答えます。
うち一人は父親と同じ道を進みました。果たして彼は海猿へと進化を遂げるのでしょうか。
厳寒極める雪の日も、容赦無く日光の降り注ぐ猛暑の日も、自らに厳しい試練を課し、人命救助という何事にも代え難い任務を全うする隊員の方々に、改めて心からの敬意を表したいと思います。

2011年07月6日

あなたは信じられますか。(スタッフ)

みなさん、こんにちは。

小林鷹之事務所のスタッフAです。

暑い日が続きますが、みなさま熱中症対策は大丈夫でしょうか。

こまめに水分補給をして、「節電の夏」、みんなでどうにか乗り切りましょう。


それにしても菅内閣の迷走振りはいよいよ深刻なものとなって。

まずは復興のリーダーとなるべき復興担当大臣の就任9日目でのスピード辞任。

出身や血液型を理由に挙げて釈明をなさっていたけれども

やはり、あの方、問題の本質を分かっていなかったと思います。

「復興」は押し付けでは成就しない。

あの、「やってやっている」感は被災者のみならず

国民全体に違和感を与えたはずです。

被災地に今必要とされていることは何か、真摯に謙虚に耳を傾ける姿勢が

あればあのような言動にはなっていなかったのだと思います。

繰り返された「被災者への寄り添い」の言葉が空虚に聞こえたのは私だけではないでしょう。


怖いのは、この政治の迷走に対する「違和感」が、

政治に対する「不信感」として日ごとに膨らんでいること。


いみじくも本日、原発の安全性確認のために新たに打ち出されたストレステスト。

安全性をより確実なものとするためにテストを実施すること自体は歓迎すべきことですが、原発の再稼働を巡って二転三転する国の対応に翻弄された形となった佐賀県知事は、「誰を信じていいか分からない」とNHKの番組で繰り返し述べておられました。


節電、復興財源のための増税等、これから国民の負担は増え続けていくでしょう。

その中でも、「国民として、頑張ろう、協力しよう」そう思えるのは

「私たちの政府はきちんとやってくれている」という信用・信頼が根幹にあるはずです。

混迷する菅政権。

あなたは信じられますか。


2011年06月30日

臓器売買事件について(スタッフ)

みなさん、こんにちは。

小林鷹之事務所のスタッフAです。

それにしても暑いですね。

夏ってこんなに暑かったかしらと思ってしまう位に。

昨日は今年初物のスイカをスーパーで買ってみました。

千葉県産のスイカ。十分に甘くて美味しかったですよ!


さて、本日書きたいのは「臓器売買事件」のこと。

はっきり言って怒っています。なんでこんなことが起きるのかと。

みなさまご承知のとおり、腎臓病を患っていた医師が、暴力団組員を仲介として偽の養子縁組を結び、原則親族間にしか認められない生体腎移植を受けようとしたという臓器移植法違反のこの事件。

まだ容疑の段階ですので詳細は捜査・裁判結果を待つ必要がありますが、

仮に報道されていることが事実であるとすれば、許しがたい問題です。


そもそも何故、医療倫理について高度の知識があるべき医者が今回の犯罪に及んだのか。

我が国において、腎移植の実績が少なく、容疑者は長い間人工透析に苦しんでいたという事情はあるのでしょう。それでも、人の臓器をお金で買って生き永らえることが許されるのか。究極のエゴであると非難されても仕方ありません。


さらに看過出来ないのは、仲介役として暴力団が関与している点。

生体移植が「臓器ビジネス」につながる危険性を浮き彫りにしたといえます。

「臓器ビジネス」。

聞き慣れない言葉ですが、移植を待ちわびる買主と貧困に喘ぐ売主の両者の弱みに付け込み、高い仲介料を要求した上で臓器の生体移植を斡旋するビジネスであり、人身売買等の温床になっているとして途上国では以前から問題視されてきました。

つい最近でも中国で17歳の少年がi pad欲しさに自身の腎臓を売って現金を得ていたとの報道があったところです。

その報道を見て背筋の凍る思いがしましたが、暴力団関与による「臓器ビジネス」が蔓延すれば、ヨソの国の話では終わらなくなるかもしれません。


生体移植を真摯に実施しようとしている医療関係者の努力を水泡に帰すことと

ならぬよう、そして暴力団が臓器ビジネスで濡れ手に粟ということにならぬよう、養子縁組や配偶者との間での生体移植については縁組後の長さ等を条件化する等、早急な再発防止策が望まれます。

こんなこと、二度とあってはいけません。

2011年06月23日

沖縄慰霊の日( スタッフ)

小林鷹之ブログを御覧の皆様、こんばんは。
事務所スタッフのSです。


昨日は都心では今年初の真夏日を記録したそうです。
真夏の暑さというものを俄然思い知らされました、皆様も熱中症等には十分ご留意ください。


さて、ご存知の方もいるかもしれませんが、本日は『沖縄慰霊の日』です。
66年前の今日、沖縄戦が「事実上」終結しました。


沖縄防衛第三十二軍司令官・牛島満中将と同参謀長の長勇中将が、南部・糸満にある摩文仁の丘で自決した日(昭和20年6月23日)を、日本軍の組織的戦闘が終了した日と捉え、『沖縄慰霊の日』と定めたのです。
飽くまで「組織的戦闘の終了」という位置付けであり、6月23日以降も一般人を巻き込んだ戦闘自体は続いていました。
「事実上」終結というのは、それ故です。


この日の沖縄では、毎年糸満市摩文仁の平和記念公園において、総理や知事が臨席の上「沖縄全戦没者追悼式」が開かれます。
菅総理も日帰りで出席されるそうです。
正午には南部全域にサイレンが鳴り、黙祷が行われます。
役所や学校は基本的に休みです。
各家庭でも起立黙祷、高校野球もプレーを中断して選手・審判・観客全員で起立黙祷します。街頭音楽なども一時停止します。


沖縄県民にとっては特別であり、大事な日です。


私は母方が沖縄の生まれです。
私自身育ちは東京ですが、出生は沖縄の豊見城にある大叔父の病院です。那覇市内には今年とぅしびー(干支ごとの生年祝い・85歳)を迎えた祖父母と親戚がたくさんいます。
祖父方の両親、つまりは曾祖父・曾祖母は、先の沖縄戦で亡くなりました。
一昨年、恥ずかしながら24歳にして初めて平和記念公園の平和の礎にて曾祖父母の石碑を参った時には、図らずも涙が止まりませんでした。
自分は「生かされている」ということを痛感しました。


沖縄には数十回行っているにも関わらず、この日には毎年東京にいる曾孫をどう見ているでしょうか。
東京からしっかり祈りたいと思っています。


沖縄戦における20万人超の戦死者のうち、約半数に近い9万4000人の戦死者が、軍人以外の一般県民や子供達でありました。
先の大戦においては今日まで様々の議論がされています。数多の見解や認識があると思いますが、うちなーの血を引く人間としては、この日を迎える度に悲惨な沖縄戦を二度と繰り返してはならないという思いに駆られます。
現在、これだけ平和な(有事ではないという意味です)時代に生きているからこそ、沖縄戦や激動の時代を生きてきた人達の遺志を、忘れてはならないと思います。
先人達が命を懸けて護り、遺してきたこの国は、今度は我々が後世へと遺す番です。


家族を護る為に、国を護る為に逝った英霊達に、今日は静かに祈りを捧げたいと思います。

2011年06月22日

ミッキー・カンター元USTRとの再会

こんばんは。

小林鷹之です。


今日は夏至でしたね。

朝7時くらいには結構日差しが強くなっていて、演説していたら汗がタラタラと垂れてきました。

でも、日が長いのは何だかお得感があって僕は好きです。


今日は所用のため日中は東京にいました。

その中で、私のメンター的存在でもあるミッキー・カンターさんと久しぶりにお会いしました。

ミッキーはクリントン政権時代、1993年から1997年までUSTR(米国通商代表)を務め、1996年から1997年までは商務長官も兼務した政治家です。

日本とも熾烈な通商交渉を行った人物なので、記憶されている方も多いと思います。


色々と意見交換をさせてもらった上で、先輩政治家としてのアドバイスをいただきました。


「ホーク(注:私のこと)。政治家に大切なのは、運とタイミングだ。

そして、それに勝るとも劣らず大切なことは、些末なことに囚われることなく、成し遂げると決めた大事に向けて全力で突き進むこと。

たとえ、徒手空拳であっても、情熱は風を生む。」


最後に、


「お前なら必ずやり遂げられる。

でも必要あれば地元に応援に行くよ。

市場開放論者である自分が行くとマイナスになるかもしれないけどね。」


とユーモア溢れる激励もいただきました。

久しぶりの再会に元気をもらいました。



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2011年06月19日

世界と戦うU-22日本代表を見て

こんばんは。

小林鷹之です。


ロンドン五輪予選。

サッカーのU-22日本代表、すごいですね!

「平成世代」が世界を相手に堂々と戦う姿を見ていると、とても心強く感じます。


思えば、私の少年時代は、ジャパン・アズ・ナンバーワンとか世界第二の経済大国とは言われていましたが、スポーツで世界と戦える国というイメージは持てませんでした。

確かに、柔道やマラソンはお家芸という感覚はありましたが、野球を含むその他のスポーツでは、「世界って遠いなあ」と無意識に感じていた気がします。

サッカーで世界と戦うと言えば、漫画『キャプテン翼』の中での話であって、リアリティは乏しかった。


でも、今は違いますね。

長友選手、本田選手、長谷部選手、内田選手等々。

数え出せば切りがないほど、多くの選手が世界レベルで戦っています。


「僕も頑張って、いつか世界で戦うんだ!」


少年少女たちにとって、そう本気で思わせてくれるモデルが実在することは、本当に素晴らしいことだと思います。

特に、長友選手のような平均的体格の日本人が、世界トップクラスのクラブチーム、インテルで大活躍する姿を見て、10年後、20年後に、どれだけ多くの子供たちが世界に羽ばたくのか、今から楽しみですよね。


人間は、

自分がイメージできることのすべてをできるわけではないけれど、

少なくとも、

自分がイメージできないことはできません。


だからこそ、

未来を担う子供たちの可能性を広げるためにも、

大人たちが良いモデルとなってイメージを与えられるよう頑張る必要があるんだと思います。


スポーツ選手として、

学者として

サラリーマンとして

あるいは、

親として。


それでは、今週も頑張っていきましょう!



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本日訪れた地元中学校体育館にて。

2011年06月15日

「全国ひまわりキャンペーン」やってます!(スタッフ)

みなさん、こんにちは。小林鷹之事務所のスタッフAです。


何だか蒸し暑いお天気が続いていますが、暑さも湿気も吹っ飛ばすほど明るく元気に頑張りたいものです!


さて、本日は、我が自由民主党で行っている絆プロジェクト「全国ひまわりキャンペーン」のご案内です!


これは、東日本大震災からの復興を目指し、全国に復興のシンボルとしてひまわりの花を咲かせ、日本全体を明るくしよう!というキャンペーンです。


ひまわりは漢字で書くと「向日葵」。

太陽に向かってすくすくと育っていく姿が目に浮かぶような素敵な和名ですよね。


一説によると、このひまわり、放射性物質を吸収するとされ、汚染された土壌の改良も期待されているようです。

この説の真偽については未だ研究中のようですし、実際に放射性物質を吸収したとして甲濃度の放射性物質を蓄積したひまわりをどのように処分するか等、課題もあるようなので、ここでその効能を過大に宣伝するつもりはありません。


それでも。

何だか、元気の出てくるキャンペーンだと思いませんか?

日本全国で、東日本、そして日本全体の復興を願い、一つ一つの種が蒔かれていく。

その種が、芽を出し、花開き、太陽に向かってぐんぐん伸びていく。


しかも、この種。

趣旨に賛同くださった千葉県香取市の農園の方からご提供を頂いたものだそうです。

千葉県から全国に元気を発信できるというのも嬉しいものです。


みなさまも、お庭に、学校に、職場にひまわりの種、蒔いてみませんか?


当事務所においてもひまわりの種をお配りしております。

数に限りがありますのでご希望の方はお早目にご連絡ください!


みんなで希望の種を蒔きましょう。

お待ちしています。

2011年06月12日

自然エネルギー推進庁は不要

こんばんは。

小林鷹之です。



最近は湿度が高いですね。

ネクタイとスーツを着て動いているとすぐに汗だくに

「スーパー」とまではいかなくとも、普通のクールビズに転向しようかなと考える今日この頃です。



さて、先ほど、菅総理が「自然エネルギー推進庁」構想に言及したとの報道がありました。詳細は不明ですが、この手の発想には正直辟易としています。



自然エネルギーの問題に限らず、何か問題が生じる度に、新たな「器(=組織)」を設けることを解決策として挙げることはあまりにも短絡的です。

過去に何度失敗してきたことか。

震災後にも似たような会議や委員会が乱立し、混乱し、結局機能しなかったのは記憶に新しいところです。



もしかすると、先般衆議院本会議で自民、公明、民主による賛成多数で可決された復興基本法案の修正案において、「復興庁」の創立が盛り込まれたので、新たな組織をもう一つ作ってみよう、と考えたのかもしれません。

でも、復興庁は、縦割りの弊害を克服する観点から、複数にまたがる組織に横串を入れ、かつ、 企画・調整のみならず実施の権限まで付与する点で、新たな機能が期待されます。


しかし、今回の場合、自然エネルギーを推進する発想には賛成しますが、そのために、仰々しい組織を新たに設ける意義がどれだけあるのでしょうか。



新たな課題に直面した際に、まずなさなければならないことは、既存の組織や人を効果的に動かすことです。

権限や目的が曖昧なまま、盲目的に組織論に飛びつき、新たな器を安易に設けるとすれば、結果として、屋上屋を架すことになるケースが多々生じるであろうことは想像に難くないし、何より、現場で働く公務員が混乱するんです。



官僚組織には、既存の組織を守ろうとする本能がありますから、新たな器を設けることに抵抗する傾向があるのは事実です。

本当に改革の必要がある場合は、政治が決断しなければなりませんが、 今回の場合は、リーダーのビジョンや決断力の欠如が原因であり、それをはき違えて、組織の問題として片づけようとするのは安易に過ぎると思います。



(追記)『小林鷹之からの手紙』 Vol.2をアップしました。ココをクリック!

2011年06月11日

エネルギー戦略の転換期② ~再生可能エネルギーの導入のために~

(前回からの続き)



まず、発電と送電の分離について。

戦後、国策上の観点から、地域ごとの電力会社が独占的な電力供給を行ってきました。最近でこそ規制緩和の流れで「電力の自由化」が叫ばれ、大口需要者向けやマンション向けの電力供給については新規参入が認められるようになっています。しかし、ここには大きな問題がある。

発電事業に新規参入しても、結局は既存の電力会社が保有する送電網を借用せざるを得ない現実です。借用コストを負担してもなおビジネスを展開できる企業は限られています。これが再生可能エネルギーの導入が進まない背景でもあります。

次に、総括原価方式。

簡単に言えば、電力会社は、発電所や送電設備の設置、維持管理コスト、燃料費などの「原価」に対して一定の比率をかけた額を「利益」として上乗せして電気料金に反映する仕組みとなっています。つまり絶対に赤字になりません。問題は、原価が大きくなればなるほど利益が大きくなる(=電気料金は高くなる)という構造です。ここにはエンドユーザーである消費者の利益を考慮する余地はありません。このままでは、再生可能エネルギー導入を阻んでいる高コストの壁を乗り越えるインセンティブが働きません。


発電と送電の独占体制にしても、総括原価方式にしても、何故このような制度疲労を起こしているシステムが今もなお残存しているのか。

その大きな原因の一つが、いわゆる「天下り」です。

監督官庁である経済産業省OBが電力会社の重役として天下っています。昔の上司に対して、なかなか強いことは言えない。だから、監督する側とされる側とがなあなあの関係になる。

私は、「天下り」を頭ごなしに批判しているわけではありません。豊かな経験と知識を備えた有為な人材であれば、出身母体如何にかかわらず、社会のために最大限貢献して頂きたい。しかし、昔の上司が監督対象である電力会社の幹部になったから言うべきことを言えない、というのでは国民を愚弄するにも程がある。


だからこそ、こういう体制に政治がメスを入れなければなりません。

既得権益に迎合する政治屋は要りません。

既得権益と対峙し、国民のためにメスを入れるのが政治家に課された責務です。


私は、この責務を果たすことを通じ、日本が誇る「技術力」を存分に発揮できる環境を作りたい。すなわち、電力業界にも新規参入を認め、工夫と創造により「技術力」を高め、安価かつ安定的な電力を供給できる企業を応援する。「独占」による怠惰ではなく、「競争」による向上心を導き出すことによって、この国の未来へのブレークスルーへと繋げていく。

それが私の願いです。







2011年06月10日

エネルギー戦略の転換期① ~再生可能エネルギーの導入のために~


(以下は、先般発行したメールマガジンに記載された文章です)


徐々に蒸し暑くなってきましたね。

梅雨が明けると、本格的な夏到来。節電の夏。

私自身も、小さな娘の体調を崩さぬような工夫を今から考え始めています。


今回の原発を巡る一連の出来事を通じ、我が国のエネルギー政策のあり方を真剣に見つめ直す時期が来ています。

原発を「積極的に」推進していく従来のスタンスを改めることは必然の理でしょう。

確かに、石炭や石油のほぼ100%を輸入に頼るこの国が、これらの化石燃料に依存しなくて済む体制を構築すべく、原子力の平和利用に着手したことは、エネルギー安全保障の観点からは正しい選択だったと思います。しかし、今回の事故による甚大な被害に鑑みれば、二度と同じ悲劇を繰り返してはならない。その覚悟をもって、災害に強く、かつ、経済成長や環境とも親和性のある新たな体制を構築していかねばなりません。


今後のエネルギー戦略の方向性について、私自身は、


・当面は原子力に依存し続けざるを得ない。

・しかし、再生可能エネルギーの導入と省エネの技術開発を促進していくことを通じ、中長期的に原子力や化石燃料への依存度を逓減していく。


とのスタンスに立っております。

つまり、原子炉については、新規立地は行うべきではないが、既存のものについては安全性を確認した上で運転を継続すべきとの立場です。現在運転中の原子炉を即刻停止すべきとの声も一部にありますが、その心情は理解できるにしても、計画停電や電気料金の上昇が日本経済へ与える影響を考えれば現実的な選択肢ではありません。


その上で、今回は、再生可能エネルギーの導入について思うところを述べたいと思います。

ご存知の通り、再生可能エネルギーとは、水力、太陽光、地熱、潮汐、風力、バイオマスといったエネルギーです。石油や天然ガス、或いは原子力発電に用いられるウランなどの枯渇性エネルギーと対置される概念です。


先般、菅総理が、再生可能エネルギーの比率を2020年代の早い時期に20%に引き上げるとの目標を国際社会に向けて打ち出しました。政権運営能力に大きな疑問符が投げかけられている中での中長期的な発言は残念ながら重みを持たず、パフォーマンスの色彩を強く感じますが、その方向性や意欲については否定すべきではありません。

世界には、サハラ砂漠の太陽光、アルプスの水力、大西洋の洋上風力等を利用した電力を、とてつもなく広範囲に渡る送電網で繋ぐことを検討している欧州スーパーグリッド計画のようなものも存在します。


ただ、我が国において、再生可能エネルギーの比率を増やしていくためには、まずは既存の電力の供給体制にメスを入れる必要があります。

端的に申し上げれば、発電と送電とを分離すること、そして、総括原価方式を見直すことです。

(次に続く)

2011年06月8日

プロフェッショナル考​。(スタッフ)

小林鷹之ブログを御覧の皆様、こんばんは。
事務所スタッフのSです。


今日は菅内閣が発足して、ちょうど一年だそうですね。
あまり在任期間にも興味が向かない為、報道で知りました。


昨晩はサッカーの日本代表戦を観戦された方も多かったのではないでしょうか。
結果は残念ながら引き分けに終わりましたが、W杯以来の熱戦を見せてくれましたね。


プロフェッショナルという職業は、ハイレベルなプレーはもちろん、周りの人間へと夢を与える仕事だとつくづく思います。


私は小学校の頃は野球とマラソン、中高大では陸上競技をやっていました。
スポーツはプレーも観戦も大好きです。何でもしますし、何でも観ます。
ちなみにスポーツにおいては、綺麗事より愚直に泥臭い方が好きです。


野球界のスーパースター、ミスターこと長嶋茂雄と、世界のホームラン王・王貞治の二人。


長嶋茂雄という野球選手は、常に見せる野球を貫いた選手だと思います。
自分が期待されていることにいかに応えるか、いかに見せる(魅せる)か、観客を喜ばすことを大事にしていた選手であったと思います。
王さんは現役時代、子供からのサインを断ったことが無かったそうです。
王少年が小学校5年時に後楽園球場でのプロ野球観戦にて、他の選手が誰もサインをしてくれない中、故・与那嶺要選手にサインを貰ったことが、子供にサインを断らないという王さんの方針に大きく影響している様です。


二人ともプレーはもちろんのこと、後世へと大きな夢を与えた、本当のプロフェッショナルであったのではないかと思っています。
私が生まれる前に既に引退されていた二人。
阪神ファンな私でも、ON時代をリアルタイムで見てみたかった、と淡い願望を抱いたりします。


よくスポーツ選手などのインタビューで、『自分(達)のプレーをすれば、結果は付いて来る』とのコメントを耳にしますが、私はこの言葉はあまり好きではありません。
一競技者だった人間として、大舞台で自分のプレーをすることは、大変難しいことであり重要なことだと思います。
しかしプロフェッショナルであろうとアマチュアであろうと、スポーツは対戦相手がいる以上、常に競争です。
容赦の無い下剋上の世界で、自分の実力以上の選手と戦うとしたら、この言葉は既に負けを認めてしまったかの様に感じるのです。
勝敗では無く、自分のプレーに拘った結果を受け入れられるのであれば良いですが、そうでないなら自分のプレーだけで得られるものは、限られてくると思います。
実力以上は出ないからと割り切るのではなく、いかに貪欲に自分の限界を突破できるか、本気のスポーツってそういうものじゃないかなと、おこがましながら思いました。


サッカーの長友選手(現インテル)は、世界一のサイドバックを目指すと公言しています。
彼のプレーにはその夢を現実にしようという気迫と強い意思を感じます。決して恵まれているとは言えない体格で、世界の大舞台で活躍する姿は観ている人間にも多くの夢を与えていますね。


日本の首席宰相も、世界一のサイドバックならぬ、世界一のサンドバックにならない様に願いたいものです。


~Nagatomo did rise to stardom.
 He’s cried so many times, no one realised.That’s why,Now he gets to this place.~

2011年06月7日

「子ども手当」の代わりに(スタッフ)


こんばんは。小林鷹之事務所のスタッフAです。

梅雨の足音を確実に感じる今日この頃。

鬱陶しい雨模様でも楽しく過ごせるように、素敵な傘やレインブーツを用意したいものです。


永田町では首相の退陣時期を巡って、それこそ鬱陶しい議論が続いていますね。

一国を導く総理大臣の発言がここまで軽薄とは。

「引き際の美学」を見せて欲しいものです。


閑話休題。

梅雨といえば体調を崩される方も多いと存じますが、乳幼児もまた然り。

私事ながら我が家の子供も先日、梅雨入り頃から流行するというアデノウイルス感染症に掛かってしまいました。

高熱が数日続いた後、熱は下がったものの、目やにや鼻水の症状が続き、結局、医師より保育園の登園許可を頂くまでに要すること1週間。


たかが一週間。されど一週間。

働く者にとって、それほど長期のお休みを頂くことはなかなか難しいものです。

我が家の場合は、祖父母に応援を頼めたことと、仕事に融通が利くことから何とか乗り切りましたが、今後、水疱瘡、おたふくかぜ、インフルエンザ等、待ち受ける数々の感染症を思うと「大丈夫だろうか」と不安を感じたというのが率直なところです。


そんな中、あったらいいなあと強く感じたのが「病児・病後児保育」。

子どもが病気になった際、熱は引いて回復時にはあるけれど保育園には預けられないときに、代わりに預かってもらえる保育施設。


新聞記事によると、厚生労働省がこのような病児・病後児保育施設への補助を1996年に初めて以降、同様の施設は次第に増えて2009年度は1250ヶ所とのこと。

それでも、約23000ヶ所ある保育所に比べるとそのような施設はわずか5%。

到底十分とはいえません。


ここ八千代市にも1ヶ所預かり施設があるようですが、正直、物理的にも心理的にもまだまだ敷居は高いものです。

さらには、このような病児・病後児保育施設。

子どもが何時、どのような病気に掛かるかは予測困難であり、利用者数や疾患は、当日にならないと確定しない一方で、保育士や看護師は常駐の必要があり、採算が取れていないとのこと。

経営面での課題も多いようです。


そんな中、最近では、民間NPOが始めた「訪問型」の病児・病後児保育サービスにも注目が集まっているようです。


働くママ、パパは、(特に乳幼児の子どもに対しては)何かしらの「うしろめたさ」を感じて仕事に向かっていることが大半ではないでしょうか。

病児となれば、なお一層のこと。

そんな心の負担を少しでも軽減してくれるサービス。


民間の知恵も活用し、経営面で改善を図った上で、サービスを拡充・多様化し、病気になったときでも安心して預けられる施設。

作って欲しいと切に願う次第です。


「子ども手当」ではないのです。必要なのは。

2011年06月2日

内閣不信任決議案について

こんばんは。

小林鷹之です。


今日は、内閣不信任決議案を巡り、目まぐるしい動きがありました。

経緯と結果は、みなさまご存知の通りです。

民主党内の茶番劇というのが一般的な見方。

その通りだとは思います。

しかし、もっと重要なのは、観客不在、国民不在の茶番劇であったこと。

今回の一連の流れによって、政治に対する国民の不信は更なる高まりを見せました。国際社会による日本への信頼も更に損なわれたでしょう。


何のための政治なのか。


政治を志している身として、理解できないことが多過ぎる。


いずれにしても、一つの区切りがつきました。

菅内閣を退陣に追い込むためというよりも、震災の復旧・復興に「一定のメド」をつけるためにも、二次補正予算について、その財源の捻出方法も含めて、早急に内容を固め、成立・執行に向けてトップスピードで走り続けることが国会議員に課された責務だと考えます。

それは与党であれ、野党であれ、同じこと。

その責務を果たすためにどれだけ汗をかくか。

その程度によって、国民による信頼が決まる。


信なくば立たず。

2011年06月1日

『行ってきます』(スタッフ)

小林鷹之ブログを御覧の皆様、こんばんは。
事務所スタッフのSです。


『行ってきます』



日本の家庭ではどこにでもある、日常的な朝の挨拶ですね。
皆様は毎朝されていますか?それとも…?


この『行ってきます』という言葉、「どこかへ行く」という意味だけでは無く、「行って帰って来る」という意味があるんです。
何かの史書で読みましたが、それ故に昔の軍人は戦地に赴く際、『行ってきます』とはあまり言わなかったそうです。
言わずもがな、戦地からは帰って来られる保証が無かったからです。


あの悪夢の3・11大災害の日、どれほどの人がこの『行ってきます』という言葉で家を出て行ったでしょう。
仕事へ行ったでしょうか、学校へ行ったでしょうか、出かけて行ったでしょうか。
不幸にも命を落としまった人で、自分が帰って来ない、正確には帰って来られない、と誰が思ったでしょうか?
あの日『行ってきます』と言って家を出たまま、未だ帰ることができない人がたくさんいるかと思うと、無念でなりません。痛恨の極みです。
『行ってきます』に対して『おかえりなさい』を言おうと待っていた人がいると思うと、何ともやり切れない思いでいっぱいになります。


家族にも、仲間にも、恋人にも、ご近所さんにも、誰にでも使うこの言葉には、深い意味があると思っています。『行ってきます』-『おかえりなさい』、たったこれだけの何気ない挨拶には、信頼と絆が存在するのではないでしょうか。
『無事に行って帰ってきます。』ー『無事に帰ってきてくれてありがとう。』という様に、今では勝手に頭で置き換えて考えています。
それに倣えば『行ってらっしゃい』も同じ様に置き換えることができますね。


今は単身住まいなので、自宅から『行ってきます』と言って家を出ることはあまりありませんが、日常的に言う機会ができた時、その意味とその価値をもう一度深く考えてみたいと思います。


内閣不信任案は、本日提出がなされました。同案は既に議運の理事会を経て、明日の本会議での採決が決定しています。
可決の場合の菅政権の選択肢は二者択一しかありません。
多くの造反予想がされる中、永田町では水面下での凄まじい駆け引きが続いています。
政治は一寸先は闇と言われますが、言い得て妙ですね。


今日も皆様、おかえりなさい。
お疲れ様でした。

2011年05月30日

国際感覚

こんばんは。

小林鷹之です。


今日は何より東北地方での大雨が心配です。

一日も早い復旧・復興のためにも、2次災害が大きくならないことを祈ります。


明るい話題もありました。

昨日、長友選手が所属するイタリア・セリエAのインテルが見事優勝しましたね。

長友選手を見ていると、本当にすごい、と思います。

体格のハンディを補って余りある桁外れの運動量。

プロのサッカー選手としては、エリートとは言えない道をコツコツと歩んできたんですね。

努力は裏切らない。

やればできる。

そんな思いを抱かせてくれる長友選手は、まさに日本サッカー界の期待の星。

どんどん活躍していただきたいですね!


さて、そんな長友選手より少し年下の大学生3040人を対象に、本日千葉大学で講義をさせて頂きました。

国際感覚の必要性を説いて、若い学生たちの可能性を広げるきっかけをつくって欲しい、との要望を受けての講義でした。

外交官(ワシントン)、留学(ボストン)、インターン(エチオピア)の経験を基に、今の日本が国際社会において置かれている状況やその問題点、そして一人ひとりに求められている課題などについて、思うところを語らせて頂きました。

学生の方々との意見交換はとても楽しく、刺激的でもありました。


未知の可能性を秘めた若者たちの今後の飛躍を期待しつつ、キャンパスを後にしたのですが、帰り道に米主要紙ニューヨーク・タイムズをチェックしていたら、気になる記事が目に留まりました。

タイトルは、


“Japan Appears Dispensable as a Supplier (サプライヤーとして不要な日本)


要は、「当初考えられていたよりも、日本が世界から隔離されていて、震災によって日本が大打撃を被っても、世界の工業製品の供給網に与える影響は限定的である」ということが書かれているんですね。


そもそも、国内メディアとは異なり、欧米メディアの主要な関心は、既に日本の災害から移り去っています。

そんな中で見つけた記事だっただけに、日本にとってネガティブな内容がとても気になりました。


先日発行した『鷹之からの手紙』にも書いた通り、外国は日本をいつまでも待っていてはくれない。

そんな中で、足元の永田町の政局、まさにコップの中の内向きなせめぎ合いを見ていると、あまりの危機感の欠如に強い不満を禁じ得ません。

国際感覚を身に付けなければならないのは、学生に限ったことではない気がします。

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